公開前に確認しよう!
「これはいいでき!会心の作!きっとアクセス数伸びちゃうよ~。うはっうはっ。それではお披露目いたしましょう。ぽちっとな」
…
…は、まだはやいっ!
じぶんではとても「いい記事」が書けたと確信していたのに、思惑通りに「アクセス数伸びないなぁ~。なんでだぁ~?」ということが1度や2度、ありませんか?
せっかく「いい記事」を書いたとしてもこんな不遇薄幸現象が起きるのです。
その原因はもしかしたらこんなところにあるのかもしれませんよぉ~。
あなたの「いい記事」が読まれない原因かもしれない
それは「読みにくさ」。
それもページが「パッ!」と、表示された最初の印象。
だからそれは「見にくさ」。
そんな見た目が損な見た目
「なにか読みづらそう」「なぜか見にくい」という印象を与えてしまったら記事の内容に関わらず即そのページから離脱されてしまいます。
逆の立場で思い返してみて下さい。
記事の内容ではなく"ぱっ"と見の見た目で見限ってしまったことがあるでしょう?
たとえば、1行が横になが~くて、なかなか余白が訪れない、右端に目をやればスクロールバーがこぢんまりとしておそろしく長い文が待ち受けていることが容易に想像されるページを見たとき、あっ!と、そのページをすぐに閉じっちゃったぁ~という経験が二度や三度や四度や五度…。
正直に言いなさい。
そういうことしたことがあるひと手ぇ挙げて。
後悔する前に、公開前に確認しよう!
訪問者になんとな~くそう判断させてしまう見た目。
記事の内容に問題があるのではなく、ただその記事の見せ方に問題があったのかもしれませんね。
ということで、後悔前にいま一度、公開する前に今一度、見やすさを確認してみましょう!
…と言われても、なにをどう確認したらいいの?
となりますよね?
なので以下に「稼げぬブログチャンピオン」が根拠薄弱なわりになぜか偉そうで、なおかつ独断で決めつけている「稼げるブログ」の書き方(見た目)を記していこうとおもいます。
それでは今回もまたはじまります。開演のとき、胡散・臭い・で・SHOW!
緩急つけて!気をつけて!!リズムを生むかたまりと余白
5行以下1段落は10行以下1段落なり
体裁ということでいえばコレ!
なんといっても読みづらいのは、なが~い文が改行も章分けもなにもなく、ズラズラズラーッと延々につづく、体裁とも呼べぬもの。
ですから1段落(っていうのかなぁブログの場合?)を5行以下ぐらいにとどめて段落のかたまりを視認できるようにしましょう。
段落と段落のあいだの開け方は改行なり1行空白行入れるなりしてほどよい距離を保ってね。
そしてPC表示の場合、5段落以下をめやすに1セットとして見出し(や画像←でもいいですが、画像の多用はページ表示速度が遅くなるのでややおすすめできません)を利用して区切ってパッケージングしてあげること。
そっちじゃないよ。こっちだよ。
あまりに改行が多い文に稚拙さを感じる方もあるかもしれませんが、たしかにPC表示の場合には多少その感はいなめません。
が、時はスマホ時代!
…らしい。
ガラケーガラパゴスゾウガメなわたしは知らないし実感ないからわからないけれど、それでもスマホ表示で見れば一目瞭然!
段落や見出しで文章を小包にしていかないと見づらくみにくく読む気削ぐ。
PC表示でなかなか空白行の入らない文章をスマホで見させられると、その圧迫感たるや…
文章の緊緩理論…と呼ぶほどのものではないけれど…
PCでは1行40文字程度。
スマホでは1行20文字程度。
とされている方が多いのではないかとおもいますが、するとPCでの5行は、スマホではその倍の10行ほどになります。
スマホで10行1段落ですとちょうど前後の章のお尻と頭が見えるぐらい。
なおかつその段落間に余白があるのでスマホという小さく閉塞感のある画面のなかで、すこしは開放感と疾走感を生むことができるとおもうのですが…↓こんな感じですけれど…どぉ?
スマホでは内容も書いてあることも同じなのに、ただ表示のされ方が変わるというだけなのに、PC表示のときよりもスピード感や臨場感のようなものが付加され強調される感…なぁい?
スマホというものは手軽さだけでなく、こんなところも若者うけする若者向けのツールなのかな?とおもいました。今。
5段落以下1章
小見出しに色や囲みなど、うるさすぎない装飾がほどこしてあるとなおよさそうです。
そうしてあげるとブロック・章ごとに小見出しや画像によって色が添えられて、文字だけのモノクロ単調画面のなかにわかりやすい区切れができてリズムを生んで読みやすくなるとおもいます。
パッ!と表示されたら、先ほどのものと↓こちらでは、どっちを「読んでみようかなぁ~」と誘引されますか?
ライトな印象でやはり↑あっちよりも稚拙感がにじみ出ちゃってますけれど、↓こっちじゃない?
飛ばし読まれもこわくない?
小包にすることで"飛ばし読み"("飛ばし読まれ"の方が正確な表現かな?)に対する一定の対応もできることでしょう。
つまり、小分けですと「とりあえず各段落一瞥しておくか」「ついでに次の段落にも目を通しておこうかな」という深層心理がはたらきやすく、次、次、次、と、さいごまで読んで頂ける確率が高まるとおもわれるからです。
読んで頂くには内容だけでなく体裁も整えた方がよさそうですね。
また飛ばし読みされてもその章の骨子が瞬時に把握できるような小見出しのタイトルの工夫も読者をじりじりいらいらさせないための配慮として必要なのだとおもいます。
適切な文字数はどれくらい?
これくらいなら読み切ってもらえそう
興味はなくても「開いちゃったからついでに…」と、さいごまで目を通して頂けるボリューム・文量感は1000文字~2000文字ぐらいなのではないかとおもいます。
この文字数ですと…
- PC表示で1画面とちょいスクロール。(タ~ン、タン)
- スマホ表示で2画面とちょいちょいぐらい。(タ~ン、タ~ン、タン、タン)
に収まりますので、小気味よくほどよいおさまりだとおもいませんか?
長文だけど読んでほしいの
読者が興味をいだいている内容でも、そしてそのテーマに絞った一貫性のある記事だったとしても、あまりの長文は遠慮したいところだとおもいます。
それができない場合の1500文字ごとごとの仕事
「こだわりや心情がそれを許さない!」であるとかなにかしらの事由で「長文だけれど分割もしたくない!」という場合はこんな目安はどうでしょう?
およそ1500文字毎に画像を入れる
文字ではなく図像や色で変化をつけて飽きさせないという効果をねらったものですが、これには他の効果もあると考えます。
ブログのしおり
ブラウザにそのページの履歴は残せても、そのページのどこまで読んだかの履歴までは残せません(←もしかして…できる?)。
そのページのテキスト量が多かったとしたら、しおりなしで大著を読み進めていくようなものではないかしら?
"しおり"ほしくない?
目次では文字の中の文字しおりだから
ある程度のながさごとに画像を入れるメリットに「栞効果」があるのではないかとおもいます。
「インデックス作用(エフェクト)」とか「ブックマーク・ポインター」とか名づけた方がかっこいいかな?
ネーミングはどうでもいいとして、「目次」を表示させておられる方であれば「目次あるからそんなのいらないんじゃないっ?」と思われるかもしれませんが、そのページに再訪したとき「あれどこに書いてあったっけなぁ?」と、目次からその記述のあるところへ向かうという方はどれほどおられるでしょうか?
まず「目次」にある「見出し」の言葉を覚えておられますか?
わたしは自分でつけた見出しすら忘れていますけれど…
こんなとき、つらつら並ぶ文字の中に時折やってくる特徴的な画像があったらどうでしょうか?
「あれってあの画像(見た目)のちょい前に書いてあったようなぁ…」
「そうそうこの画像の直後にあるはず!」
と、しおりのような役割を果たしてくれませんか?
「木を隠すなら森の中」…の逆で、文字のなかで文字・単語を"しおり"にするのはしんどいでしょ?
おしりのしおり。ブログにしおり。
おそらくしおり機能のようなものがブラウザかなにかにあるとはおもうのですれども…使います?それ?
そんなに「ほんき」で探すことってそうそうなくない?なくなくないの?
「ただなんとなく探す」ことの方がおおくて、だからこそ、そのつど"しおり"利用しないとおもうのです。
この"しおり"効果は「あとで読む」というときにも「前回はここまで読んだんだよなぁ~」という目印にもなってユーザビリティ高いとおもうのですが、いかがでしょう?
読み進めるときにはリズムを生み、探すときには目印となる。
なんだか…走るときにはバランスをとり、樹木間を移動するときには枝をつかむ。(おさるさんの)しっぽみたいじゃない?申年なだけに。
でも、かたまりと余白に頼りすぎてもいけないよっ!
かたまりと余白などを駆使してどれだけ読みやすくしたとしても長文は長文。読み疲れます。
改行や余白を使えば文章量は変わらなくても、表示画面はさらに縦長になりページのボリュームが増します。
一気呵成にスタートからゴールまでをその1ページ中に収めたいと「筆者」はおもっても、それは「筆者」だけの感情かもしれませんので、そこはぐっと我慢で2つ3つに分割するのも一つの手ではないでしょうか?
読者からしたら小分けにしてもらった方がその記事を探しやすく、また読みやすいとおもいます。
筆者にしても振り返ったとき、その記事を探しやすく、また読みやすいことでしょう。
ですからこれはエゴではなく気づかいなのだと、もうすこし積極的にとってもいい手法なのではないかとおもいます。
そういうことだったのかぁ~若者よ!
「稼いでおられる方々のブログ」をみますと、意識してかしないでか、
1・2行で改行
5行ほどで1段落
をなす構成をよく目にします。
これはひょっとして…記事をスマホで書いているから?
スマホで見やすく編集しやすい書き方をしていたら自然とそうなっていたということ?
これはどうやら発想が逆だったみたい。
そうかぁ…スマホ時代なら編集もスマホかぁ~。
気づくまでに時間かかったぁ…。
スマホベースだから画面構成がだいぶ縦長なのかぁ~(な?)
スマホをお持ちで老眼でない方は、こまごまちまちましたことを気にせずにすみそうなスマホ編集がよさそうですね。
今回のご提案
今回「いい記事!」と見せかけ方でご提案いたしましたのは…
- 1段落5行以下
- 1章5段落以下
- 1500文字毎の画像
の大枠3連単でございます。
毎度のことながら、やはりこちらも目安です。そしてまた、これは今までとすこし違うところで、「以下」をおすすめしております。
その根拠は薄弱で、「ただなんとなく」でございます。
あるいは「稼いでいるブログで、そういうブログをあまりみない」というだけのものでございます。
毎度おなじみの懺悔
まとめれば100字にも満たないこの3点を提示するのに4500字以上をついやすこの愚行。ながい行軍。さぞお疲れになったことでしょう。
わたくしとしましては「疲れをお見舞いしてやった」とほくそ笑むというようなことはございませんが、「読み通すほどのものですか?」と自画自損の念でいっぱいでございます。
そんなことを申しておりますと5000字に達してしまいそうなので、このあたりでおいとましようとおもうのですが…
この記事を書いた慣性と言いましょうか惰性と言いましょうか…惰性ですけれども、ひきつづき次回は記事の見せ方的なものを書く構想だけはあります。
なのでできあがったものがこの予告とはぜんぜん違うものになっているやもしれませぬ。
この記事もこんなに長くなるのなら2つ3つに分けた方が本来はアクセス数伸ばせるのでしょうけれども、書いて出しですしPV気にしてませんし、なんといっても…そろそろこれにつづきそうな言葉を予測できるようになってきましたか?…
「ブログで稼げぬ」絶対王者ですから!
それではまた。(ちなみに…そこ↑で5000字ぴったしです。)お疲れ様でした。
本シリーズ構成
エピローグ:「稼げるブログ」の失敗王者あらわる!?
第1話【 ブログ名 】:それほど大事じゃないよ。ブログ名(たぶん)。
第2話【記事タイトル】:ブログで稼ぐために必要なことはたった1つだけ!…なのかもしれない
第3話【 記事内容 】:これも大事だよね!稼げるブログには…なにを書いたらいいの?記事内容!!
第4話【 記事構成 】:書き方1つで見やすさ激変!?アクセス数伸びるかも?「いい記事」と見せかけ方
モノローグ①:稼ぐブログはなぜこうなってるの?お宝ブログに共通点発見!?…できてません。
モノローグ②:三角な遊び心。四角な安定感。
第5話【 文 体 】:ブログ飯の言葉づかいはムリなくムダなく自然体…に、ちょっと盛り?
第6話【 まとめ 】:稼げるブログと稼げぬブログを比較してわかったこと?【まとめ】
エピローグ:アクセス数で見る。これがわたしの失敗実績!
あなたがブログ初心者であるのなら、こちらもいかが?