こみ上げる感情を抑えられない
生息地
心のあたたかい地域に生息し、後ろ向きなときも、幸せに包まれているときであっても、ふいにやってくることがあります。
現在や未来のことを考えているときよりも、過去のことについて想うときの方が断然現れやすいです。
思い出の品が出てきたときや失恋、両親や親しいひとの死を想像したり訃報に接したときなどは、高い頻度で姿をみせます。
年を重ねると現れやすくなりますが、あまりに年を食いすぎるとまた遠のいていきます。
特徴
高い知性とすぐれた記憶力、さらに体に似合わず非常に繊細な神経をもっているために過去のことをよく覚えていて、それを思い出してはいつまでも悲しみ苦しんでいます。
悲しみの中にあっても日焼けは気になるようで、機会があれば日に数度の泥パックで強い日差しからお肌を守ります。
仲間意識や母性愛がつよく、相手がどれほど凶暴な猛獣であろうとも、それを引き裂こうとする相手には容赦なく襲いかかります。
泣き暮らしてはいますが基本的には気性が荒いので油断は禁物です。
現在でも一部地域で食されますが、近代以降は象牙目的の乱獲が横行し、その頭数が激減しました。
現在でも密猟が行われていますが、熱心な女性のカヴァー活動がより広く知られる契機となり、それが密猟者の心をもつかみ、大ヒットしました。
近縁種
- 亡霊となり魂がさまよっている「エレファントム」
- 見えない脅威に怯えている「エレファントム・メナス」
- いっつも髪をくしゃくしゃにしてなにごとにも一生懸命なとってもロックな「カシマシぃゾウ」
- ツーショット写真を狙う熱狂的なトム・クルーズさんの追っかけ。(んっ?これは象関係ないか)「えらいファンとトム」
- 亡き母を想う歌姫のちいさな象の子「エレファン」
- ひとり声を発していなくてもなんだかわちゃわちゃがやがや動作でさえもうるさい「騒ゾウしい」
- 修行の足らない小憎ったらしい「小ゾウ」
- 顔面や体のリニューアルを繰り返す「改象」
- 粘りのある泥でできた「塑象」
- 慶派の仏師の手に成る「金剛力士象」「仏象」「偶象」「坐象」
- ひとにはあまり知られないようにして大切に育てられた「秘象っ子」
- 禍々しい気を放つ呪われた「魔象」
- 限りなく象らしくつくられた「模象」「偽象」
- どこにでもいるからなんの珍しさも面白みもない「有象無象」
- 一糸纏わぬ「裸象」
- とってもリッチな「何万?象」
- 信心深い「なんまんだ象」
- 麻婆と言ったら「マルミミヤゾウ」
- ぎったんばっこん子どもに人気の「シーゾウ」
- 伊賀忍者の流れをくむ「霧隠才象」「服部半象」
- 印象派の謎多き女神「ベルト・モリゾウ」
- 武田家の「逃げ(香坂)・槍・攻め(鬼)」の「三弾象」
- めんどくさくて時間がかかりそう「いや〜大変ゾウ」
- 好調でそのままゴールに向かってほしいと応援される「そうだっ!いい象」「ええ象」
- あの時のあまりの恐怖にずーっと、ぞーっと身の毛がよだったままの「ゾゾゾ象」
- ドーン!!!!「喪黒腹象」
などなど。