あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

健康を害する医療は治療ではない

私は先先先月から歯がシクシクしみはじめたよ

 なんだか奥歯がしみて食事のたびに気になっていたので歯医者さんへと行くことにしました。

 ただいろいろ重なり立て込んでいて当分の間ちょうどサラリーマンのように日曜日ぐらいしか都合がつかず、となるとこれまで通っていた歯科医院は休日やっていないので、新たに休日もやっている歯科医院を開拓するしかなくなってしまって、「どこもたいして変わらないだろう」と安易に決めてしまったのが失敗のもと、いやいや大大失敗のもとだった。

 

 近くに休日診療している歯科医院なんてないだろうなぁ〜…とおもいつつ一応ためしに検索してみると…あったわ。

 しかもそこは10年ほど前、いっとき弟が通っていたところ。

 潰れることなくずっと続いてきたのだしまあいいかと、今回はそこに行ってみることにしました。

 

 初回に歯全体を検診して…って、「C」多っ!そんなに虫歯あったのねえ。「レントゲン撮ってより詳しく見てみましょう」ってちょっと丁寧すぎるかな?と思いながらもまあ雑にやられるよりはいいやね。歯石があるのは自覚があるし指摘もされたから今日はとりあえず歯石だけとって治療は次回から…かと思ったら、歯石はそのままに3箇所ほど点在していた小さな虫歯を削って埋めて初日は終了。

 

 診察をしたのはオーナー(?)歯科医で治療をしたのは歯科助手(?)という感じで、ちょっと気になったのは治療時、診察台を倒しすぎること。だからむせて仕方ない。そのくせなかなか口をゆすがせない。気の利かない歯科助手(?)だけが診察台を倒しすぎるのかとおもったらオーナー(?)歯科医も倒しすぎてる〜。この状態で質問してくるから答えようがないし、答えようとすればゴホッゴホッ、ほら言わんこっちゃないそらむせるわ!ひとつあけて左隣のひともゴホッゴホッ、ふたつあけた右隣のひともゴホッ。こいつらなぜ診察台倒しすぎだって気づかない?それとも腰を伸ばすストレッチのサービスなのかな?だとしたら迷惑なサービスだわー。

 

 でもまあ日曜診療しているところが近くには他になさそうだから仕方ない、来週日曜の予約を入れて帰りました。

 そうして4、5回、毎回、削っては埋め削っては埋め。おいおい削りすぎじゃあないかい?派手に三本削ってくれたけれど、別にそこは痛くも痒くもしみもしなかったところなんだけど…しかも次回また削ってくれそう。しかもしかもなぜか歯石はまだとらないし、詰めた歯の噛み合わせが悪くて何度調節しても収まりが悪い。「あと何回ほどかかりますか?」と聞けば「あと4・5回ぐらいですね。もう少し治療に時間がかかりますががんばりましょう」との謎発言。どうやらコイツ削れそうなとこは健康な歯だろうがなんだろうがとりあえず削って詰めて医療点数稼ぐことしか考えてない悪徳守銭奴医師だな。もう不信感しかないわ。

 

自然によいものは比較対象が現れるまで無自覚

 と、ちょうどこの頃になるといつ終わるともしれなかった雑事がふいに急速に片付いて「日曜縛り」が解けたものですから、即、次回予約をキャンセルして、今まで通っていた歯科医院の予約をとりました。

 

 すると「あと4・5回」と言われたけれど、これまで通っていた歯医者さんに行って診てもらったら「虫歯はないねぇ。ただちょっと歯石がたまってきたねぇ。」で、あっちの歯科医院でやられた噛み合わせの悪い詰め物を調整してもらってちゃんと歯石もとっていただき1回で終了。治療費も半額ほど。

 

 どうせわからないだろう、見えないだろうと虫歯でもない健康な歯を大胆に削って詰め物をして、必要ないどころか破壊しておいて通常の2倍の値を吹っ掛ける悪行。あんのボケぇ〜天罰くだれぇ~っ!

 

 医療・治療は密室での出来事となりやすく「治療」と謀る悪事は非常に発覚しづらいものです。ですから明らかに営利を目的とした身体への破壊行為に対しては厳罰化してほしいものです。

 

事後談?事故後談??

 あとで調べてみたらあまり評判のよろしくない医療グループに属する歯科医院でした。

 結局その医院のいいところは日曜診療があるところですが、そのメリットはその他おおくのデメリットによって完全にないに等しいものとなっていました。

 あ〜事前にもっとちゃんと調べておけばよかったぁー。

 こういった医院にはやくメス入れて征伐根治してほしぃ〜。

 

 診察台倒し過ぎてあちこちで患者さんがむせて咳き込む姿がみられる医者本位の患者不本意な歯科医院にご注意ください。

 忙しさは妥協を招き不運の呼び水ともなりますので忙しさにもご注意くださいね。

 あわてないあわてない。ひとやすみひとやすみ。

歴史的茶番劇!?

 勝利・当選後に選挙期間中に声高に掲げていた公約には目もくれず、選挙期間中は一言もしない、もしくは声を潜めて訴えてきたものだけを"民意を得たり"と独断断行し"勝者の歴史"が紡がれてゆく。

 

 およそ100年後、今が歴史となったとき、社会科の授業などで「なぜあのとき国民は、日本はこんなマヌケな選択をしたのか」と言われるであろう茶番に参加したくはないのです。

 政治に興味がないのでも思考停止に陥っているのでもなく、すすんで笑われ者のひとりになるようなまねはしたくないのです。

 その意思表示のためのボイコット・棄権もあり?なのではないかなーと、おもうのです。

 

 「選挙は意思表示の手段であって、それを放棄する・選挙権を行使しないことは意思表示を放棄すること・意思表示の機会を手放すこと」だという方もいらっしゃいますが、自由度が低く少ない選択肢の中から選ぶことだけが意思表示の形なのか。意思とはそれほど幅が狭く個性のないものなのか。いろいろとおもうところあって悩み中。からの病み中?

 

 現政権下での憲法改正には反対ではありますが、憲法改正(の発議)自体に反対するものではありません。

 といって、ではこれまでに戦後日本で憲法改正について一歩進めてもいいかも、と、おもえた政権があったかといえば、それはひとつもなく、こんな政府に憲法改正について考えてほしくないというものしかなかったのです。

 こうして改悪されるぐらいならステイ・護持・護憲というメンタリティが、民意(とまでは言い切れないかもしれないけれど…)が形成されていったのではないでしょうか。

 

 投票率による選挙の有効・無効ということも考慮されるような制度に変えてもいいのではないかとおもうのですが、国際緊張が高まる中では政治的空白をつくるようなそんな悠長なことはいっていられないと、それを非現実的な考えへと押しやって、選択肢も選択の余地も狭小にしてしまうから頭が痛い。

 

 もう一度、痛い目を見ないとわからないようなので、自民党・不誠実な首相には大敗してもらいたいのだけれど、さりとて政権運営できそうな党が他にはなさそうだから政権交代するのは困りもの。だけど調子づかせたくないから比例で他党に入れるというのが最もな折衷案なんだろうけれど、だけどなあ…それじゃあなんだか悔しい。

 「悔しい、けれど、気にしたぁあかんな。うぅん。」とはならないわ。

Takeda’feat. ニセレキシ

Takeda’feat. ニセレキシ

 

 

 いつになったらこのような"バランス"っていうの?そういったものでではなく各候補者・各政党の政策で選べる選挙ができるようになるのでしょうかねえ…。

その腰痛の原因…もしかしたら筋肉痛かもしれない

 いやいやいやそれはない。だってこんなに痛いんだよ。なのにこの痛みがただの筋肉痛なわけがない。

 ないないない、それはないわぁ~。そんなわけがない。

 

…と、そう思うでしょぉ?

 

ヘイト・ペインは突然に

 重いものを引っ張って、引きずって動かしているそのとき、ピキッ…と例の鋭く鈍い痛みが走る。

 

 とはいえ初めてのことではないから、もう何度目かのピキッなので「あぁ~やっちゃったぁ~」と、ちょっとなれたもの。

 

 ただ、痛めたままだと普段の動き、日常生活に支障があるので、できるだけはやく治したいもの。

 

 そこで、この機会に、前からちょっと興味はあったのだけれどなかなか足の向くことのなかった"針"に行ってみようとおもいました。

 

 ところが針初心者ですから、どの鍼灸院がいいのかわからない。

 

 はじめてのことって最初が肝心でしょう?

 はじめに試したものがそのものの印象を決定づけてしまうから。

 はじめての経験がガッカリなものだったら二度目は遥か遠のきます。

 あるいはハジメから評判のよいところに行ってみて、それでもガッカリ体験だとしたら、それはそれでそもそもそれは自分には合わなかったのだとそれなりに妥当な評価が下せるでしょう。

 

 まぁそんなこんなで「どこかいい鍼灸院知らない?」と私には友達がいないので知り合いに聞いてもらって、知り合い伝いに知り合いの知り合いの通っている鍼灸院に行ってみることにしました。

 

 話がながくなるので諸々端折って…

 結果、針の効果はイマイチ体感することができませんでした。

 

 ただ、ただただただただ、その後のマッサージ!これは効果テキメン!!

 

 「腰を痛めた」と訪れたのですが二言三言、言葉を交わし、二手三手もみほぐすカウンセリングを通して「この腰の痛みの原因はおなかのなかの方、腰の痛みなんだけどおなかの、からだの内側の方のインナーマッスルからきてるねぇ。」とズバリ指摘の的中。

 

 むしろここ最近、とくにこの10年ほどはどちらかというと調子のよかった腰。

 でも若い頃は年中無休で腰がわるくて…って、ずーっと「腰が悪い」と言い続けてきたのだけれど、実は、それとともにずーっと違和感もあったのでした。

 

 というのも痛むところが「腰」

というには高すぎ?

 かといって「背中」

というには低すぎ?

な感じがして、痛みの発生源とおもわれるところを押してみても痛くはないし、痛みポイントにはとどかず、「痛いところはここだぁーっ!」とピンポイントで示すことができなかったからです。

 

 このような痛む場所を特定できないといった特徴やカラダ・筋肉の張りから、わたしの"腰"の痛みの原因がおなかにあることを見抜かれたのです。

 

 今回は体の右側の腰のあたりがピキッとなったのですが、鍼灸院の先生は盲腸のあたりをほぐしながら「おなかの筋肉の内側の方にある筋肉、腸腰筋という筋肉」とスマホで人体図を映して見せてもくれました。

 それでまたその腸腰筋を押されると遠くの方でなじみの痛みがかすかに響く。

 ながらく便秘体質だとおもって毎日その場所を押さえていたのですが、それは消化器官の不調による張りなのではなく腸腰筋の過度な張りによるものだったようです。

 何十年ものあいだ勘違いしていたみたいです。

 

 そしてまたこの腸腰筋を痛める原因をたどってゆくと、それは親指の弱さからくるものだというのです。

「親指で掴んでみて」と言われるがままに足指に力を入れても力が入らない。というかこれまで余分な力を使わないようにと極力、足の指には力を入れないように生きてきたものですから…。

 

 ちなみに、腸腰筋から足の親指に至るおおまかな経路は以下のものです。

腸腰筋→鼠径部の筋肉→内腿の筋肉→膝頭の内側の方を沿って→脛の筋肉→足首のところでクロスして土踏まず→足の親指

 こうして腸腰筋から足指に至る経路をたどるようにしてほぐされていかれました。

 

 それで視界が開けたような気がしました。

 というよりすでに腰の痛みの原因が腸腰筋にあると言われたとき長年の疑問が瞬時に氷解したようにおもわれたのですけどね。

 なのでほんとうに効果テキメンだったのは、そう、「言葉」だったのです。

 マッサージに匹敵する、いやもしかしたらマッサージ以上に効果のあった処方箋が"理解する"という名の「言葉」だったのかもしれません。

 

痛いときは休もう

 この発見をわたし同様、腰?をたびたび痛めると言っていたあの子にも教えてあげようとおもいました。

 あの例の筋力に興味のないひとにとくとくと語る立ちコロのあのこにね。

 最近は片手で立ちコロができるようにしようとしてて、「今8割。あと2割腕を伸ばせばいいんだけど、この2割がねぇ~…」とかイっちゃってる高確率で腸腰筋を痛めているであろうあのこにね。

 

 "腰痛持ち"で、その腰痛を解消しようと腰回りの筋肉をつけようとトレーニングしているかた。もしかしたらそのトレーニングが腰痛の原因となっているかもしれませんよ。

 どうやらインナーマッスルというのは表層の筋肉とは違って筋肉痛等の痛みを感じにくいもののようです。

 「痛ッ!」と感じたときにはもう相当ダメージをおっている、いわば"沈黙の筋肉"。それがインナーマッスルの特徴のようです。

 もしかしたらあのときおばあさんもインナーマッスル痛めてたのかもねぇ。

 

 それにしても体を強くするために体を壊すトレーニングをするってどうなんでしょうねえ?それってトレーニン…グ?

 

 どうやらわたしのカラダは全身はっているようです。「…カラダに張ってないところがないねぇ」というように言われましたから。

 物心ついたころからずーっとこんな感じだったので、わたしとしては人間みな誰しもこんな感じ、だれの人体であっても人体ってこんなものだとおもってきたのですが、そう言われると自覚症状アリアリです。

 それに、実際ほぐしていただくとちょっとだけ柔らかくなり(←なにせ何十年とほったらかしにされてきた頑固なハリなものですから、1度ではゆるゆるにはなりません)、可動域もちょっと広がり、"つまり"が少し緩和して体を動かすのがちょっとラクになりましたから。

 

 こうなると「"ハリ"のない状態ってどんなんなん?どうなっちゃうの?」と、興味があり、またココでなら、このカタであればそのような状態にもっていっていただけそうだという確信に近い感情を抱いておりますので、ちょっと通ってみようとおもっています。

 

 ただねえ…ちょっとだけ遠いのと金銭的な問題がねぇ…治療費が高いってことはないんですよ。むしろ安い。

 時間やメニューなどがキッチリ決まっているというような感じではないのですが1回1時間ほどで3,000円ぐらい。

 でもひとによっては30分ぐらいで帰られる方もいて、なんだかちょっとよくわからない。

 患者さんがある程度納得するまでなのか、1回で体がほぐれるぎりぎりのところまでといった感じなのか、よくわからないのですが人によってまちまち。

 でもでもみなさんだいたい3,000円。4,000円とか5,000円とか請求されているひとをみたことない・きいたことない。

 

 最近なぜだか巷にあふれてそこかしこで見かける無資格者による60分3,000円マッサージ店。

 わたし個人としては資格の有無はさほど気にならず、要はうまいかどうかといったところを重視しているのですが、でもねぇ…60分3,000円マッサージ下手だったからなぁ~…というようなことも考慮するとこの鍼灸院の知識や手技や費用面などの良さが際立ちます。

 

 たくさんのひとに知ってもらいたいので名前や住所をあげてご紹介したいところなのですが、あまりに人気となってわたしが通えなくなってしまうと困りますし、それよりなによりこの場でその医院の許可も得ず勝手に名前を掲載してもいいものかわかりませんので、それで泣く泣く最後まで伏せさせていただきます。

 わぁ~知ってほしい~…けど知ってほしくないぃ~イイトコロ。

 

 ということでちょっとした暗号めいたものを、それは「34.843681、138.320170」です。

 わからないでしょー。これぐらいうやむやにしたほうがいいとおもうのでね。

 

 結局のところ体調がすぐれないときには休養がいちばん。

 もしかしたらその腰痛、筋肉痛によるもの、しかもそれは腰の筋肉ではないところの筋肉疲労によるものかもしれないから、そんなときはカラダを休めてあげましょうね。

 お大事にぃ〜。