あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

『パッション』に浮かされて。

神の存在証明

 神の存在を信じるひとにとっては神という概念があるために神は存在します。

 神の存在を信じないひとにとっても神という概念、あるいはすくなくとも神という言葉があるので存在します。

 神の存在を否定したければ神について考えず・思わず・言葉すらも忘れるしかありません。

神の存在証明 - Wikipedia

 

存在の住みか

 これは神にだけあてはまることではありません。

 概念化・言語化されたもの、言葉で指し示されるものすべてに当てはまります。

 したがって、思考の対象となるもの、またなりえるものはすべて存在します。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」

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キリストの印

 キリストが神の子であるかどうかはわかりませんが、神であるにせよ人であるにせよ、どちらにせよ人(全人類)の罪を一身に負おうとしたことは、義務感や使命感や自惚れなどのいずれであったにせよ、ひとを超えた強靭・狂人でなければ、誰にでもできるようなことではありません。

 

 罪の債権者または債務者ではなく体現者。

 イエスはすべての、全人類の罪を背負ったのではなくすべての、全人類の罪を現した(かった)のかな?

 

 現すということが背負うということなのかもしれません。

 キリスト者=罪の体現者?

パッション

パッション

 

 

ひとの印

 ある宗教の神を知ることは、その信者を知ること。

 

 しかしひとは善悪の主権を自分の判断の下に下せるようにしてきました…。

 

 神は自分に似せて人をつくったと言われますが、それはひとに生の喜びを教えたかったからでは?

 

 こんなようなことを賛否両論あります映画『パッション』をみておもいました。

(キリストを扱ったものはつねにそうで、『パッション』だけに限らず、『最後の誘惑』や『ナザレのイエス』なども賛否両論旋風まきおこしました。)

ナザレのイエス

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  • 発売日: 2008/08/29
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 キリスト者ではないのでまったくの見当違いで不快な感情を誘いこんでしまいましたら、ただただもう謝るしかございません。すみません。

 

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