あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

思考

軸に軸をおいてみる。

軸現象学? 思想の軸仕分け 軸をつくらない、あるいは、どこに軸をおこうかな〜という意識に軸をおくのが現象学。 軸があるという意識・感触があることに軸をおくのが実存主義。 軸を据えるのが解釈学。 どこにでも軸がおけるのが相対主義。 軸をかえ続ける…

選択肢の創造者=天才

天才と凡才の間隙 天才までの距離 多くの人が自分の知らないことを知っている人を俗に「頭が良い」といいます。 その根拠は「自分の知らないことを知っている」というだけなのに。 なので、他のことは一切ダメダメでも、ある1分野、ある1事だけで天才と裁定…

前進する人

壁を抜ける ある人の目の前に壁が現れたとき、その人の取りうる行動は大きく3つ。 壁の前で死ぬか。 壁を壊して進むか。 壁をよけて進むか。 壁の前で死ぬ人は悔やみ。 壁を壊した人は壁があったことを忘れ。 壁をよけたひとはその壁の裏に何があったかを知…

(逆)再生

正順はどちらも清純 彼は夜、目を覚ますと泣いていました。 理由はわからない。それは彼自身にもわからないことです。 でもその涙は近い将来――わたしたちにとっては過去に――必ずつらい出来事がおこる必然の予兆。この不吉な予兆から逃れることはできず、それ…

レヴィナスへのオマージュ

父性も母性も私ではありません。 父性は私が真に父性の息子かという疑いからは逃れられません。 疑うことはないとしてもそれは明証的ではなく証明不可能であり、それはただ信にのみよっています。 それに対し母性は確かに私ではないけれど、信以上の確実さ、…

論理と神秘

神秘論理論 論理を突き詰めると神秘に行きあたり、神秘を突き詰めると論理に行きつく。 神秘を突き詰めると、その先、あるいはその過程でなにかしらの理法を見出す。 つまり論理を見出す。こうなると論理を無視できなくなる。 人も歩けば神秘に当たる 論理を…

アメリカ・インディアンのハーモニー

ネイティブ・ハルモニア アメリカ先住民の思想の根底には調和があります。 先住民のなかでもとくにシャーマンやメディスンマンといわれるひとたちは、時に意味を成さないような支離滅裂な文脈をもって核心をつきます。 それがわたしにはソロモンやニーチェに…

未来のない世界

未来を追い越す現在 未来操作 正確な未来予測は形態をとらない現実であり、過去と未来の距離を極限まで縮め、終いには現在となります。 こうして、アイデアが実現する世界から、アイデアはすでに現実である世界へと移行しつつあります。 流行色は一部のひと…

知を愛し、AIに愛されるひと

プログラムに現れないもの 運動を分析してもプログラム自体は抽出できず、またプログラムを分析しても運動自体を抽出することはできません。 情報は運動自体を示してはくれません。 これはプログラムの素地となっているのは集積回路や素子などの物質であり、…

情報置換 - あるいはピュタゴラスの数秘術

「情報」思考 「情報」書き換え 情報という語は曖昧であるために汎用性が高く便利な言葉です。 思想家や哲学者の唱える主要概念を「情報」という語に置き換えてもそれらしいことを言っているように聞こえます。 場合によっては理解を損ねないばかりか、新た…

全自動洗濯機

一本道を洗い清める 禊や洗礼(バプテスマ)は水によってなされます。 天上から降り注ぎ地上の穢を洗い清める雨はボタンを押す必要もない強制全自動洗礼機。 最後の誘惑 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル 発売日: 2012/05/09 メディア: DVD どんな…

幽霊には足がない。人間には糸がない。

円山応挙さんが初ではないにしても、画家が人物画から足を奪うことで幽霊になった。 幽霊が人間になるのに足りないのは足。 足を得るのに必要なのは自分を生んだ画家。 マリオネットがみずから糸を断ち切ることで人間になった。 人間がマリオネットになるの…

人生いろいろ。地獄もいろいろ。

地獄をはかる サルトルさんは地獄とは他者の眼差しだと言います。 ここで言われる「他者」の解釈にはいろいろあるのでしょうが、人生いろいろ、地獄もいろいろあると思うのです。 なんたって閻魔大王さんも地獄の大王さんのひとりであって、地獄も八つほどあ…

知の功罪

知の教え 仏教や修験道では智をもって知を離れなさいと説き、だんだんどんどん学から離れていきます。 道教においても老子は「学を絶てば憂い無し」と言います。 「勉強しなさ~い……忘れるために」という感じですっごくとがってます。 ロックでアバンギャル…

ほんとに死にたいの?

ホントのキモチ 死にたいという願望はホントではないと思うのです。だって、痛そうだし苦しそうだし怖いから。 だから苦痛や恐怖は死を遠ざける劇薬でもあると思うのです。 これさえなければもっと楽に死ねるのに…と、なげいているひとはすくなくないと思う…

神様の診断

今週のお題「いま学んでみたいこと」 「やあ、こんにちわ。ぼくはきみの神様だよ。」 ある日ふいに現れたわたしの神様。 神様? このひとはなぜじぶんが神様だとわかるの? このひとが神様であることをどうやってたしかめればいい? とりあえずパスカルさん…

なんっ~~~の、まとまりもないはなし。

徒然が度をすぎて、不条理だとかビートニクだとか自動筆記だってみなされないかなぁ-。

まわるまわる。世界はまわる。

まぁるい世界がまわるまわる。世界はまわるよどこまでも。世界はまわるよいつまでも。輪廻も永劫回帰もホントにあると思ってる?なにか隠された意図があるの?

いみをもとめてさまようひと。

生きる意味をもとめてさまよいあるいても、意味に意味がないのだから行き着かないのは仕方がない。それじゃあどうしたらいいの?神様。仏様。お釈迦様。ゾロアスターさんはどう思いますか?

言われてみればたしかにモダンフィロソファーの世界

歴史に名を残す哲学者のさだめなのか…。そのトレードオフはきびしいよ神様。あれっ?神様いらっしゃいますか?

詩をあじわう味覚がない…

詩がわからーん。いいなっ。っておもうものもありますよ。でも、わからない基調。原文で読まないとわからないのでしょうが、語学さっぱりですし…。語学堪能だったとしても、日本人の手による日本語の詩もこんなんだからなぁ〜。