問題が問題の問題
少子化は若年人口がすくないこと、人口構成における若年層の割合のひくさが問題ですが、これって問題?
国や国の福祉、社会保障費を賄う下支えがなくなるといった国の存亡に関わる重大事ではありますが、極論お金のはなし。
問題を取り分ける
一国一城ならぬ一人一国ではクニとも呼べませんが、ごくごく少数からなる国があったとして、食べるのに困らず他国の脅威に未来に渡ってもさらされることがないといったようなユートピア的な条件下で人口構成は問題になるでしょうか?
つまり、少子化問題は主題ではなく、副題や小見出しなのではなかろうかと…。
問題のお取り寄せ
主題は欲。
よりおおく、より広く、より前へ、より確実に、より簡単に、より……。
と、よりよりよりより、なにより?
ひとより求める欲。
問題のお取り置き
これらの溶媒となっている「お金」。さらにその奥底に鎮座する「所有」が主題なのではないかとみています。
なので、副題に対する解決策をまじめに考え実行しても、またそれが如何に優れて現実的で効果的なものであったとしても、まじめであるぶん滑稽にみえ、またそれがいつでも簡単に覆る永続性のない、儚く脆い空虚なもののようにみえるのです。
少子化対策のための助成金、育児休業、婚活、未婚者への罰則、高齢者雇用、保育施設などなど…。
少子化対策重要です。
が、並行して主題にとりかからなければならないのではないでしょうか?
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