あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

経済-産業

原発推進政策はもはや説得力を失っている

あの頃のいつかが今来る 「石油の一滴は血の一滴」 資源のない国が石油を止められ「隷属か戦争か」の二択を迫られ大東亜戦争へと突入していったという苦い経験から、「未来のエネルギー政策」「再び資源を止められるようなことがあっても戦争をせずにすむよ…

資源を局在させる市場機能 〜偏りのラプソディ〜

資源配分と市場原理 ライオネル・チャールズ・ロビンズさんは経済学を「資源配分」の問題を解決することであると定義しました。 最適な資源配分に導くのが市場であり、そのために市場を研究し必要かつ可能であれば調整しようというものです。 時代を経ますと…

余暇イノベーション

よかイノベート おもにネット検索でそのつど調べながらちょこちょことcssをいじっておりますが、このように(字の汚さが発覚しないように、文字がぼけてみえなくなるようにサイズダウンしております)付箋でしおりをつくって参照しやすくして、行きつ戻りつ…

純化する消費行動。「ホモ・エコノミクス」は分化して「ホモ・コンスメンス」に馴化する。

生産者育成より消費者養成 生産や消費の二次元化、つまりオートメーション化がすすみ、衣食住が足り、第三次産業のサービス業が主体となって大勢化していくと、モノの需要が低位で落ち着き、三次元実社会での生産や消費はおのずと減衰していきます。 大量生…

電力自由化では変わらないこと

「電力自由化」は競争のための競争でしかない 「電力」自由化と呼ぶところが解せない。 発電技術の向上には直接関わることではなさそうですし、かといって送・配電技術にも直接関わることではなさそうですし、電力自由化ってどういうこと? 税や歳入で運営し…

時代が求める新たな経済思想

経済の科学と思想 現代・既存の経済学でマルクス経済学を分析すればマルクス経済学に分が悪いのは必定。 しかし経済思想であればどうでしょう?それほど大差ないのではないかとおもわれます。 分析する学者。構築する思想家。 閉塞感漂う昨今において求めら…

助平史

下心のエネルギー史 枕 好色一代男 作者: 井原西鶴,横山重 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1955/05/05 石炭から石油へ、石油から原子力へ、原子力から再生可能エネルギーへ。 人類史は新たなエネルギーへの編纂史。 もっとざっくりおおざっぱにみますと…

価格の下限規制が必要なのではないでしょうか?

次代の保有者のために やったらやりかえされるゲーム 囚人のジレンマ - Wikipedia 利益を上げるために人件費を圧縮し、大量仕入れ大量生産で単価を下げ、他店よりも1円でも安くして自社製品が売れるようにコストを極限まで下げ、大安売り、価格破壊と銘打っ…

不満の憤怒は革命の予感!?

まぬかれない革命の軛 ※ 革命という言葉が頻出しますがそれを煽るものでも賛同するものでもございません。 過激なことは書かれておりませんが、内容の如何によらず「革命」という語自体に不快感や猜疑心をおもちの方はご注意くださいませ。 産業と革命の遷移…

車社会の未来予想図

現代の車社会 車偏重 世界の機械産業は自動車産業に偏りすぎているような気がします。 特定品目に限定したデータを示されるとき、決まって自動車の販売台数や年度比、月別生産台数など。このデータをもとに景気後退だとか輸出力低下みたいなこと言っちゃって…