安全の納期
こちらの記事を拝見いたしまして思い出したことがあります。
知人のひとりに英語にハングル、それにフランス語とベトナム語少々って言っていたかな?かれこれ10カ国語ほどを操るマルチリンガルな方がおりました。
その方はプログラマーになられたようで、わたしが聞いたことのあるプログラミング言語はCとJavaぐらいなのでほかになんといっていたのか覚えておりませんが、何年かぶりにお会いしたとき仕事で利用されている言語について尋ねたところ、かるく20言語ほど横文字をあげられました。
プログラミングを生業とされている方にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、業界に疎い者にとってはこちらもマルチリンガルなのですねぇとおもったものです。
不眠不休で不安の納期に間に合わせる
プロジェクトリーダーというわけではなかったようなのですが、その方は地方空港の予約システムでしたか割と大きな仕事に携わったようで、当時は納期に追われて寝る間もなかったとおっしゃっておりました。
二日不眠不休ではたらきつづけるだけでも体に変調をきたすというのに、リーダーではないひとでこの惨状では数ヶ月の間そのような生活を送ったとおもわれるそのプロジェクトのリーダーは死ぬほど起きていたのではないかとおもわれます。
納期に間に合わせなければならない。でも稼働後エラーがあってもならない。
何人もの人が不眠不休でプログラム組んでもおわらない。
それでもなんとか納期には間に合った…というのか間に合わせたようです。
間に合ったと言い切らなかったのは、コードはとりあえず組んだ、でも動作確認は不十分だったようだからです。
それをするにはあと数ヶ月必要で、システムが一応動いて形作れただけでもプロジェクトリーダー以下だれもが驚きだったようです。
ですから稼働後「あれでエラー起きなかったら不思議だ」と、ほぼほぼエラーが起きることを断言する言い方をされていました。
いつか迫り来るエラー納期?
動かしながら動作確認して都度修正しているのでしょう。
その空港で重篤なシステム障害が起きたというニュースを今のところは耳にしていません。
起きてはいても表に出していないだけなのかもしれませんけれどもね。
納期は大切でしょうけれども安全より優先される納期ってなんなのでしょうね?
プログラム組むのは自分たちではないのに稼働・開業・開港予定日から逆算された工程表のしわ伸ばし作業を現場に丸投げってなんなのでしょう?
安全の納期は無視ですか?
納期を迫る怒声
態度と声だけは大きく、肝と思慮は小さい者は邪魔でしかないから自覚して自重してすっこんでればいいのに。
あぁあぁまた怒鳴ってるよぉ~声張り上げなくても十二分に聞こえる距離にいるでしょうがぁ~ひととの距離測れないんだねぇ~。
エラーを時限式に組み込んでいる安全を脅かすシステムは、意図的ではないにしてもテロ行為に匹敵する効果を発揮するエラーテロか納期テロなのではないかと…
このテロ行為の目的はもちろん納期に間に合わせること。この目的を達するための行為が不備。テロリズム - Wikipedia
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