あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

扉の中の世界

扉の中の住人 たびたび乗せてもらうポルテくんには3年ほどまえから一人の住人がいます。 アリくんです。 寒くなってくると姿をみせなくなりますが、春も中頃ともなりますと、またぞろひょっこり顔を出し、目的もなくせわしなく、あちらこちらを走り回ります…

水曜のユメミル、チカラ

神話をユメみて生きる 万世一系と四字熟語に収めたいからだとはおもいますが、万世一血統とか一血筋とはいいませんよね。これを無理に四字で収めようと万世一血というとちょっとこわいし…。 一系の冠への固執 「イスラエル10支族の子孫」やら「百済の血筋」…

上手にリードして。

テレビドラマの『トミーとタペンス』なんとか「秘密機関」を視聴しましたがなんとかでした。 ミステリーに限らずわたしのにがてなドラマ展開は、話さなかったから事態が暗転するというものです。 いつまでも話さないでおくからすれ違ったり危険を招いたり振…

阿呆踊り

バカカッコイイ 「ガリ勉」や「勉強バカ」にはどこか嘲りの色調があり、「運動バカ」にはどこか賞賛の色合いがあります。 共通点はどちらにも妬みの色味が漂っていること。 どちらもなにかに一生懸命なこと。 応援したい(A←かっこええ でもなんでだろう? …

無垢の突撃。純真の猪突猛進。

純粋な功罪 純粋無垢はニガテです。 じぶんのけがれを思い知らされて触れるのがこわいから。 また、汚してしまいそうだしね。 それにね。無垢からはほかのこわさもかんじるのです。 科学者の親心 TEDでの人工知能の現在を語るフェイフェイ・リーさんのプレゼ…

予防衛学

予防衛接種 「戦争を忘れない」「戦争を考える」と言われるとき、省略されやすい言葉があります。 それは「悲劇」。 「戦争の悲劇を忘れない」「戦争の悲劇を考える」。 なのでいつも「戦争はしてはいけない」といったように、戦中戦後の犠牲と災厄のことば…

とりあえずパンデミック

「とりあえず」習慣 「とりあえず生っ!」 居酒屋さんでのアクセスワード不動の第1位だとおもいます。 とりあえず百花繚乱 言葉にはしなくても… 喫茶店での「とりあえずコーヒー」。 口さみしいから「とりあえずタバコ」。 家に帰っての「とりあえずテレビ」…

褒め称えましょう。

次回の政治 日本の総理大臣はコロコロよく転が…じゃなくて替わりますが、漢字で書けなかったとしてもおおくのひとはその名を知っているわけです。 そしてまた各省の大臣の名前もなんとかそのつど覚えなおしているひとはおおいこととおもいます。 真の立役者…

一票の格差。一票の個性。

無色単色 国民の総意や民意というときの変域はどこからどこまでなのでしょうか? 洗濯後の着色 当選したとしても反対票を投じたひともすくなからずいるわけですし、賛成票を投じたひとのなかにもある政策には賛成だけど、ある政策には反対だというひともある…

Trick and Treat!

信用Magic! 信用創造の信用は、後ろめたさを押しつけて信用・お金の返礼・返済を強制するTrick or TreatならぬTrick and Treat。 信用を信じられるような、信用を強要・強制しないTreat and Treatな社会でもいいじゃない。 後出しmagic たとえば融資を必要…

ひとはひとをひとにするために生きているのかもしれない。

ひとはひとになるのではなくて、ひとにしてもらわなければならないんだなぁとおもいました。 それは障害のあるなしにかかわらず。 ひとになるというのはひとを演じるということなのかもしれません。 どんなに色彩豊かで幸福であっても、ひとはさいごには死ん…

もうっイヤッ!

今週のお題「愛用しているもの」 これじゃないとイヤッというのがマウスとキーボード。 マウスは親指操作のトラックボールくん。 最近になってやっと各社だされるようになってきましたが、以前はLOGICOOL一択でしたので、有線無線どちらも仮面ライダーアマゾ…

とんちが間抜けてトンチンカン

間がない 「これが日本の底力」といって賞賛する声がありますが、もう底に行き着いてしまったのかぁ~…ともいえませんか? もしそこが底ではなく、さらに沈んだところに底があるのだとしたら、現状は「待ったなし」ではなく打つ手なしの破綻状態。 わぁ~こ…

わたしのとりとめのない泡宇宙

泡沫思考 映画『アレクサンドリア』をみていておもったことです。※映画の内容と直接関連するようなことではありません。 暴力的無知 平和を阻害しているようにみえる暴力と支配の構図。 暴力が支配の構図を描くのか? 支配の構図が暴力を招聘するのか? 暴力…

錬成されるホムンクルス

巨大ロボットとホムンクルス 巨大ロボの不思議 巨大ロボットのでてくるアニメや特撮を目にすると涌き上がるイメージ…それはホムンクルス。 なぜ人間が乗り込むの? 姿勢制御や揺れの低減、多関節制御にビームやレーザー兵器…それほどの技術があるのになぜ操…

自己給付制度

マイナンバーは便利だとおっしゃいますが、国民の管理の徹底と簡便さ、それに確実な徴税という目的があまりにおおきいものですから、便利の語で覆いきれずに大半すがたをみせてしまっています。 誌上なんかでも、「便利だから通しましょう」ではなく「通った…

主題の取り違え

問題が問題の問題 少子化は若年人口がすくないこと、人口構成における若年層の割合のひくさが問題ですが、これって問題? 国や国の福祉、社会保障費を賄う下支えがなくなるといった国の存亡に関わる重大事ではありますが、極論お金のはなし。 問題を取り分け…

先生の遺言のかけら

「悩んでいるからといって考えているわけではない。迷っているからといって考えているとは限らない。わからないと言えば考えていたことになるわけでもない。点を繋いだり、ひっくり返したり、裏から透かしてみたり、どうすればわかるようになるか、なにをす…

岡⤴を越ーえーゆこーぉよー。

なぜか昔から、わたしはおおむね4年に1回なにかしらやらかします。 8年に1回転換点を迎え、なんの因果か4×4(シシ)の16年に1回は大惨事。 1回しか迎えられませんが…64年に1回は死にかけます。 4年に1回の変革期。なぜか現れる「岡」の字をもつ男。直接災い…

秋の音。冬の声。

秋の夜長の虫の音。とくにお気に入りは「ピッピリリッ」マツムシくん。 都市部ではもうほとんど聞かれないようですが、こちらでは増えているような気がします。去年の主役はカエルくんで、今年はマツムシくんに交代したような気がします。 澄んだ秋空宵のう…

とりつかれてる?

動物とくいではないですし、鳥に対して特段の思い入れがあるわけではないのですが…なぜかことあるごとに無意識のうちに描いてしまっていた鳥。 おむすび1つ食べるにも20分ほどかかりますので、わたしの前世はよく咀嚼するラクダだとおもっていたのですが…鳥…

器用貧乏?いいえただのボンビー。

ウン十年前のスケッチ帳より… デッサンは、うまくはないですが、ヘタでもないとおもうのです。でも… 色彩感覚がざんねん…。3Dテトリスみたいに形の組み合わせはそこそこですが、色の組み合わせがファッションも含めて皆無。 お笑い種です。

禁書には冷静な目が必要。だれが禁じてるの?

マキャヴェリズムは危険思想か? 後世よびならわされるマキャヴェリズムは冷酷なのかもしれませんが、マキャヴェリさんの主張はそれほど冷酷なものではありません。 一部焦点をあわせれば冷淡なところもありますが、歴史や時代考証を経たもので、抑圧的な暴…

「緊張の緩和」から「緊張と緩和」への笑いの系譜(カントさんから枝雀さん)

緊張・緩和・笑い 古今東西「笑い」についてあれこれ考えて分類された先哲のお歴々がおられまして、ひとによっては2つ、ひとによっては4つ、または13パターンやら20項目など、それぞれに説得力のあるさまざまな分類法・カテゴリーが居並び、しかして笑いの統…

親の敵

わたしの母はキレ者でした。 母は生涯、賢い父の父性に、表立ってはいませんでしたが、それでもどこかいつもその影にとり憑かれていました。 父を超えるような、せめて匹敵するぐらいの父性を求めてさまよいましたが、ついに巡り合うことはできず、母の才は…

めぐりめぐって、やっぱり無難でおもしろみのないこれになってしまうのかなぁ?

今週のお題「おすすめの手土産」 消去法 趣味嗜好は十人十色。 甘党もいればパン派もいて、ココをはずすと「長いつきあいなのに、あのひとあたしのことぜんぜんわかってないのね」とかなんとかおもわれかねませんから飲食物は却下。 置物や服飾品は「センス…

あ~

阿字観瞑想法は「アー」と発することで一事専心一日千秋で一如を感じやすいので初心者には無言無心の座禅より適しているのではないかとおもいました。 こちらもいかが?

車社会の未来予想図

現代の車社会 車偏重 世界の機械産業は自動車産業に偏りすぎているような気がします。 特定品目に限定したデータを示されるとき、決まって自動車の販売台数や年度比、月別生産台数など。このデータをもとに景気後退だとか輸出力低下みたいなこと言っちゃって…

痙攣する日本。シビレる日本。

その日までの備え 政治を語れば右によりがち。 経済を語れば左によりがち。 政経を語れば左右に引っ張られて麻痺しがち。 しかして議会は紛糾停滞。牛歩で渋滞しがち。 つぶやいてみたら? 国連なんかで「脱退しようかなぁ」とツイートしてみたり、もうちょ…

怪物物見遊山

2.5次元の怪物 生産力が飛躍的に向上して、おおくのひとにモノが行き渡り、供給量が受容を超過してモノ余り状態です。 中国都市部のゴーストタウンなんかはその象徴のようにそびえたち鎮座しています。 ものづくり社会から思い出づくり社会へ この潮流に平行…