あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

雨音は響いてきても、声は聞かれない。

梅雨時の修繕はむずかしい

 2箇所雨漏りしているところがあったので、その修繕を不動産屋さんに頼みました。

 ほんとうは昨年頼んだのですが…それで今年に入って「梅雨に入る前に雨漏りどうにかなりませんかねぇ」と連絡。

 まったく気づかなかったのですが昨年工事したそうなのです。それはそれは失礼。あんまりにもあいも変わらずだだ漏れっぱなしだったものですから。

 

言えない?言わない?言いたくない?わからない。

 そのやりとりから数日後、2度ほど様子を見に来ていただきまして、その後やや放置。それから1月ほどしたある日、今度は業者さんらしきひとが様子を見に来てさらに1月。

 

 不動産屋さんから「○日から工事始めます」と連絡がありましたが、その予定日の翌日から知らぬ間に始まっていました。人工さん5人ほどお見かけし、しかも足場まで!そんなおおごと?雨漏り2か所をこちょこちょっとやるわけではないんですね。

 と、それから数日。ふと見上げると屋根が水色からエンジ色に変わっていました。全面吹き替えですか?それはいいんですけどぉ…そういうのって一言いってくれるものではないのかなぁ?「今日はこれで帰ります」という挨拶も初日だけだったし…。

 

 それからさらに数日。へぇ〜壁塗るんだぁ〜知らなかったわぁ〜。

 

 それからさらにさらに数日。ペンキを乾かすためということと雨が降ったということもあるのでしょう、誰も来ず、足場そのままの日々がつづく。

 

 工事がどこまで及びいつまでかかるのか存じませんけれども、そんなに言わないものかなぁ?

 

 外の鉢植え1コ割っちゃってるし、他のも扱い雑だし、おむすびが入っていたとおもわれる容器が落ちてるし、タバコの吸い殻増えてる気がするんですけど…なんにしても、どれをするのも荒い!粗い!!アライ!!!

 

 それでもまあいいの、一言あれば、いずれのこともほんのヒトコトあればいいことなん・で・す・け・れ・ど・も・ねっ

 

 これで法外な請求書よこしてきたらどうしましょう?とりあえずどなりつける準備だけしておこうかしら?「あ〜っ、あ〜っ。…マーマーマー。んんっ。なんだかいがらっぽいわぁ〜。イガラッパー。」

 

見えてますかぁ~?

 そしていつしか足場がなくなり知らぬ間に工事終了。

 たしかに雨漏り止まったよ。止まったけどさぁ〜「工事終わりました」ぐらいは言わない?

 いつはじまっていつおわったのかわからないままおわりました。

 だから前回、去年なにもしてないとおもっちゃったんじゃないのさ。

 

 入居前にも雨漏りしているところがあったり、入居後1年して他のところから雨漏りしたこともあり、なによりも内装のことではなく外装の問題だったということで、不動産屋さんか、おそらくは大家さんなのでしょうけれど、そちらで話をまとめてこちらには一切請求はきませんでしたから、練習は練習のままに、むだな練習におわりました。

 

 そこそこ多くの大人が関わっているのに誰も言わない。

 わたしそんなに存在感ない?

 わたしの声は誰にも届かないことはわかってはいますけれど、それが存在までとは…。

 それとも怖そうなオーラやめんどくさそうなオーラ放ってましたか?

 旅先で見ず知らずのひとに道を聞かれやすいほど人当たりのいいオーラを放っているというのに?

 

 だからええ、こちらもなにもしませんでしたよ。お茶も茶菓子も出しゃーしないわよ。明日何時に来るのか、そもそも明日来るのかどうかもわからないんですもの。

 

 昔の男は無口で、べらべらお喋りな男は批難されていましたけれど、それは許されていたというだけで、けして、けっしてそれはいいことではないからなっ!

 少々おしゃべりでもちゃんと話をする現代っ子の方がだいぶまし!(たぶん。想像)

 そんなことは定年と同時に三行半突きつけられる熟年離婚の多さからも明らかでしょうに、わかってんの中年・壮年オノコたち。