また逢う日まで逢える時までどうかお元気で
生息地
そのほとんどがカラッとした明るい別れの場面ではなく、雨上がりのやや湿っぽい場面に現れはしますが、乾燥したところやしとしとしくしくした場所にはいないというわけではありません。
ただしカルシウムが極度に足りないところではイライラしてしまってそこにとどまってはいられないので、カルシウム不足の地では出会えません。
都市部ではコンクリートジャングルのコンクリートをかじって飢えをしのぐ姿がよく目撃されます。
特徴
背中の美しい黄金比にも負けない、とてもうつくしい別れをするいなせなやつ。
一部地域の特定種は高級食材として食されていますが、その身に寄生虫を多く宿しているので基本的には食べられません。危険です。
もうすでに相当なシワをたたえているのですが、それでも美容意識は高く、これ以上シワを増やさまいと保湿に余念がなく、美容液を体中に浴びていて、衣服にまで塗りたくっていて一時もべちゃべちゃでないときがありません。
すでに深いシワがたくさん刻まれているためにその効果のほどはわかりませんが、この美容液のおかげで体が汚れることがありません。
ただし歩いた後には美容液が残り、見る人によっては気分を害します。拭きとろうにもヌメ〜ッとしてますし。
この高い保湿効果に目をつけて人間も美容液として利用し始めましたが、やはり寄生虫の問題があるため、安易に手を出してはなりません。
近縁種
- 各地の特産品をその話術でひとを集めて「語り売り」
- わかりやすいアツアツリアクションをとっているのにお約束がわからず「おでんでも無視虫」
- 憎ったらしいおっさんを演じさせるとピカイチな名優の縁起でさえ見ない「でんでん無視」
- まったく興味を惹かれない「だんだん無視虫」「淡々無視虫」「ガンガン無視虫」「延々無視虫」
- 公式うろ覚えで試験パスできるか不安な「あいまいブツリ」
- なんとも頑固で仕方がない「堅物り」
- ヨーガ行者に憧れるもどうにもこうにも体が固くって「その形ムリ」
- 負け戦であることが明らかだから救援に行きたくない「味方しぶり」
- アニメーション製作に心血を注ぐ集団の運営する美術館「三鷹ジブリ」
- 蚊に好かれる体液が流れる「かいぃかいぃ」
- そんなん言われたら往生しまっせ「ないない」
- 寝返りが出来てお座りができるようになったら次は「はいはい」
- 軽い感じのまったくもうしょうがないねぇという風な「やいやい」
- 心ない、まったくないテレビマンに翻弄された「ラララライライ」
- いつも群れてとりとめのない会話でがやがやしている「わいわい」
- 目もくれられず視野にも入っていないナイに等しい「問題外ガイ」
- なんともいい加減な「ダイタイ」
などなど。
新たに仲間入り(イラスト追加日:2017年4月15日)
↓まったく融通の利かない頑固者なんだからぁ。
↓なかなか連絡取れなくて困っちゃう。居留守なのはわかってるんだから出なさいよぉ~。