あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

自民党の正しい斬り方

自民党、つまり自由民主党。 これを自由-民主-党と切って読んでいるから本質を捉えそこねるのです。 このように読んでしまうとさも市民に重きをおいた人民のための政党かのような印象を抱いてしまいます。 しかしそうではない。 正しくは自由民-主-党と区切…

事の始まり・傷心

ひとの生涯は生まれることで始まるが、物語はひとが害されることで始まる。 映画や小説、アニメ、その多くはひとの死を中心として、またはそれを発端として物語が動き出す。昨今隆盛を極めている異世界ものなどその最たるもので、主人公が死ぬところから話が…

自由と欲望の相似性

不老不死でも身体・自由を拘束されては苦しみ・不自由は常人よりも大きい。 死にたくとも自由には死ねないのだから。 したがって自由は不老不死に勝る。 自由とは自らの意思で決めること。 ただしその意思は教育や文化、情報などによって形成されてゆくもの…

極端な国に極端あれかし

LGBTQやクオータ制など「日本の未来を憂いて…」みたいな独善を振りかざして批判するひとがいますが、その結果、追い込まれて自ら命を断ってしまうひとが増えたのでは本末転倒。問題の深刻化に寄与しているだけ。人口は減り、それこそ未来の納税者も納税額も…

遵法あっぷあっぷ

日本における(ひいては世界においても共通する)経済や人口や自殺といった数々の問題はルーツを一にし、その解決策は同根なのではないかとおもいます。 つまりそれは賃金。 韓国の賃金水準、日本並みに | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ …

民主主義の名を冠した暴力

直接的物理的暴力に対して(民主主義への否定と)批判することは当然で正当でそうあるべきものです。 ただ、あまりにそのことがショッキングでセンセーショナルで顕在的であるばかりに潜在的な暴力に霞がかかり、その影響力が過小評価されてしまうことには強い…

現代アートの潮流は”塗り込められて黒”

現代アート、特にペインティングは基本的に黒の世界、塗り込める、塗り重ねる黒の時代にあると思う。その欲を、内なる様々な色をもった色彩豊かなその情動を塗り重ねてゆくために必然的に暗い色調、黒基調となってゆく。 (黒より鼠色や錆色の方が多い気がす…

腐敗した組織に共通する1つの定め

標題のごとく、腐敗した組織は共通してある1つの特徴を有しています。 それは…組織の長の任期を延長ないし撤廃していること。 任期に定めを設けている理由にはさまざまありますが、その最たるものが腐敗の防止および新陳代謝の促進。 そうであるにも関わら…

汚金と落言葉

今回の銃撃事件を皮切りに、日本における宗教と政治の関わりの問題が一挙に表面化し、連日、特に旧統一教会と一部の自民党議員との関わりや二世信者の苦悩、勧誘や金銭問題が報道されるようになり、あの日を境に状況が急変の様相を呈しています。 こうなると…