異色のTKG
気力がないからなにもつくる気がしない。それでもとりあえずご飯は炊いてある。
そんなときはTKG(たまごかけごはん)!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
わたしはそうでもないのですが、たびたびTKG、TKGと耳にしていたらちょと気になって、ひさ~しぶりに試してみました。
おもうほどクドくない
以前やってみたときにはパンチが足りなかった記憶がありましたので、わたしはTKGには醤油よりめんつゆ派ですので、卵に「めんつゆ」。まあここまではそんなに変わりダネってこともないでしょう?
ここにさらに「白だし」と「エクストラバージンオリーブオイル」と「あらびきこしょう」と「ジンジャー<ドライミックス>」を投入。
※ダイソーの「しょうがパウダー」をはじめ、30g入りのこのシリーズ。お買い得な気もしますが、わたしは苦手。このシリーズ全体を通しておもうところは…味が大味すぎて雑っ!しょうがよりガーリックはきつかったぁ~。これはあくまで主観ですよ。
オリーブオイル?っておもうでしょ?わたしもそうおもう。でも目についちゃったから…。でもでもこれが功を奏して静かに効いてくれたの。目立たないけれどスパイスも味を下支えしてくれる。
劇的な変化! 超絶おいしい!
…ということはありませんが、なんだかちょっと食べ飽きないイイ感じになりました。
なにはなくともご飯はある!…というときにはいかがでしょうか?
補足の潤滑油
ちなみにこれ、昨日わたしが口にしたもののすべて。すべてってTKGだけじゃ~ん。はい、その通り。それだけ。なんて超低燃費でしょう?!
イタリア地中海の方、なかでもとくにオリーブを栽培されている農家の方はなんにでもオリーブオイルをかけるそうで、それを見習ってということではございませんが、試しにあれこれかけてみます。
そのなかで「これはないな」とおもったものを1つだけあげますね。それはホットケーキ。メープルシロップだろうがハチミツだろうが、それらいかなる甘さでも押さえ込むことができず、甘さをおしのけひょっこりオリーブ特有のえぐみが顔を出してしまいます。
オリーブオイルって、毎回おなじものを買っても毎回味が違うから、味の安定しないとっても繊細というか気難しいというかじゃじゃ馬というのか…なんかそんな食材だとおもいます。
オリーブオイルに興味をもたれて「わたしもいろいろなものにかけてみようかしら?」という方がいらっしゃいましたら、どうぞそのときは「エクストラバージンオリーブオイル」でお試しください。一般的に「(ピュア)オリーブオイル」は調理用でサラダなどの生食用には向かないものですから。
ホットケーキにオリーブオイルを少量でもたらしたものときたら、想像しただけで「えぐい。エグい。」と、ぞっとします。
こんな実験もしてみたんだった
書いていて思いだしたのですが、「食べるラー油」をいただいて、あれって具材を食べきってしまった後ってどうしてもラー油だけけっこうな量、残るじゃない?あれをどうにか消化できないものかとおもってTKGに混ぜてみたことがあったんでした。甘辛くなってなくはない…かな?という感じでした。
大量のラー油の処理にお困りの方があれば、ぜひにとはおすすめはいたしませんが、試しに混ぜてみたらいかがでしょうか?
無理にTKGで使うより、餃子やサラダにかけたりして使った方が無難ですよね。
洗い物が1つで済むパスタ
ご飯派なのですけれどもつくるのがめんどうなのでパスタに逃げてしまうことがあります。
大きななべでわざわざ煮てザルでお湯をきるとなると洗い物が増えるしイヤだから、なべでゆであげるのとではまた変わったゆであがり(芯の残り方が独特で、なべでゆでるよりこちらの方が好みにあうという方もきっといらっしゃるのではないかとおもいますが)になりますが、ラクには勝てず、ダイソーの『電子レンジで簡単パスタ』を使います。
短気なパスタ
わたしは気が短いのでパスタもはやく茹であがってほしいの。なのでたいていは安くて細くて「5分」と書かれた1食分にわけられているパスタを使います(麺は細麺派ということもありますので。杖やなにかも4スタンス理論でいうところのAタイプのようですので、指先でつかみたいもので、総じてたいていのものは細い方が好ましいの)。
湿度や温度によってゆであがりぐあいが異なりますので、チンする時間は500Wの電子レンジでプラス2分半~3分ほど、だから「5分」表記のものは7分半~8分、「7分」表記のものは9分半~10分ほどで微調整。
気の長い方や電気代をすこしでも節約したいというような方は、事前にパスタを小1時間水に浸けておくとチンする時間が短縮されますよ。
パスタにからめるソースをつくるのもめんどうですから、超絶手を抜いて一人で食べるときには、お湯をきったその容器に「エクストラバージンオリーブオイル(ピュアではないですよ~)」にこれもまたまた登場「ジンジャー<ドライミックス>」、さらにはアンチエイジングのために「シナモン」も一振り。
シナモン?っておもうでしょ?「そんなことしたら生八つ橋風味になっちゃわない?」「ニッキはちょっとぉ…」とおもうでしょ?一振りなら香りも風味もエクストラバージンオリーブオイルさんやジンジャーくんにしっかり包まれて、ひょっこり顔を出す。なんてことはありませんよ。
シナモンって使い時こまるでしょ?目立たないこんなところで使ってみてはいかが?
味の決め手!要のイッピン
パスタのソースもどきとして投入するものはこれだけではありませんよ~。ジンジャーやシナモンは別に入れても入れなくてもいいんです。これは「味」よりも「健康」を重視したものですから。「味」を整えるために入れるずぼら手抜き食品はぁ~こちらっ!「お茶づけのもと」!
「シナモンといいお茶といい、ちょっと京寄り?」とおもわれるかもしれませんけれども、これまたお茶の香りや風味がおさえられていますから、違和感ないですよ。お茶漬けのもとってバランスいいでしょ~。いいのよ~。なにに入れてもとりあえずなんとな~く味ついてくれるから。
こうしてお茶漬けのもとの活躍によりとぉってもおいしくなりました!
…ということにはなりません。洋風とも和風ともつかない、けっしてまずいわけではないけれど、かといってうまからずっ!クセにもならずっ!!
「安くて手早くて後片付けが楽で、お腹が満たされればいいかぁ」という方向けですから。
洗い物がへらないご飯
ちなみに、おなじようなコンセプトのダイソー『ご飯一合炊き』は、わたしはあまりおすすめしません。
とくに一人暮らしなら一見ラクでよさそうだとおもわれますが、どっこい、大量の熱いデンプン質を含んだ蒸気が庫内にけっこうな量ターンテーブル(←最近の電子レンジは回らないそうなのですけれども…)にたまってベタついて、後片付けがまあめんどう。こんなんなら炊飯器で早炊きでつくるのと手間はたいしてかわらない。
これはしようよ
もうひとつ不満のあるところは水の目安線がきってないところ。
「一合炊き」をうたってはいますが「1.5合」もいけるので、それで目安線を引いていないのかもしれませんけれども、それなら二本引けばいいでしょ?
「目安線ないと不便だな~」と、売り出す前におもわなかったの?と、不思議でならない。
これも掃除機といっしょで、洗い物さえしていれば自分は家事を手伝ういい夫だと勘違いしているような男性がつくられたのではないかとにらんでいます。
おかゆが適量?
はじめて使う方はきっと芯の残ったものをこさえてしまうことになるでしょうから水は多めに。
これは説明書きにチンする前に米を30分以上水に浸しなさいとあるのですが「そんなに待っちゃ~おれん」と、直チンしてしまうからなのかもしれませんけれども…それにしても芯残りすぎていますし、容器の内側と外側、上部と下部とで見事なまでのムラのある炊きあがりからすると、そればかりではないとおもうのです。
それに1度だけちゃんと30分以上待ったんですよ。それでも変わらなかったですから。
ということで、はじめて使うのでしたら「最悪おかゆになってもいいやっ!」という心づもりで、あるいは「ベチャベチャになったらおかゆとしていただこう」と、はなからおかゆをつくる気の水の量でチンしてあげるとよいでしょう。
そうして回を重ねていくうちに適量を見つけられます。
でも…適量でも炊きムラは解消されませんけどね。
せめてメモリ・水位線がふってあれば、もうすこし使ったのに…。
忍び込ませるならここはどう?焼きそばにアイツ。
ひとにはそれぞれ味に好き嫌いがございますが、おそらく日本人の半数、外国の方であれば大半が苦手とされる食材。そうそれは「納豆」!
独特の香りと風味。意味がわからない粘りと食感。食後も(とくに)生でねぎ属のもの(玉ねぎやにんにくなど)を食べたときのように、いつまでも、いつまで~も口の中に居座る厄介者。
今日は二食でしたがその内の一食目、まだ開封されていないのに本日賞味期限を迎えてしまった焼きそばと納豆。どちらも3パック1袋だからそろそろ消費していきたいなぁ~ということで「入れちゃえ」。
混入作戦!?
あんまり早くに納豆トウニュウして火を入れちゃうとなんだかにおいがすごいことになりそうだとおもったので、調理後半の粉ソースをからめるときに入れました。
やっぱり多少はにおいするよ。するけれども、パスタにシナモンのときのように、おそらく熱とソースであの納豆も、あの納豆でさえ、だいぶ香りも風味も抑えこまれます。
焼きそば1人前に納豆1パックではやや多いかな?2人前で1パックぐらいがちょうどよさそう。
ときおり糸引くことがあったり豆を噛むとさすがに納豆風味きますけど許容範囲ではないでしょうか?納豆はダメだけどこれならいけるという方は少なくないとおもいます。
納豆嫌いにどうしても納豆を食べさせたいと画策され苦心されている方がいらっしゃいましたら、ほんとうに手間ではありますが、納豆を細~かく刻んでペースト状にして「からしマヨネーズ」とかコテコテの濃い味つけの焼きそばに混ぜちゃえば気づかれないことでしょう。
納豆は地球を救う!?
かれこれもう20年ほど前になるでしょうか、知人に「親族に納豆の成分を利用して砂漠の緑地化を目指している研究者がいて、今インドに単身赴任している」という方がおりました。
20年も前となりますと2000年に入る前のことで、年々砂漠化が進んでいるということは耳にしても、21世紀に突入してもなかなか「納豆で緑化」という話が聞かれることがなかったので、その後その研究がすすんでいるのかどうかまったくわからなかったのですが、最近になってやっとテレビでも紹介されるようになってきた感があります。
納豆のねばねば成分には高い保水性があり、その成分とともに砂漠に植樹した植物が枯れずに育つようになったという成果についてテレビで見たことがあります。
知人の親族がそれに関わっているのかどうかはわかりませんけれども、その動向がずっとちょっとだけ気になっていたものですから、以来、納豆を目にするとその話が呼び起こされます。
そろそろどうにかなりませんかねぇ?
そもそもパン。つくるのはいいけれど、後片付けをおもうと調理器具を使うのが億劫。フライパンやらなべやら使い捨てになるとラクなのになぁ〜。
使い捨てといっても毎回フライパンや鍋を捨てるということではなく、紙鍋のような鍋の内側にフィットさせて使うようななにか。
高い温度を伝えつつ安価で発火点や融点が高い必要がありますから、紙の一面にアルミを吹き付けて紙付きアルミ箔みたいにして液体が染み込まないようにするとか、なにかないものですかねぇ?
これができたら大量に調理するようなところでは毎回なべを洗う必要がなく、その内側のものだけ取り出して新しいものと取り替えればすぐまた調理に取り掛かれますから、場所も取らず効率的でしょう?
最終的に目指すところは天ぷら。たくさんの高温の液体を保っておけるようになったら流通や廃棄のしかたまで変わることでしょう。
使い捨て調理器具
この「使い捨てフライパンシート」(←ネーミングは(仮))の前段階はまな板かな?温度を気にする必要ないから。
カレンダーやメモ帳みたいに100枚一綴りとかにして、汚れたら上の1枚を剥ぎとって、いつでもすぐきれい。常に新しいまな板。
生肉や生魚を使うときって気を使うでしょ。場所とか順番とか。他のものを調理するとなると一旦洗わないと微生物や細菌こわいじゃない?
どう?こんな「まな帳」「日めくりまな板」(←ネーミングは(仮))。
わたしが思いつくぐらいですからもうすでにあるか、開発中なのだとおもいますが、そろそろ売り出されるか普及しだしてもいいんじゃない?
とりあえずチン
ここまで見てきて十二分に察せられることではありますが、わたしはこれほどまでにずぼらで気が短くめんどうくさがり屋なのです。ずぼらぼ ズボラ生活研究所
コーヒーを飲もうとお湯を沸かすのめんどうですからチンします。
めったにひとが訪ねてくることありませんが、ちょうどペットボトルのお茶を頂いたりして冷蔵庫に入っているときなんかはお茶をいれるのこれまためんどうだから、これこれまたまたチンしちゃいます。
「チ~ン!」って大きな音がなって気づかれてしまうのはやや恥ずかしいですけれど、体裁気にする間柄でも歳でもないですからまあいいか。という塩梅です。
痛みにまさる感情
毎朝のように左足の土踏まずのところがつります。
こむら返りなら年齢的なものかぁとわかるのですが、なぜ足裏?
毎度のこととなるともう「はいはいいつものね」と、痛みよりめんどうくささが勝ります。
足をマッサージする家電って、どれもこれもエアーで圧迫するものばかりでしょぉ。イボイボがついているローラーが回るものも定番ですが、わたしが求めているのは足裏をギュ~ッと、指圧するもの。コレがないっ!
マッサージで健康を害された方や、ツボって数ミリずれただけでまったく効果がないですから、それを機械で再現するというのは難しいのでしょうねぇ。
嗚呼ぁ~わたし専用の足ツボ指圧機ほしいわぁ~。