2018-01-01から1年間の記事一覧
マネジメント能力の欠けた敏腕経営者 昭和中期以降のいわゆる「成功者」といわれる経営者の大半は、生産力や製造技術がまだ未熟で、かつ人口が拡大局面にあったため、ある程度つくればつくるほど売れるという供給力が需要を牽引することができた近代の主流派…
最近、特に20代から50代にかけてパーソナルトレーナーをつけてカラダをつくることが流行っているらしい。テレビを見ているとそんな気がする。CMやバラエティ、情報番組など、その手の話を聞かない日がないというほどあふれているでしょう? そんな映像を見て…
「部外者」のルール 企業や学校など、その組織内の規則を決めるのは常にその規則の「外に」いるひと。 自分はその規則の適用範囲外の安全圏にあるものだから平気で不合理な規則をつくったり、それが非合理的な規則であることに気づかないし気づけない。 その…
生活感のない設計 加湿器のタンクってなぜにどれもこれも縦長なんでしょう? 縦に長いものだからシンクで給水しづらいったらありゃしない。 いったんヤカンかなにかに水をくんで、それを介して給水すればいいのでしょうけれども、1アクション多くてめんどう…
「汝の意志の格率が常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ」 ↓異訳 「あなたの道徳がいついかなるときも絶対的な道徳に適うように生きなさい」 ↓異訳 「あなたにとっての正しさがどんなときでも万人の正しさと合致するように行動しなけ…
『新世代が解く!日本のジレンマ 2018元日スペシャル 「根拠なき不安」を越えて』で望月優大さんが「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」という若手次官の作成したパンフレットについて触れていて気になったのでちょっ…
現代に降誕したパノプティコン ジェレミー・ベンサムが考案し、そのおよそ150年後にミシェル・フーコーが『監獄の誕生-監視と処罰』にて取り上げた全方位監視システム「Panopticon(パノプティコン)」。 ベンサム自身パノプティコン建設に私財を投じてその実…