「形態は機能に宿る(形態はすべて機能に従っている)」というサリヴァンさんや、「機能は形態に宿る」といった言葉がありますが、形態も機能も材料に宿っているのではないでしょうか?
古より、材料が最も重要なファクター・プリミティブ・要素・エレメントでしたが、華々しいテクニークの台頭に、すこしのあいだ主役の座を譲っていた感があります。技術博覧会の規模が縮小して多彩精彩さがややにぶってきて、ふたたび材料にスポットライトが向けられるようになってきたきがします。
とても派手な言い方をすれば、現代では芸術も建築も材料応用学・材料工学のようだと感じています。その材料をいかに発掘・創造・製造・製作・応用・利用するかは、依然技術の領分ではあるのですが…。
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