あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

辛口で情報量の豊富なお得な雑誌LDK

 喫茶店にいきました。

 ランチをたべました。

 

 ふだん雑誌をみることはなく、こんなとき、つまりは外へ出てなにかを待っているとぐらいしか雑誌を手にすることはありません。

 それで今日、お店に置かれていてお食事が運ばれてくるまでの手持ちぶさたのおともにと何気なく手にした雑誌、それがLDK。

 

 感想は…「なんだこの情報量は!」…です。

 

 今日みたのは2017年7月号(5月27日発売)。

 この号の特集は『LDKがテストしてわかったベスト収納で解決!「収納劇的ビフォーアフター」ほか』ですが、収納についての記事はビフォ→アフター写真のどちらもモノが多くてパッと見ちがいがわかりづらく、紙面に写真や文字がぎゅうぎゅうにつまっていて「スッキリ」感がなくってなんだか…でしたが、ほかの「日焼け止めベストランキング」や「消臭グッズ THE TEST 2017」、「最強のマスカラ見つけました」などは項目ごとに星の数とその総合評価をあらわすA・B・Cの三段階評価となっていて見やすくてよかったです。

 

 雑誌の商品比較やランキングなんかではメーカーに気を使い差し障りがないようにいいところだけを喧伝して、悪いことは言わないか、言ってもほんのちょっとだけ、それとわからないような書き方をしてはぐらかしているのが常なのですが、LDKではダメなところは露骨にダメ!と言ってしまう。

 

 一緒にランチしたひとが読んでいたのは地元の飲食店特集の雑誌。ついつい確認しちゃったその雑誌の値段が800円。対してLDKは630円。これだけの情報量で630円。どれだけ体をはって手間暇かけているのか630円。「テストする女性誌」おそるべしっ!

 

 ランチにケーキセット、加えてもう1つケーキをいただいたので創刊4周年特別付録「シャンプーABC判定カタログ100」のまだ開けられていない袋とじを開けてもいいよねっ?との自己判断のもと、お店の方の了承も得ず開封。

 

 この特集ではその商品、そのシャンプーで効果を宣伝していること、たとえば「サラサラ」や「スカルプ」など、ほんとのところどうなのか、実際に使用して試してテストして部門ごとにABC判定しています。

 

 5つほどに分けられた「サラサラ」や「スカルプ」などの部門のなかでもわたしがもっと気になる、もっとも気にしている部門が「ボリュームアップ」に効果のあるシャンプーはなんなのか?!というところでした。

 ながらくすこし気にしていた髪のボリューム。

 「年だから仕方ないよね」と目を背けている髪のぺちゃんこ感。

 それに効きそうなシャンプー、シャンプーですこしでも改善できるならいいよねぇ~。

 

 この特集のいいところは「高い」商品で固めていないところ!

 高額商品並べ立てられても「そりゃあ高いからねぇー」としかなりませんものねぇ?それが量販店でも売られているものも同じ土俵で評価されていて高くてもC判定のものがあり、安くてもA判定のものがあり、と、とても良心的というのか好感がもてる。

 

 根っから疑り深いので「そういう宣伝戦略か」とも思いつつも、ついつい帰りがけによったスーパーで袋とじにしているほどですから商品名などには触れませんがA判定だったシャンプーと消臭スプレーを買ってしまいました。

 

 「テストされた商品評価に対してテスト・評価してやろう」という気はありませんが、はてさて効果のほどはどうでしょうね?これから試してみます。

LDK (エル・ディー・ケー) 2017年7月号 [雑誌]

LDK (エル・ディー・ケー) 2017年7月号 [雑誌]

 

 

 『今なら年間購読を申し込むと「12冊+1冊」で1冊分お得!』

というようなことが雑誌の最後の方のページに書かれていました。

 ただしこのキャンペーンの申し込み期限は6月27日まで(だったとおもう…。)

 お得なキャンペーン期間もうすぎちゃったね。

ワルツなメイプル超合金

 2017年6月1日(木)放送『アメトーーク!「○○じゃない方芸人 2017」』で『メイプル超合金』がネタおわりに「ブパパ ブパパ ブパパ~」と言って終わるということを知って、この「ブパパ」のリズム/フレーズどこかで聞いたことあるなぁ~…とおもって「ブパパ」について調べてみました。

 

 すると「ブパパ」はザ・ドリフターズのコントのオチのときに流れる曲を参考にしたのだ!…という情報もありましたが、どうやらそうではなく、特に意識して生まれたものではないようです。

(ドリフのそれは「ブパパ ブパパ ブパパ~」ではなくって「ブパパ ブッパパパッパ ブッパパパッパ ブッパッパ」ですものねぇ。)

ドリフのオチの音(話が終わって舞台がかたづけられるときの音)の題名が解る... - Yahoo!知恵袋

 

 仮にドリフのそれを参考にしたものであったとしても、なんか違う。わたしのイメージした「ブパパ」はドリフのそれではない。

 

…と思っていたところ、不意にラジオのクラシック番組から流れてきた曲。

 

「これっ!これだよ。」

 

 曲終わりに司会の方が「お送りしたのはメンデルスゾーン…」とか言っていたから、てっきりメンデルスゾーンの作曲したものだとおもって検索してみたら…違ったわ。メンデルスゾーンじゃない。

 あのとき、きっと聞き漏らした「メンデルスゾーン…」の「…」の部分で紹介されていた他の作曲者の名前の方が目的とする人物だったのでしょう。

 

 そして「誰だ?誰だ!だれだ、ダレダ」とさらに探ってみてやっと発見。

 「ヨハン・シュトラウス(2世)の『美しく青きドナウ(op.314)』」だったわ。

 

 というよりワルツだわ。

 

 シュトラウスに限らずフレデリック・ショパンにしてもフベンティーノ・ローサスにしても「ブパパ」が使われているブパパなワルツが多い。

 ワルツはブパパで溢れてる。

 ブパパはワルツでできている。

 

 ということで、「ブパパ」は「ワルツ」、「メイプル超ワルツ」なのでした。ヨハン ・ シュトラウス, ウィーン, シティ パーク, 市立公園ウィーン

うどんもおいしいお蕎麦屋さん

 イベントごとというのはつづくもので、葬儀・法要・披露宴・その他、「都度、帰るのめんどいらえぇ~。部屋空いてんだから(諸事情により空き家となっている実家)使えばええじゃん。」ということで「そぅお~」と旅程ひと月ほどのイベント固め打ち静岡ツアー。

 県内での移動が多く、食事はもっぱら外食。そこで発見おいしいところ。

 

 最近では「麺」といえば「らーめん」のことを指すようですが、わたしは蕎麦派なので「麺」といえば「蕎麦」。

 食にあまり関心がないのでわたしの意見が通ったというわけではないのですが、これまた「麺」といえば「らーめん」ではないうどん派がいて、その提案によりそばもうどんも食べられる「そば処 戸隠」へ。

 

 そばといえば岩手か島根か長野あたりを連想することでしょう。

 さらに「戸隠」ときたら長野。

 何年?

 いや何十年と行っていなかった「戸隠そば 本店」。

 前からこんなに明るくてキレイだったっけ?

 もっとくらぼったく、またお値段が少々割だ…という印象があったのですが払拭されました。

 

 それからおよそ1週間後。

 今度は「そば処 戸隠 松富店」へ。

 ここはすごい。

 おそばがおいしい。

 天ぷらの揚がりがいい。

 一緒に来た「山かけ」を頼んだ小学1年生いわく「おばあちゃん。ぼくこのとろろ今まで食べた中で一番おいしい」とのこと。

 わたしそば派、それに麺類は「つめたい」のと「あたたかい」のとでは迷わず「あたたかい」のを選んできたのだけれど、「次はつめたいおうどんにしようかなぁ」と思わせる味と食感(食べ切れずに残したうどんを2、3本いただいた感想です)。

 うどん好きのひとたちはこのようなうどんのことを言っていたのかな?とおもい、それなら納得。うどんもおいしいわ。

 おそば屋さんでうどんのおいしさを教わりました。

 

 

 「本店」と「松富店」とは名前も同じ「戸隠」ですし、メニューの感じ(写真など)もおなじなので同系列のお店なのでしょう。

 同系列なのでそば・うどんの粉の配合などはおそらく同じだと思うので、差が出るとしたら「こね・練り・ゆで」あたりの違いによるのではないかとおもわれます。

 素人からするとそんなところで違いが出るの?という感じではありますが、「松富」の方が「本店」よりもう一段おいしいと感じました。

 

 "味"という主観によった測りづらく好みも分かれる感覚のことですから、真逆の評価をされる方もあるでしょう。「本店」へと行ったのは閉店間近のことで条件があまりよくなかったということもあるでしょう。

 

 興味を惹かれた方で静岡市にご用向きの方は比較してみてはいかがでしょうか?