あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

薔薇バラばら

ゴールドバニー、 緑光、 アイスバーグ、 ピエール・ド・ロンサール、 シャリマー。

フォーエバーローズのモンテクリステラもあるかもしれませんがミニバラは園芸ラベルがついてなく名称不明なものが多いということもあってどれがどれだかわからない。

紫外線にやられた園芸ラベルをつまむとぼろぼろっとなると「わぁ~マイクロプラスチックがぁー」ってなる。

 

安さに負けてプラ鉢が多いですが、水の管理のしやすさから素焼き鉢へと徐々に移行中。

水を上げすぎて枯らしてしまうことの多いのわたしのような園芸初心者には素焼き鉢が適しているという境地にやっとたどり着きました。

素焼き鉢で水をあげなすぎたり、アジサイやフジのようにたくさん水がほしいという場合には、鉢皿で腰水にするなど調整がしやすい。

重さと見た目と落とすとほぼ確実に割れるということよりも育成重視なら素焼き鉢がいいとおもう。

 

ミニバラは小さいからこそ病気が広がりやすく虫の食害もすすみやすいということで、あちこちで安価に売っていて手軽に手に入る割に育てるのは難しいといわれますが、うちではなぜかあんがいと元気です。

2、3ヶ月ほど前に、ほとんどのミニバラ、といっても4、5鉢ですが、そこそこ育ったので株分けしてみたのですが、そのときのダメージなのでしょう、2つ3つはだめにしてしまったようです。あれから葉が出てこない。

 

弱いといえば黄バラ(というか黄色い花。虫が集まりやすいため食べられやすく、そのために病気にもなりやすい。加えて退色もしやすいことから総じて黄色い花は弱いと言われているよう)ですが、今のところ病気も虫も見られず元気です。それにまたよく開く。開花したとおもって摘んで挿しておくとそこからさらさらに開きます。

また春バラは秋バラにくらべて大きいので大輪を感じられます。

 

緑光はとても安くなっていたので他のバラを買ったときについでにポチったのですが、色味が一番好きかもしれない。どうやらわたしは薄緑色した白い花も好きなようです。

はじめ送られてきて梱包の段ボールを開いたときにはもうすでに手遅れなのではないかとおもわれるほどうどんこ病にやられてふにゃふにゃってましたが、お店のホームページには発送前に消毒していますと書いてありましたし、なにより捨て値かというほどに安くてはじめからついで感覚だったので、まあいいか、ダメ元だとおもって育てました。はじめに比べればだいぶいいですが、それでも今だにそこそこうどんこ病と黒星病には罹りやすくてミニバラと同程度がやや上回るぐらい手がかかりますが、それでもお気に入りのひとつです。

 

現在進行形でちょっと心配なのはアイスバーグ。枝分かれ箇所の2箇所にあやしい穴が。木くずは見られないのでテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)ではないことを祈りつつ殺虫剤を注入。ただ枝が枯れ落ちてできた穴であってほしいものです。

 

ゴールドバニーとミニバラ以外は雨ざらしのやや雑育てだから緑光が調子崩すのもわかる、というかむしろ当然だとおもうところ、ピエール・ド・ロンサールとシャリマーはそんなことどこ吹く風、抜群の安定感。

剪定した枝をてきとうに挿し木にしたらたぶんちゃんと根付いたっぽい。たいていのバラの挿し木チャレンジをしているのでどれがどれだかわからず花が咲いてくれないと確実なことはいえないけれど、たぶんこの2種。

ただ1年半ほど経ったのだけれどまだ、というか長らく20cmほどのままでなかなか大きくなってくれない。

 

ニュードーンはもうすこしではじめの1つが咲きそうです。それにしてもトゲが痛い。痛いどーん。痛みの夜明けぜよ。

はじめの頃は咲いても一日で散ってしまうほど花持ちがとっても悪かったけれど、去年あたりから3、4日はもつようになってきました。

ニュードーンだけはトゲが極悪なので増やしてみたいという発想がない1種。

 

歌であれば「あれは3年前♬」だけど「これは1年前」。

2024年のバラは428輪。今年は何輪咲くかな。現在ちょうど60輪です。

ただ6年ほど前に花器をすべて捨ててしまったので挿しておくものがない。からそのへんのビンやプラ、果てはプラ鉢皿で花手水もどき。流水のない花手水って水の入れ替えがめんどうですよね。蚊にも食われるし。見た目はきれいでも作業はうつくしくない。

 

はかるタイプのパスタって、たいてい多くなりがち。

「こんなものかな?」は、だいたい多すぎ。

「さすがにこれは少なすぎるでしょう」が得てして適量だったりしますよね。

花も麺もよく水を吸うものです。

花の当たり年

今年は花の当たり年なのではないかとおもうほど、あれもこれも、あちらでもこちらでもよく咲いてくれています。

これは2月に買ったプリムラ・マラコイデス。

およそ3ヶ月ずーっとほぼこの状態。

植え替えもせず肥料も一切あげず、水やりだけで息が長い。

雨に当てない、水やりも花や草にあまりかからないようにあげればこれだけながく楽しませてくれるのですね。気侯次第、暑さ次第でしょうが、もうひと月ぐらいは楽しめそうです。

プリムラ・ジュリアンとポリアンサは雨ざらしだったので残念ながらひと月ほど前に朽ちてしまいました。次回は雨対策します。

 

アメリカン・ジャスミン(ニオイバンマツリ)は毎年咲きますが、株がなかなか大きくなりません。花数も路端に植わっているものよりも少ない。

…と撮った翌日に葉を覆い隠さんばかりに満開。

 

3年目ぐらいになるエニシダ。

はじめてたくさん花が咲きました。

 

プリムラ・マラコイデスを買ったのとおなじ園芸店で買ったエダマメとサヤエンドウ。

どうせうまく実らないだろうとてきとうに植えて雨ざらしにしていただけなのに立派なお豆さんがたくさんできました。

少し前に花が咲いてサヤが見えはじめて大きくなってきたので鳥や狸に食べられないように慌てて物干し場へと移動。

週2で15個ずつぐらい収穫できます。

これだけ簡単にできてちゃんと豆の味がしておいしいのなら、そりゃあ家庭菜園はじめるひとが多いのもうなずけるってものです。

 

他の園芸店でトマトとナスの苗を買ってきて育てていますが、こちらはどうなるかな。

近年ではトマトはぎりぎりまで水を絞ってスパルタで育てて甘くするそうなので、それに倣って葉がややくたるまで水をあげずに育ててます。

どちらも花が終わったところですが実の形跡が見られないままはや2週間ほど経ちます。これはどうなのでしょう。

かけはり

3年ほど前にいただいた宝箱形プランターボックス。

一度、車に轢かれてひしゃげましたがなんとかごまかせています。

以前はエリゲロン(源平小菊)を入れていましたが、もわっとしてくれなかったのでただいま絶賛日当たりの良いところで育成中。

なので今はただ安かったからというだけの理由で青のネモフィラと赤のクモマグサのもこもこコンビ。

今年のクモマグサの花ももう終わりですね。

去年は草だけは冬前ぐらいまでは残っていたような気がします。

 

写真はないですが、うちのキンギョソウ、日本では一年草あつかいですが、なぜかいくつもの酷暑を乗り越えて、もう5、6年目。木質化も甚だしいですが毎年ちゃんと咲きます。ずっと北東で雨ざらしになっているのですが、いっぱい邪気を吸って鬼門封じに貢献しているのでしょうかね。

そういえば同じ北東にあるナンテンも、もう5、6年になるわ。こちらも一度も植え替えもせず、もうぱんぱんに混み合っているというのにゲンキ元気。

でもヒイラギはすぐ枯れたわ。水をあげすぎたみたい。今はまた買ってきて水はけ特化の土で南東でリベンジ中。

 

雨上がりにふと空を見上げたら、きれいな大きな虹。

よく見るとちゃんと二重。

すべての虹は二重なのだそうですよ。