モダンフィロソファー
『喪男の哲学史』内容はまったく思い出せないけれど、歴史に名を残す哲学者は喪だったなぁ~というのは、これまでわたしの発想になかったので印象的でした。
カントさん、ヘーゲルさん、キルケゴールさん、ニーチェさん、ウィトゲンシュタインさん…うわっ!喪っ!
たしかにふりかえってみると喪でない哲学者おもいうかばないなぁ。
お釈迦さんとかパースさんとかハイデガーさんとかサルトルさんとかは喪ではないけどなんかなぁ~ねぇあれだしぃ。
なんとなくレヴィナスさんぐらいかねぇ?人生激烈だったけど…むしろ激烈だったからかな?
歴史に名を残す哲学者の条件というかトレードオフが喪だとしたら…なかなかエグいね神様は。
モダンな嫁
ソクラテスをあげなかったのは、嫁目線だと…
A「お隣のダンナさんまた例のあれよ。若いおとこの子あつめて知者狩り遠征ですって。」
B「やあねぇ~。これだから軍人あがりは血の気が多いというのか、活動的というのか…ねぇ~。」
C「あらやだ、それプラトンさんじゃなかったかしら?園長さんで元レスラーの。」
B「あらっ、そうだったからしらっ?正直どっちがどっちだかわからないのよーソクラテスさんとプラトンさん。」
A「それわかるわぁ〜。もうどっちでもいいわよって感じよね⤴。」
C「ちょっとちょっと二人とも。きたわよクサンチッペさん。」
……
ABC「あら⤴奥さんごきげんよう。」
ク「ごきげんよう。」(あいつま↺た勝手にふらふら出歩きやがって↺、家でジッとしてろよっカエル顔!私の身にもなれってゆーの。)
………。
と思っていたかもしれませんし、一杯や二杯やその三倍以上かもしれませんが、水をかけたり口論したり(だってアイツああいえばこういってめんどくさっ、と思ったら今度はイヤミったらしく黙り込んだりなんかして、も~イライラするっ!)したぐらいで後世悪妻呼ばわりされるんですから。
モダンな夫
話がまわりくどくて論点すり替え揚げ足とって、わかってるなら先にぜんぶいえばいいでしょっ。
あれこれやりくちきたなっ!と『国家<下>』それも第8巻に行き着くまでは思ってました。
ここまで我慢してすすんでやっとホワイトヘッドさんの「西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である」の言葉の意味の端っこにふれてソクラテスさん(というべきかプラトンさんというべきかはビミョーですが)のすごみをみたような気がしました。
思想・哲学界のモガはいらっしゃらないような…。
アーレントさんやスピヴァクさんなどはあれですしねぇ。