あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

斜視

「あなたがどこにいても見つけられるように、あなたが産まれるずっと前から用意していたのよ。」

 

 遺伝という理由や病気が原因といったように、理由や原因はあっても、意味はない。

 意味がないのだからどんな意味をつけてもいい。

 そうしてつけられた意味は正しくするのであり、絶対的に正しいし、正しくなるものであって間違いではない。

 意味づけられたというただそれだけで、それだけが根拠であっても、たとえ途中で意味が変わっても、意味を変えても、そんな脆く繊細で不確定なものであっても意味を持たせられたその時々、意味づけられたその時々で、常に正しい。

 その意味の正解は意味づけた本人に依拠し、それだけで根拠となり正しいのだから。

 

 そんなことを斜視のひとを見て思い巡らせていました。

 

 モナ・リザや仏像、また多くのアイドルは斜視をもっているようなのです。

 「もっていると」と表現したのは、以前どこかで見かけたサイトに「人気アイドルのほとんどが斜視である」というようなことが書かれていて、そのとき「そんなに多いのならむしろ斜視は人気アイドルの(必須)条件。持って生まれた才能、ギフトなのではないか」とおもったものですから。

 

 モナ・リザや仏像、歌舞伎の見得などが斜視であるのは、八方睨みのように、どこから見ても目線が合うようにするためだとかでないとか…。

 もしそうだとすると、アイドルの斜視が武器となるのは、ファンが「あっ!こっち見てる。わぁーっ視線あったぁ~」と勘違いしてくれて、単純接触効果のような効果が働いて親近感が湧いて多くのファンを獲得できるからなのではないか…な?

 なんて仮説も立ててみたものでした。