あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

改憲でも護憲でもない第三の憲

ホンキなのカ?憲

 サブブログは憲法比較サイト。

 私信が混じって視点が偏らないようにしたつもりですが、どうしたっても改憲派によって立っているように見えてしまうのはあるていど避けられないことだ!と、つくりはじめてからしばらくして気づきました。

 だって護憲派は護憲だから変えない変えたくない守りたい派。ですから草案を提出するってことがないのですものねぇ。

 バランス取ろうと護憲派の草案を載せようにもどうしようもない。なんの意味もないけれど現行憲法全文ページをもう1ページ追加したらいいの?まったく同じページ1つ増えるだけですけど。

 

14年目の認知

 このことに気づく直前の「護憲派の草案ないかなぁ〜」と探していたマヌケっぷり全開期間中に知ったのが「加憲」。

 ながらく公明党は護憲派だとおもっていたのですがその認識はもう古いらしいのです。2002年からの加憲押しみたいなので。

憲法改正論議 - Wikipedia

 なにせ古い人間なものですから連立政権の主張でありながらもかれこれ15年ほどもの長きにわたって存じ上げませんでした。

 

 「加憲」。党内、それ以上に宗派内で意見一致しているのでしょうか?みなさまご納得されているのか気になるところです。

 

 加憲といっても改めるのですから改憲なんですけれどもねぇ。

 ネーミング変えるだけでコロッといってしまわれる方もおりますから、いい攻め方なのかもしれませんね。

 

「加憲」推しならこうしない?

 「加憲は改憲とは違う!」と強く主張されるのだとしたらどのような条文を加えようと考えているのか明文化して明示して頂きたいところです。でないと検討・検証のしようもありませんし「本気」なのかがいまいち伝わらないとおもうのですよ。

 「こんなようなことを盛り込みたいなぁ〜」と方針・方向性だけぼんやり示されてもねぇ〜。15年もあったのですから1文ぐらいありますでしょう?

 

 もしもうすでに紹介されていてわたしが知らないだけなのだとしたらごめんなさいね。でも容易にアクセスできないような紹介の仕方ってどうなんでしょうね?周知させようという気がないのかな?と思ってしまうのですが。

 

 特に中立の憲法比較サイトをつくろうとしている者にとって「加憲」案条文は貴重なものですからねぇ。