読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

今を生きる現代アートの巨匠たち

新進気鋭の現代アーティストに迷いはない こどもの描く絵はとても力強い。 形を成していなくても、配色になんの思想がなくったっても、描線に一切の迷いがなく、彩色に一切の躊躇いが見られません。 まだ表現の場と現実とが地続きで境がないものだから、描く…

「現代アートはわからない」といってしまう理由

とってもフォーブな現代アート 現代アートの湧泉は、一般にアンリ・マティスさんに代表されるフォーヴィスムか、あるいはマルセル・デュシャンさんの『泉』であるとされています。 フォーヴィスムは画面を原色のやや広い面で構成した絵画の一派をあらわす言…

人類の現代経済活動を嘲る金塊アート

人の営為を展示するアート 自然や人間を切り取ったもの、そういったものをコンセプトとしたものを現代アートといって展示・提示するのなら、なにもしないで、自然を借景のように切り取って見せるように、またはそれができるように環境保全活動をするなどして…

いらいらして苦しくなる映画

感性というのは人それぞれ異なるもので、おもしろいと感じる方がいる一方でおもしろくないと感じる方もいらっしゃいます。 それはいわゆる巨匠といわれる方々の作品であってもその例に漏れないのです。 今回は巨匠の作品を含めて、わたしの苦手な映画を数本…

今を映した過去の映画

時代を先取りした映画というのは普遍的なテーマを扱うので易々と時間を越えてしまうのでしょうね。 今回はそんな映画をさらっと淡泊にすこしだけあげてみました。 核兵器 博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになった…

「ド」を待ちながら

土着の音。土でできた詩人。 ゴドーを待ちながら 作者: サミュエルベケット,安堂信也,高橋康也 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2013/06/18 「詩人」という言葉の響きに反して詩人はあんがい土くさい わたしのように音楽に疎いと「ピアノの詩人」という響き…

たったこれだけ!「のどが開いて」高音も低音も…歌唱力あがっちゃうかも!?

「舌を巻く」だけで舌を巻かせた!? その後いかがですか? みなさま舌を巻いておられるでしょうか? 先日「薬は舌を巻きながら飲むと飲みやすい」というはなしをしました。 そこで今回は、これはわたしの単なる感覚で、生理学的にも医学的にも根拠があるの…

日本一本桜

松竹梅+ たまたま行き着いたレイヤーさんのメイクについてのページ。 こちら↓のつくりこんだ目元をみていますと、立体的ではなく平面的に見えてきまして、レイヤーさんがコスプレをする性向は変身願望からか同化を望んでなのか、はたまたそれらすべてなのか…

寂び色

サビオトシ 『アナザースカイ』の片岡鶴太郎さんの回で、番組の最後に鶴太郎さんがモネの庭で描かれた絵がお披露目となりまして、その覆いがとられていくさなかおもったのが「黄色!淡っ!」。 次に「にじみたらし込みみたい」。 そしてこれは誉め言葉になっ…

侘ビ寂ビ

ホンモノを越える想像色 『世界ふしぎ発見!』の「30周年直前ミステリー大挑戦!世界三大ミュージアム発 最新ナゾ解きの旅スペシャル」において、ブリンクマンさんの研究から古代ギリシャの大理石の彫像は色鮮やかに着色されていたということが紹介されてい…

深い作品

宣言することで深増しする作品 『TED』ウェイン・マクレガーさんのプレゼンテーション「ダンス創作プロセスの実演」の見方がまったくわかりませんでした…。 コンテンポラリーの咀嚼にはそうとう時間がかかりそうです。 おむすび、それも海苔を巻いたおむすび…

再生を阻む名演

いまさらながら…ですが、ポワロさんといえばどなたを思い浮かべるでしょうか? わたしはスーシェさん。というのか、わたしもスーシェさんです。 アルバート・フィニーさんの奇天烈ぶりや見た目のこてこて感なんかが舞台となっている時代感をよくあらわしてい…

小粋な時間

美のエスペラント(共通言語) ガラスの中の伝統 NHK『SWITCHインタビュー達人達』の土田康彦(ガラス作家)さんと小山進(パティシエ)さんの回で、土田さんが「窯の火が1200年間消えたことがない」とおっしゃっていました。 これを聞いたとき反射的におも…

透明なガラスを超える時間

ガラスの遮断機 苦手だったタッチ わたしはシャガールさんやゴーギャンさんやアンリ・ルソーさんやマティスさんやミロさんのような線というより色な感じが苦手でした。 でもどの方も美術館で直に対面した後ではもれなく好きになりました。すべてではないです…

LL(エルエル)

名探偵L 『名探偵ポアロ』の「エンドハウスの怪事件」の回において、事件解決の鍵となったのは愛称でした。 ミス・レモンとヘイスティングズ大尉がいくつかの名前の愛称を言い合っているとき、ポアロさんの愛称の候補としてエルキュール(Hercule)の「エル」…

モナミ!

よっ!まってましたっ! 刑事コロンボは2時間ものですがその長さを感じさせず(いろいろ試みておられることは見て取れますが、新シリーズはその限りではありませんけれどもね)、名探偵ポワロ(の短編)は1時間ものですがその短さを感じさせません(よく1時…

報酬過多のハイパーソニック流行(ブーム)

ハイパーソニック・エフェクトの衝撃 水中であったり計器を用いれば可視化することができますが、音速を超えて衝撃波を生じるソニックブームは目には見えませんが大音響をもたらします。 ハイパーソニックな効き目 ひとの可聴域を超えた高周波音のハイパーソ…

上手にリードして。

テレビドラマの『トミーとタペンス』なんとか「秘密機関」を視聴しましたがなんとかでした。 ミステリーに限らずわたしのにがてなドラマ展開は、話さなかったから事態が暗転するというものです。 いつまでも話さないでおくからすれ違ったり危険を招いたり振…

秋の音。冬の声。

秋の夜長の虫の音。とくにお気に入りは「ピッピリリッ」マツムシくん。 都市部ではもうほとんど聞かれないようですが、こちらでは増えているような気がします。去年の主役はカエルくんで、今年はマツムシくんに交代したような気がします。 澄んだ秋空宵のう…

演出(の)型?

演出過多の不都合な行動 映画もドラマも最近のサスペンス・アクションものの流行なの? 屋上。 賢いキャラのマヌケな選択 なぜにあんなに狙撃されやすそうな場所で密会(?)するの?遮蔽物なくて恰好のマト。 主戦場が陸→海→空→サイバー→宇宙と変転してきて画…

わがまま気まま。勝手に部門別No.1映画?! (15部門17作品)

感動を呼ぶ不条理部門No.1 『タイタンズを忘れない』 タイタンズを忘れない 特別版 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 発売日: 2005/12/21 メディア: DVD 初見もいいけど二度見でより感動する部門No.1 『ライフ・イズ・ビューテ…

印象的な音たち。

今週のお題「私のテーマソング」 梯子を架けなければのぼれない屋根裏にどうにか吊り上げて安置された。 祖母が亡くなって役目を終えた木製の機織り機。 覆いの布とほこりをかぶってねむっている。 昔ながらの祖父の家できく。 ツクツクボウシが退場したあと…

汚知りあいになりたい。

醜←→美 両極端 きれい・きたない。聖・俗。よい・わるい。… 美しいと汚いの概念はどちらが先に生まれたのでしょうか。 美しいの反意語は汚いではなく。 汚いの反意語は美しいではありません。 「美しくない=汚い」でも「汚くない=美しい」でもないことから…

フィルター芸術

抽象を超えて 抽象は曖昧ということではなくて抽出したもの。 不協和音や抽象画はわけのわからないものではなく抽出された美のこと。 音の抽出。音を観る。 具象音楽というものはなく音楽は抽象的なものですが、具象音楽があるとしたら、それは音まねではな…

含み笑い

いつもの逸脱の笑い 新しいもの、常識を覆すもの、規則を破るものが面白い? 笑いと規則 ひと以外に(規則という)概念をもつものはないので、笑いは人間固有のものかもしれない。だとすると…笑いの対は怒りではなく規則?笑いは(規則という)概念の上にた…

千住博さんの「強さ」にふれて価値を考えてみた件

芸術のつよさ 美は時を超える 千住博の美術の授業 作者: 千住博 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2004/12/14 芸術は「強さ」です。 「弱い」ものは議論にも議題にも話題にものぼりません。 「弱い」ものでも言及されるものは、「弱さ」という「強さ」、消極…

ロジスティクスは縁の下からたちあがる。

建築を旅する 作者: 岸和郎,古山正雄 出版社/メーカー: 共立出版 発売日: 2003/04/10 「形態は機能に宿る(形態はすべて機能に従っている)」というサリヴァンさんや、「機能は形態に宿る」といった言葉がありますが、形態も機能も材料に宿っているのではな…

重森三玲さんの「永遠のモダン」にふれて…。

Thisモダン 時代・現在に先じたものや考えをモダンといいますが、伝統(工芸)のように、ある種時代に取り残されたもの、または時(代)を超えたものも時代・現代・現在とのギャップから、モダンと呼ばれうるのではないでしょうか。 つまりモダンとは「時代との…

イギリスの曇天、フランスの点、オランダの光、日本の輪郭線。

あの光を見れば印象派がフランスでおきたこと、フランスでしか印象派がおきなかったであろうこと、日本で印象派がおきなかったことが感じられます。 またそう考えると光(と影)の魔術師レンブラントさんや光の画家フェルメールさんもオランダでなければ生ま…

小説作用

小説が開示する問い ある特殊な状況におかれたとき、ひと・自分は何を考えるだろうか?どのように考えるだろうか? 今まで見つけられなかった、まだ誰にも見つけられていない謎をどのようにして発見できるだろうか?どうしたら見つけられるだろうか? 小説ミ…

黒と白

monochrome 赤と黒 (上) 作者: スタンダール,小林正 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1957/02/27 光色:白黒 黒と白は光量に由来しているとおもいます。なので黒と白とは色ではなく光の程度。 目を閉じればそこに広がるのは黒の世界。 カーテンのない年中白…

茶の湯

和の湯 茶の湯の心は気を使わずに気を配ることにあるのかもしれません。 気を使えば消耗して疲弊してしまうけれど、気を配ればめぐりめぐってもどってくるかもしれない。 詫茶やさび茶のこころは、侘しい、寂しいという「わび=質素」「さび=痕跡」ではなく…

ダンサーに演劇論を教わる。

セリフを覚えて相手の役者さんと息を合わせてほんとうにありそうな場面をうまく演じることが演技ではないし役者ではないんでしょうね。 本を読んでセリフは覚えるのでしょうが、そのセリフを覚えたことは忘れてしまって、偶然居合わせた今そのときに思い浮か…

みなさま、忘れちゃ〜いませんか?

トピック「好きなギタリスト」について ジミヘンさんにサンタナさん。クラプトンさんにフリードマンさん。Charさんに押尾さん。 ジャンルもタイトルもさまざまで、みなさんも一人にしぼるのはむずかしく心苦しいとはおもいますが… わたしはTHE ALFEE坂崎幸之…

I LOVE 時代劇.

昔は夕方4時や8時に時代劇をやっていたのに近頃では全然みられませんねぇ。 『木枯し紋次郎』『水戸黄門』『大奥』『大岡越前』『遠山の金さん』『必殺シリーズ』『鬼平犯科帳』などなど。 最近のものでは『御家人斬九郎』や『子連れ狼』。 わたしのなかでは…

好きな見た目。

内容はともかくも、千住さんの『美は時を超える』の文字の大きさや文字間の幅などがこれまで読んだ本のなかでは一番見やすく読みやすかったです。 他の光文社のものもみましたが、なにが違うのか?なぜかこれが一番でした。 美は時を超える 千住博の美術の授…

情景の浮かぶ音楽

絵が描く音楽 音楽オンチのわたしでも絵が見えた曲があります。 それは「展覧会の絵」……ではなくて(展覧会場と絵に近づいていく情景は見えるんですが、肝心の絵を見ることができないんです…)、『シャイン』や『のだめ』、フィギュアスケートなどで使われた…

The 文学!

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」 数少ない「文学」 私にとっての読書は宝探しに似ていました。 問題の答えがないかを見つけるため、あるいは新たな宝の地図やヒントを得るための冒険。 大抵は空振りに終わるところも読書と宝探しの共通点でした。 なか…

読めない本

現代人がダンテさんの「神曲」を読もうとおもったら生涯を要するとおもう。 登場人物の背景を知らないとメタファー読み解けないから読めない。 字面を追うだけのスキャナー読書が関の山ではないかと…。 思想・哲学書もそうですが、研究者の存在はほんとにあ…

そんなつもりでは……。

長文記事「日本」の裏話。そんなつもりじゃなかったんです…。

魅せられて…Part 2

あなたの一番お気に入りの映画はなんですか? この質問に答えられるように一番探しをして評論家並みに、年に300本ほどみていた時期がありました。 そこで得られた教訓は「アタリは100本に1本あるかないかだ!」 ということぐらいで、結局一番はみつからず興…

魅せられて

GOLDEN☆BEST ジュディ・オング 蓮の花 アーティスト: ジュディ・オング 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト 発売日: 2009/11/25 メディア: CD 芸術というか美そのものとはなにか? ということに興味をもちはじめたころ、エッシャーさんや北斎…

一つの問題を考え続ける人たち。

ナウシカの風 なんども映画の「ナウシカ」がテレビ放送されるのはなぜ? おもしろくないというわけではなく、以後の作品すべてと比べても際立って話がわからないでしょ? だからおもしろいとかおもしろくないとかの問題ではなくて、わからないが正確だと思う…

幽霊を信じますか?

あなたは幽霊を信じていますか? わたしは「いてもいい」というスタンスです。 おなじことを言うひとに一人だけあったことがありますが、そのひととはおそろしく話があいました。 まわりからは放置されましたけど希少種を捕獲したので気にしな~い。 なぜ信…

ロシア文学おそるべし!

ロシア文学のもっとも難点なところは、ワーニャとかソーニャとかイワンとかイワノフとか似た呼び名が多くて、しかもときどき名前と呼称とがかけ離れたひとが登場すること。 『戦争と平和』なんか登場人物おおすぎて、出てくるひとに順番に死んでもらわないと…

色の見える本

最初にして最後の唯一色が見えた本がドストエフスキーさんの『罪と罰』です。 始終灰色。 最初はスウェットなんかでよくみる灰色。 雨の夜は真っ暗な灰色。 闇が浸潤して黒くなってるなずなのに想像の中の家や月や街灯のたよりなく暗い明かりに見える基調の…

「全曲集」にはない幻の名曲!

ウマ好ギ 前川さんにとって旅番組はいいリハビリになってるように思います。 番組がはじまった当初はピンポン苦手で押したがらなかったし、やや潔癖症だからすすんで握手しようとしてなかったでしょ? 食の好き嫌いそこそこ多くて、苦手なもののとき当初はあ…

統合芸術なんだなぁ、きっと。

集中して聴くとガッカリするけど、映像とあわさると、とたんに魔力を発揮する歌。

音楽の授業って…

音には敏感ですが音楽の素養がありません。スコアが読めたらもっと世界が広がっただろうなぁー。

クラシック音楽。

スクリャービン弾きのはしるホロヴィッツ。ソフロニツキーよりジャジーでかっこいい!