気づけばいつももういない
生息地
赤道付近のアフリカ中南部以南の温かいところに生息しています。
お肌が薄くてとてもデリケート、ひどい乾燥肌で出血してしまうこともたびたび。なので保湿が欠かせず水辺に居を構えています。
またそのために長く水場から離れることが出来ないので行動範囲はそれほど広くなく、移動するときは大事を取って水辺から水辺へと引っ込むように移動します。
特徴
お付き合いの席や飲み会などからその体の大きさにも関わらず駆け足で、いつのまにか誰にも気づかれずにオヒョイッと姿を消しています。
性格も食性もとても淡泊で、つきあい程度にしかお肉を食べない菜食家です。
ただし親族一同みな大食漢であるため食費がカバにならず、地域経済をも圧迫するため法規制されているほどです。
私有地と共有地、仕事とプライベートといったように、空間的にも時間的にもテリトリー意識が非常に強いため、テリトリーを犯すと淡泊さが微塵もなくなり激高します。
このときの存在感・プレッシャーはそれまでの存在感の薄さが嘘のようにとてつもなく大きなものです。
こうなってしまうと「わからなかった」「知らなかった」といった弁明は一切通じず襲ってきます。
カバの縄張りに侵入してしまい竜ではなくカバの逆鱗に触れて命を落としてしまわないように、カバのものと思われる机や文房具は使わないようにし、残業などを命じて終業後のカバの予定を乱してプライベートを奪ってしまわないように、十分に注意しましょう。
近縁種
- 優しく包み込んでフォローしてくれる「カバー」
- 際限なく飲み続ける「がばカバ」
- 健康を支援するカバ-アミノ酪酸「ガャバ」
- 南国産の美容番長「ガアバ」
- 神秘的で数を操る「カバら」
- 選挙のときにはとくに重宝される地カバん・カんバん・カバん「三カバん」
- スパイスのきいた宇宙刑事「KABAN」
- 風刺の国の旅行者「カリバァー」
- 馬に乗ってやってくる優男のナイト「カバリエ」
- 荒々しく棒を振り回す若い「カバルト」
- 90分間笑かし続けようとする「カバカバ90分」
- 民間で意思疎通をはかる「カバナンス」
- 国政の意思決定にも関わる「カバメント」
- 多難を隠そうと化粧が厚くなっている「ケバカバしい」
- これからよろしくね「イゴタノミマス」
- なにもできないのに楽天的で落ち込むことを知らない「ヘッポコクヤマズ」
などなど。
新たに仲間入り(イラスト追加日:2017年4月26日)
「かわいい娘つれてくるね」と紹介されたのが、あまりにも
娘。
冷たくあしらうも、なぜか、どうしたわけか気に入られてにじり寄られて猛アプローチを受ける。
逃げるに逃げられず
ってくれるひともかくまってくれる味方もいないから、もうここは
飲むしかない。