ブログ運営者のためだけの記事があってもいいじゃない。
記事数が増えてゆくのにともない、内部リンクを張るときなど、過去記事を探すとき「あの記事どこだったかなぁ~?」という事態が頻発するようになります。
これはでもまぁ、検索ボックスにキーワード打ちこんで探せばいいだけのこと。
それより、サイドバーで親カテゴリーのみ表示させていて子カテゴリーを表示しないようにしているような場合、カテゴリー全般を見渡したいとおもうことがあるのです。
細かくたくさんカテゴリー分けされている方ほどその傾向はつよくなるのではないかとおもいます。
「それでは」と言ってそれをつくったところで、それは「運営者の、運営者による、運営者のため(だけ)のページ」にしかならないのかもしれません。
それでも思い立ってしまったものは仕様がない。気になって仕方がない。おもむろにとっかかりはじめました。
カテゴリーの一覧表をテーブル表示してみました。
この↑ように、自動で表を作成してくれるサイトがあるということは知ってはおりましたが、表の途中でtdではなくthを使いたいということや、いずれにしろリンク先のURLをコピペするという作業を要するので、手間はあまり変わらないのではないかと考え、「HTML編集」にて地味な作業をくり返し、カテゴリーの一覧表をつくってみました。
このページは他人様にみせることをまったく想定しておらず、ただ自分が過去記事を探しやすくするためにつくったものです。
なので文章が一言も書かれていないテーブルだけの無骨なものになっております。
テーブルを作成するにあたり参考にさせていただきましたサイトはこちらです。
cssを記事に書き込み適用させる
tableやtdやthのデザインをデザインcssをいじることなく、その記事に限って変えたいときなど、こちらの記事を見てはじめて知ったのですが…
「HTML編集」でcssをこのように書いてあげればいいんですって。
<style type="text/css">
ここにcssを書いてね
</style>
記事中にcssを書いて、その記事を開いている間だけそのコードが当てられるこの方法を知ってから表現の幅が広がりました。おもしろ~い。
次回エントリは、調子にのってこれを多用したものになります。ですからたぶん重くて表示が遅いものになっているとおもわれます。
思わぬ副産物?副作用が出ない?
できあがってみると、カテゴリーが多く雑記ブログを運営されている方にとっては「みなさんはこのブログのイメージはこうだと思われているようですが、わたし、こんなことも書いていますよ」というアナウンス的な効果もなくはなくなくないのではないかとおもってみたりしなくなくもないのではないかとおもってみたりもしないわけではなかったりしました。
また「ブログに書くネタがな~い」という方にとっては、カテゴリーの一覧表で1記事、「カテゴリーの一覧表つくりました」という設置までの経過や報告、感想などで1記事書けるのではないかとおもいます。
1日1記事派の方にはこれで2日分の猶予と余裕が得られるでしょ?
夏前の夜の夢はすでに後の祭り
今これを書きながら「いまさらっ!」とつっこみをいれつつもおもいついてしまったのですが、ここで意図しているのはカテゴリーを(できれば簡単手間いらずに)一覧表示させることで、それなら以前、記事中でグローバルメニューを表示させる方法について考えてみたあれを利用して、記事にcss書いてプルダウン解除してあげれば小一時間もあれば終わった作業なのではなかろうか…という、これからがお祭りの季節だというのにすでに過ぎ去ってしまったわたしだけの後の祭り…。
【追記2016/07/18】
グローバルメニューを利用するよりもシンプルかつeasyなブログの記事カテゴリのタイトルとURLをリストスタイルで簡単に一括取得する方法という記事を書きました。ご参考にどうぞ。
過去記事タイトルを一覧表示させてみました。
こちらのtamam010yuheiさんの『歴ログ』のグローバルメニューにある記事一覧のページを拝見致しまして、「これ、わたしもやりたい」とおもい、カテゴリーの一覧表につづき、つくってみようと、これまた奮い立ちはしませんが、思い立ってしまいました。
今から一からつくるのはさすがに骨
ただしかし、すでに400記事以上あるものを1つずつコピペしてつくるのはイヤっ!イヤすぎる!!
あたかも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の如く、や~だ~っ。
「歴ログサイトマップ」の更新日をみますと、エントリーのなかでも最もはやく、またページ中のタイトルに「※週末更新」とありますので、サイト運営初期からサイトマップをつくる企図があったのだとおもいます。
更新日については、「投稿日時」を最も若い日付に指定されているのかもしれませんが、それにしたっても、投稿記事数が数百に達して作業がわずらわしくなってしまう前に手を打たれたのだとおもうのです。
いずれにしましても高い計画性という能力が隠れきれずに溢れ出ておられるのです。
この計画性はわたしにはないっ!かといって1つずつコピペするのではあまりにも骨。この作業が終わるのが先か、この身がホネとなるのが先か、わかったものじゃぁありません。
三十七計目を施す
カテゴリーの一覧表をつくったときとは異なり、今回はすぐに妙案が思い浮かびました。
『自動ツイートbotデータを準備してTwitterでブログの過去記事をすくいだそう!』のところで使った、過去記事のURLを抽出してリスト化する「あの方法でいけるんじゃない?」と。
概要はこんな感じ。
まず過去記事のURLと過去記事のタイトルを抽出し、pあるいはli(これはお好みで)で囲む。
<p><a href="過去記事のURL">過去記事のタイトル</a></p>
以上。おわり。簡単でしょ?
結果は、はいっ!このとおり。
ブログネタにお困りの方、これでまた2記事稼げますでしょ?
ブログ運営者であるあなた自身のためだけに書かれた記事が、意外に助けになったりすることもあったりなかったりするのではないでしょうか。
「ブログ記事は書いて出し」派のわたしが、さきほど『記事カテゴリーの一覧表』を投稿したとおもったら、もう『過去記事タイトルの一覧』記事を投稿できたのも、こんな時短ワザを使ったからなのでした。
実際『過去記事タイトルの一覧』記事を書くのに要した時間は、おおよそ37分といったところでした。一番時間がかかったのは、作業に要する時間ではなく、記事を読み返すことでした。
備忘録なログ
このブログは備忘録的な要素が強く、もうそう言い切ってしまってもいいのではないかとさえおもわれるものです。
なかでもブログのカスタマイズについては、1つもプログラミング言語を習得していないというのにも関わらず、恥ずかしげもなく晒してしまっている、より備忘録の傾向のつよいもの。
備忘録を備忘録のままで終わらせたくないと、なんとか活用しようと考えてしまうこの貧乏性。われながらあさましい場面が多々ありますが、今回は奇異なことに、それを活かせたようで、貧乏反対!貧乏性万歳!!といったところでしょうか。
うそです。おもってないことを書きました。
おしまい。