あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

物語-昔日

マニュアルの真価は従属信奉することではなく意思の疎通をはかるもの

マニュアル人間 ↑これを書いていて、メディアで紹介されていたことを無批判に取り入れて満足しているような企業・経営者さんの姿が浮かび上がってきて、よくあるパターンですが「ちょうど今ちかくにいるから一度あって話を聞いてみなよ~」という流れで紹介…

夏の彼女とれいの男

木の下にはれいの男 彼女は霊感がとてもつよい。 ある夏の日、彼女は陽が落ちていくほどに憂鬱になっていきました。そうしていよいよ日が落ちきってしまうと、建物の壁に背を預け、その場にうずくまってしまいました。 それは今日に限ったことではなく数日前…

夢のかき氷器

かき氷器をもって砂場へ行こう。 砂場の砂をかき氷器にかけたらシャリシャリになって、肌触りやさしく、手でギュッとすれば思いのままに雪のようにまとまってくれる。もしかしたらスナダルマがかんたんにつくれるようになるかもしれない。 そんなみんなにう…

アメガミ。雨神。あっ女神!雨具といえばやっぱり傘でしょ!

今週のお題「雨の日グッズ」 雨具筆頭家老 一般的な傘はやや小さい。あまりにおおきいと支えていられなくなりますが、それにしてももう少し大きくないと、買い物帰りでなにかしらの袋を腕に下げていると、その袋が濡れたり、かといってそちらを気にすれば反…

雨音は響いてきても、声は聞かれない。

梅雨時の修繕はむずかしい 2箇所雨漏りしているところがあったので、その修繕を不動産屋さんに頼みました。 ほんとうは昨年頼んだのですが…それで今年に入って「梅雨に入る前に雨漏りどうにかなりませんかねぇ」と連絡。 まったく気づかなかったのですが昨年…

見えていなかった過去語り

幼い頃より目の見えない方に対して畏怖と畏敬の念を抱いてきました。 ここから広がって障害者を蔑んだり哀れんだりする視線というものは養われず、やはり畏怖の眼差しを向けることの方が多いのです。 健常者と障害者とを二分する気はありませんが、畏怖の念…

猪突くねくね千鳥足の盲進

これからの予定…らしきもの。 (ブログのカスタマイズをしようと企図したとき、「はてなぶろぐ ○○」と検索いたしますものですから)はてなのブロガーさんの記事を参考に(ほぼほぼコピー&ペースト)してわずかばかりわたしのブログもカスタマイズをほどこし…

校長先生のお話。

↑というタイトルを目にして思い出しました。 校長のなが~いおはなし。 いつもよりさらに長い先生方の話がつづいたそのトドメ。 長い話の代名詞と言えばこの方、大ボスの校長先生登場。 今日も始まる修行時間。 その第一声。 「長い話をします。」 わざわざ…

レツゴーお客様

お客様繁茂 「お客様ぁ⤴」の呼びかけに慣れません。こそばゆくよそよそしく感じてしまいます。 主客逆転 大戦前には3割弱だった被雇用者数は世紀末には8割を占めるようになりました。 自営業者の割合は比較的一定ですので、これは農業就業者数の急激な逆推移…

すすり

ひといき。 息もつかせぬ フーッフーッフーッフーッ。 猫舌というわけではないようですが、習慣から不必要なほど息を吹きかけて熱い麺類をススル父。 ひとしきり吹き冷ましていよいよ食べる段になると一旦トンットンッと麺をスープにつけてハッハッハフッと…

痛みの記憶

痺れ ある朝ほんのすこしの違和感とともに目覚めると足がピリピリしびれていました。 寝相がわるかったわけでもないのに(寝返りをうつときに目を覚まさなかったことはなく、無意識のうちに寝相をかえたことはないので、ながらくひとはみなそうだとおもって…

先生の遺言のかけら

「悩んでいるからといって考えているわけではない。迷っているからといって考えているとは限らない。わからないと言えば考えていたことになるわけでもない。点を繋いだり、ひっくり返したり、裏から透かしてみたり、どうすればわかるようになるか、なにをす…

決められた…、決定だから。

今週のお題「結婚を決めた理由」 決められたから…。 なにもしらされないままに、いつのまにかはなしがすすめられていて、ある日とつぜん両親から言い渡され、ちまたでは恋愛結婚が普及しはじめていたようなのですが、まだまだ閉鎖的な片田舎のこと、当時は口…

いいたくない。

言わなきゃだめ? わたしは「バカ」と言いたくない。 「バカ」の語源の弱い異説に「鹿をさして馬をなす」という故事があります。 この故事の意味からすると「全然ばかにしてないじゃない」とおもったの。 ただひとりのバカ そもそも「バカ」とおもってもそれ…

恩師がいない。

今週のお題「思い出の先生」 この習い事をはじめてもう数年たつ。 はじめたきっかけは引っ越してきたばかりのころ、そこではじめて知り合いになった同い年の子になんども誘われたから。 ずっと断っていたのに、そのうちウチの両親まで説得工作に加わり、わた…

わたしのキライなわたし。

いけすかないヤツ わたしの幼少期の至上命題は「如何に怒られないようにするか」でした。 二番目が「如何にほめられないようにするか」です。 ほっといて 怒られることを好むちゃめっ気たっぷりMっ気こっそりなひともいるようですが、たいていのひとは怒られ…

差延ではなくただのズレ

友達を知らない幽霊 わたしには友達がいない。 あいては友達といってくれるのかもしれませんんが幼少時より「友達」がわからないのです。 それがなにを意味しているのか。 知人との違いは? 知り合いでいいじゃない。 友達の定義はなんですか? もちろん幼時…

2なの1なの?7なの3なの?

一蔵(ひとくら):長女「ひと」。おとこの子がうまれると思い込んでたから「いちぞう」の読み替え。 二蔵(じぞう):長男「仏のお地蔵さん」。どうしても通し番号にしたかったみたい…。 三蔵(さんぞう):次男「放浪の三蔵」。いつもどっか行っちゃう。 …