あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

わたしを異界に連れてって

 『SWITCH インタビュー達人達(たち)「松岡正剛×コムアイ」』でコムアイさんが「…境界をあいまいにするためには異界に連れて行かなきゃいけなくて…」「…生活の中で異界のドアがふうっと現れたり…」と「異界」という言葉がところどころで出てきてとても印象的でした。

 

 そしてそのとき、ふいにわたしの頭のなかで流れた曲、それは…キリンジさんの「エイリアンズ」でした。

 

エイリアンズ’ CM

 このときはまだ「エイリアンズ」という曲名も「キリンジ」というバンド名も「コムアイ」という芸名もなにも存じておりませんでした。

 コムアイさんの「異界」でいよいよ興味が閾値に達したので、「あの、テレビでときおり流れてくる曲、調べてみよう」となり、なれどそう思うも「あれってなんのCMだったっけ?」と、どこの会社の、なんのコマーシャルなのか?まったく記憶にも印象にも残っていなかったのでなかなかみつけられませんでした。

 

 なんとかみつけられて「どこの会社?」なのかわかると、ここのところこのブログ、LINEスタンプ関連のものばかりだというのになぜ今まで気づかなかった?「LINEモバイル」のCMでした。

 

 あのLINEモバイルのCMの前にどんなにふざけたCMがながれていたとしても、キリンジのエイリアンズが流れる前の感情がどんなであったにしても、いつでもどこでもどんなでも、連れて行かれてしまう、異界へと。

 

 また「エイリアンズ」だってわかってからどこの企業のどんなサービスを紹介するコマーシャルなのか注意して見てみたら、最後にちゃんと白地に緑字で「愛と革新。LINE MOBILE」って出ていたというのにまったく印象に残らないほど雰囲気というのか色味がエイリアンズととってもあっているあの映像。

 人波のなかひとりふりかえる。陰影、コントラストの対照的な。印象的な。

(「LINEモバイル 愛と革新。(交差点)篇」の方ね。というか「(デビュー)篇はさっきはじめてみた…とおもう。記憶に残っていなかっただけなのかもしれないけれど。」)

 

 これほど「LINE MOBILE」の印象が残らず曲と映像が印象的となると、これはもう「LINE MOBILE」のCMなのではなくキリンジ「エイリアンズ」のPVなのではないかとおもわれてきます。というかすでにそうおもっています。

 

異界のドアを開くのはあなた

あの鐘を鳴らすのはあなた

 

 ほんのわずかな時間、1秒、1フレーズ、1小節、1音、…それだけで世界を変えてしまう、異界にしてしまう力をもった曲ってすごいよねー。

(なんども耳にして聞き慣れて、エイリアンズそのうちわたしの世界を変えられなくなってしまうかもしれませんが…。)

 

 プチ異界旅行へと連れ出してくれる曲はいくつかあっても、つい作業の手を止めてしまいそうになるほど"わたしの世界"、"わたしのまわりの空間"を変えてしまうほどの異界を召喚せしめるほどの曲となると、そんな曲には生涯で数曲しか出会えないものですよね?

 

 今までわたしが出会った曲のなかでなんど聞いても異界に強制送還されてしまう強力な魔力をもった曲、それは…Procol Harum(プロコル・ハルム)『A Whiter Shade of Pale(青い影)』。

印象的な音たち。

 

 『青い影』ほどではないけれど、ミケランジェリ&ガーベン『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 第3楽章』やホロヴィッツ『スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調「悲愴」Op.8 No.12』もわたしの強制異界展開コース。

クラシック音楽。

 

「世界を変える」スケール

 「世界を変える」といってもすべてがすべて壮大なスケールのものを指しているわけではなくって、身体表面1mmだけ覆うぐらいの限られた空間、個人のごくごく狭い範囲の世界というのもあるのだというのに「世界」という言葉の大きさに引きずられて小さな"世界"もあるのだということをすぐに見失ってしまう。

 

 すぐ見失ってまた見えなくなっていたので、今回「異界」という言葉にいざなわれて、そのことを、もう何度目になるのか定かではありませんが、ふたたび発見することができました。

私をスキーに連れてって

私をスキーに連れてって

 

LINEスタンプの審査にかかる時間は今、結構そっこうコケコッコーなり。

 2017年4月17日月曜日15:00ごろ「小ジャレた魚たち」のLINEスタンプ申請をし、その二日後の19日水曜日14:00ごろ「小ジャレた鳥&昆虫たち」のLINEスタンプ申請をしました。

 

 そしてさらにその二日後、21日金曜日16:00ごろ「鳥&昆虫たち」がリジェクトされた旨のメールが届きました。

 

 審査はやくない?

 

 審査するひとを増やしたのかLINEスタンプをつくるひとが減ってきたのか、はたまたその他の事由によるものなのかわかりませんが、わずか二日のうちに目を通して審査しているなんて…すごくない?

 

大トちリというほどのことではぜんぜんないのだけれど、ちょいコケしたとてちん

 ちなみにリジェクト対象となったのはこちら「大トリ」。

大トリ

 

 理由はLINEの「スタンプ審査ガイドライン」「5.3.」にある「肖像権、パブリシティ権などがあるもの(例:人物の顔、似顔絵など)」にあたると見なされたからでした。

 

 リジェクト対象はこれ1つだけ。

 

 なのでメールに気づいた当日21日20:00ごろ、早々に他のものに変えて再申請。「審査待ち」状態です。

 

 その後30分とせずネットサーフィンをしていたら、たまたま次のような情報にばったり遭遇いたしました…

 

 

 

 これらの情報をながめてみると「大トリ」引っこめなくても「とくにモデルはおりません」と一言送るか、顔のシワを減らしてイラスト感つよめたり、特に特徴的な"鼻"を消したり、ちゃんと鳥っぽくクチバシを加えるなり、ちょっとだけ修整するだけでよかったのではないか?おもっているほどわずらわしい"手続き"や"証明書"の類は必要ないのではないか?と、おもわれました。

 

 でもまぁ"ストック"というわけではありませんが、他にもイラストいくつもあることですから、まぁいいかぁ。再々申請万々歳というのもめんどうですし。

 

 「鳥&昆虫たち」より二日はやく申請を出した「魚たち」の方が審査が遅いというのは、審査するひとによって基準やスピードが異なるからか、あるいは「魚たち」の方が「鳥&昆虫たち」より似顔絵感がやや濃い(と見られている)ものが多いからかもしれませんね。

 

 にしても、二日って、はやいわぁ~。

配置狂が撮る!小ジャレた集合写真

 得意だとかうまいだとかということではありませんが、どうやらわたくし「ああでもない」とものの配置を、「こうでもない」とたくさんあるものを並べかえ、「どうしたものか」と試行錯誤きっちりぎちぎちに埋め込み詰め込みするのが好き?これは習性?があるようです。

(たとえば、こういうところとかね。→「パズルにずるずる引きずり込まれて…」)

 

 それで「小ジャレた動物園第一弾」のときにも「全員集合ぉ~」的に一画面にみんな入れ込んで並べたものをつくったように、今回も【魚】【鳥】【虫】のそれぞれの括りで集合写真的なものをつくってみました。

 それがこちら↓

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