だれかがいっていた…「モーツァルトはひとつひとつの楽器を愛していた」と。
たしかにねっ。と思える楽曲が私には『ピアノ協奏曲20番』!
演奏者の腕にもよるのでしょうけど、どの楽器もツブがたっていて、なおかつピアノとオケそれぞれ「はいっ!どうっぞ〜」(とくに第三楽章の「~、ッ、タンッ、タ〜ンッ」のところねっ。わからないよね⤵)とゆずりあいつつ協調して、やさしくていながらなによりカッコイイ!
結論。
モーツァルトさんはかっこよくてやさしい。 (『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第25番』ミケランジェリさん)(←最初と最後の拍手の音源いる?別トラックにしてくれてるからいいけどさ〜。)
ベートーベンさんもひとつひとつの楽器を愛していたと思うけれど、モーツァルトさんよりはほんのちょっとだけ個を犠牲にしてでも調和の方をとるかな〜って感じっ。
ちょっとだけ劇的にすぎるところもあるけど、かっこいいからいいけどねっ。
気が短いせいか、基本的に演奏が走りがちになるやんちゃな人が好き。
ホロヴィッツさんのはしってないショパンは嫌いだけどスクリャービンさんはホロヴィッツさんでないとイヤッ!
ソフロニツキーさんよりジャジーでカッコイイ!!とおもう。
『20世紀不滅の名演奏家 ホロヴィッツ』はチャイコン1(ホロヴィッツさん走る走る。お義父さん(トスカニーニさん)も負けず劣らず我が強い。)目当てだったけど、スクリャービンさんがよかった。(『ホロヴィッツ・プレイズ・スクリアビン』の練習曲はイヤ。だってはしってないんだもん。)モーツァルト23番でもはしってるけど、いいよ〜。
ソナタだとよくわかるけど、ホロヴィッツさんはスタインウェイを「キゥイィィィィィーン」とか「ヒィィィィィィーン」ってよく鳴かせて、わざとほんのちょ~っとだけズラして同時打鍵しない絶妙なセンスで、ときに(本人がピアノは(チェンバロの撥弦からホール対応のハンマーになったしね)打楽器だって語っていたと思う?ように)爆撃機みないに「グぉぉおぉぉおん」ってうならせる独特で特有の音色をもつ人。
ここも含めて好き嫌いがズバッ!とわかれる人なんだろうな〜。
作詞家になってたらどんな曲書いてたんだろぅ?
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