「なんでスマホあるのにモンストできないのぉ?」という疑問の声に「それはスマホじゃなくてiPadとiPod touch。しかももう古い機種だからOS対応してなくてモンストはダウンロードできないの。って前に来たとき言ったでしょう。あのとき横で見てたじゃない。」と説明したところで「なんでぇ?どうしてできないのぉ?」
「だ~か~ら~。いま話聞いてたぁ?」
と言ったところで詮なきこと。あきらめがわるい。まあそのワケもわからなくもないけれど…。
というのは彼のお家では基本テレビゲームはやらせない。遊ぶなら外で遊びましょう!という方針だから。
だからパソコンやらタブレットやらがその辺にころがっているウチへ来るとなるとゲームができるとあってちょっとテンションがあがってしまうみたい。
だというのにゲームができないだなんて神様そりゃないよーといった感じにやや青みがかった霧を発生させます。
そんな姿を見せつけられるとすこし不憫におもい、なにか手はないかと、かといってスマホは買わないよ、という方向でなにか方法がないかと調べてみました。
そうしましたらなんのことはない、すぐに見つかりました。
パソコンでスマホアプリが動かせるそうな。
Nox App Playerを試してみる
それでいくつかのサイトを覗いてみて一番動作が軽そうだと思った「Nox App Player」をインストールしてみました。
なかでももっとも参考にさせて頂いたサイトはこちらです。
横で「いい感じじゃない。きたんじゃない?」と弾む声。
そして…
「きたーっ!」
(↑わたしの雄叫びではありません)。
無事モンストできるようになりました。
Noxアウト
でも…
パソコン全体の動作が異常に遅くなりました。
カクカクするなんて次元じゃない。
エミュレータ(Nox)内の動作はタブレットに比べるとほんのちょ〜っとだけ劣る感じがする(これはおそらくパソコンのスペックの問題なのだとおもいます)ものの軽快に動くのですが、Noxの動いているウインドウの外、その動きが遅すぎる!
アイコンをクリックして選択するというだけでも、マウスを動かしてポインタを動かすというだけのことにも何分も待たされるものだからいらいらする。
しかも一度Nox閉じても設定やゲーム記録を保持できるのか不安だったので、一度閉じて再起動してみたらエラー出て動きゃあしない。
パソコンがおっそろしく重くなっただけ。
閉じたのに重い。
もしかしてこれやられた?
ウイルスかなんか感染した?
ということで即アンインストール。
先ほどのサイトの最後の方にNoxは中華ソフトではあるけれど「HAO123」のように後々わずらわしくなるようなものではないよとありましたので、単純にパソコンスペックに問題があったのだと自分に言い聞かせて安心することにしました。
Blue Stacks 2ならどうだ!
糠喜びに終わった少年を尻目に、このころにはもうわたしがちょっと意地になってきていて、次は「Blue Stacks 2」を試してみる!となりました。
こちらでもめぐりめぐってもっとも参考にさせて頂いたサイトは『寝ログ』さんでした。
BlueStacks初回起動時はエミュレータ内でのアプリの動きがNoxよりほんのすこしだけもっさりした感じがしましたが、パソコン再起動後はきびきびと動くようになりました。
解像度の設定がはじめ保存されませんでしたが、これもエミュレータの再起動ではなく、パソコンを再起動したら保存されるようになりました。
パソコン全体の動作が重くなることもなく、さすがにこれをするとちょっと動きが鈍化してしまいますが、BlueStacksを動かしながらパソコンブラウザを開いてネットサーフィンすることもできました。
寒い冬の日の冷たいこども
これにて一件落着。
わたしの仕事は終わったわ。
少年よ、あとは存分に遊びなさい。
わたしも「ゲームよりも外で遊びな!」派だけれども今日は許すっ。
わたしを讃え感謝しながらお遊びなさい。
…って、あらっ?
もうわたしの姿が見えていないのね。
こういうときの大人って、こどもにとってはただ目的を達するまでの道具にすぎませんね。
こんなときこどもが発するあの冷淡というのか淡泊な感じがちょっと好きではないのですが、数十年前には自分があれをやっていたのかと思うと、なんとかわいくなかったことか。これじゃあわたしかわいかったときなんて寸分もなかったんじゃない?と鏡を見ろと言わんばかりに突きつけられるような思いがして、これじゃあとてもじゃないけど腹をたてたり怒ったりするのは理不尽でちょっと違うと思いますし、それをするなら振り返って時間を遡り、まずは幼き日の自分を叱りつけに行かなければならないような気がしてなにも言えません。
特に何か言いたいということではないですからいいですけれどね。
幼い子にとって一年でもっとも楽しみにしているイベント、クリスマスがおわり、はやくもその余韻すらも残っていない、そんな学校が冬休みに入ったある日のお話しでした。
ちなみに① Genymotionは32ではノーモーション
OSがLubuntuでブラウザはFirefoxを使っているパソコンに「Genymotion」入れようとしましたが、32bitパソコン用ファイルがなく64bit用しかなく、それよりなによりLinuxでのbinファイルの展開方法がわからなかったのでインストールできずじまいとなりました。
これは失敗。
ちなみに② User Agent Switcherではエージェントの行方知れず
Firefoxのアドオン「User Agent Switcher」でスマホ表示(ユーザーエージェントを切り替えて)にしておいてアプリインストールしてみたらいけるかな?と試してみたところ、ブラウザ上では「インストール済」と表記されるようになるのでどうやらインストールはされているっぽいのですが、スマホのホーム画面のようなものがブラウザでは出てこないので動かせはしないみたいです。
ということでこれも失敗。
ちなみに③ Wineとのちゃんぽんはやめておきました
WindowsエミュレータみたいなWineを入れてそのなかでスマホエミュレータを動かせばいけるのかもしれませんが、非力なマシンでは苦しそうなのでこれは試してもいません。
なのでこれは未知数。
ちなみに④ iせなかったからAIMPに出会えた
Wineを知ったきっかけは…音楽をちょっとだけいい音で聞いてみたいと思い調べた結果いきついたスピーカーEdifire R1000TCNパッシブ化とBOSEのパーツが使われているといわれている中華デジタルアンプLepaiを揃え、それをあたったタブレットを音楽プレイヤーとして使おうと思ったのですが、どうもわたしはiTunesと相性が悪いようで、これまで頼まれてなんどか使ってはみましたが、毎回素直に音楽入ってくれなくてもうiTunesイヤッなので、古いパソコンにubuntu入れて、さて音楽プレイヤーはなにを使いましょうか?という過程のなかででした。
Windowsパソコンではシンプルで軽くて操作の簡単な「Myu」を使っていたのでLinuxの方でもMyuを使おうと思ったのですが、Myuのダウンロードサイトはもうなくなっていて、しかもWindows対応ソフトなのでLinuxにはそのままではインストールできず、それなら他になにか軽くて操作が簡単でよい音を出してくれそうなソフトを探していましたら「AIMP3」をみつけました。
ubuntu標準の音楽プレイヤー「Rythmbox」を使えばいいのでしょうけれども、見た目がiTunesに似ていて拒絶反応が出たので、それで他のものを探すことにしました。
ただAIMPもWindows用でした。それでもAIMPなんかよさそうだったので、それじゃあLinuxでWindowsエミュレートしてその中で動かせないかなと思って「ubuntuでWindoswを動かす」だったかな?そんな感じで検索かけて、Wineに辿り着いたという長い道のりでした。
Wine以外にもLinuxでWindowsを動かす方法として「Virtual Box」という手もあるようです。
むしろこちらを選ぶひとの方が多い感じ。
検索でヒットする情報はVirtual Boxの方が多いから。
なのになんでわたしWineにしたんだろう?
ちなみに⑤ ネットの世界に生きるエミューに出会ったぁ~
どうやらLinux上でWindowsを動かせそうだということを知ったのは、古いノートパソコンを活用できないかと調べていたときでした。
Windowsでは動作がもっさりしてしまう低スペックの数世代前のパソコンでもLinuxならそこそこ使えるようになるかもしれないよ!というようなことが書かれているサイトがあり、試しに入れてみよう。でもコマンド操作は遠慮したいなぁ〜わからないもの。LinuxをWindowsのように動かせないものかしら?とさらに調べてみたらディストリビューションというものがあって、操作性ばかりか見た目もWindowsそっくりなものがあるというのです。
それで「Linux Windows」といった感じだったかな?検索してみたところ「LinuxでWindowsエミュレートできるよ〜」的なことが書かれているページを目にして、「へぇ〜Linuxってそんなことまでできるんだぁ〜」となったのでした。
ちなみに⑥ おしまい
「ちなみに」と書きだしていったら数珠つなぎにあれこれ思い出してしまって、本題より長くなってしまいました。
ちなみに、これでおしまいです。