今回は、はじめにお詫び申し上げます。
クリックしてみて「あっ!やられたぁ~」「釣られたぁ~」とお思いの方がいらっしゃることでしょう。
なにせ今回の記事タイトル
「稼ぐブログはなぜこうなってるの?お宝ブログの共通点発見!?…してません。」
の重要なワード「…してません。」のところが25文字目以降にあるので検索ページ上では見えなかったとおもいますので。
「そんなことしたら信用なくすよ?」
と危惧されるかもしれませんが、わたしは基本ひとを信じておりませんし、おそらく信じられてもいないことでしょう。
それにわたしの声はいつも届かない。だから信用されるもなにもない。
こうして信じることも信じられることもない不信をベースとして形成された人格ですのでご心配にはおよびません。そもそも心配されてませんねっ。失礼。
失礼ついでに…ベースアップがベアなら不信ベースはフベとでもなりましょうかね?
回を重ねるごとにおふざけの度合いが増していきますが、今回がピークだとおもいます。加えて申し上げますれば、今回は記事タイトルからしてそうですが、ひっかけ感を随所に盛り込んだものとなっております。なってしまいました。
それでもよろしければ油断なさらぬようつづきをどうぞ。
記事タイトルの時点で不快なおもいをさせてしまいましたらすみません。
これはひっかけとかそんなではなく、そうおもいます。
ほんとうにごめんなさい。
でも、これ以降はひっかけ満載です。
うまく粉砕して読み進めてみてください。
では。
「あたる」ブログの文章構成
あなたがブログで扱っているテーマや雰囲気がやや重厚感ただようものであるのなら、1文・1段落・1章がやや長い方がしっくりくることでしょう。
その方が読み手も"信頼感"や"安心感"のようなものを得やすいですから、そのスタイルをつらぬかれるとよいとおもいます。
しかしそうでないのなら。
あなたのブログがややライトなものであるのなら、そしてまた「ブログで稼ぐ」ということを目指しているのであれば、以下に示すような書き方を試してみてはいかがでしょうか?
文章の三角構成と逆三角構成
おおくの雑誌では丈の短い1行が並ぶ四角型をしていますが、このような構成は読んでいるときにリズム感と疾走感が生まれやすく、とくにファッションや時事ネタのような流行のあるものほどマッチしているように感じます。
ですからライトな読み物、軽いタッチのネタほど短文構成が適しているのではないかとおもいます。
また画面サイズが小さいために必然的にそのような文章構成になってしまうスマホ表示を「稼ぐ」主戦場とするのなら、重いテーマよりは軽いテーマの方がよいのかなぁ~?とおもいます。
安定と躍動感の「タンッタンッタ~ンッ」
明るい内容でも暗い内容でも、どちらにしてもスマホで見やすい構成の方がいいですし、できれば最後まで読んで頂くには「先へ、先へ」とうながす疾走感やリズム感があるものの方がよいでしょう。
そこでおおよその目安として「タンッタンッタ~ンッ」はいかがでしょうか?
「いかが?」と言われてもあれでしょうから言い換えますと…
「短っ短っ長っ」や「1行ぅ2行ぅ4行ぅ」あるいは「2行ぅ2行ぅ4行ぅ」のように文のかたまりを構成してみてはいかがでしょうか?
ということでございます。
前半の短文で疾走感が出て勢いがつき、つづくやや長い文も読んでいただきやすいのではないかとおもうのです。
見た目でいえば三角フラスコのような躍動感と安心感ですね。
不安定とタメをうむ「タ~ンッタンッタンッ」
このリズムを逆転させた逆三角形の「タ~ンッタンッタンッ」つまり「長っ短っ短っ」や「4行ぅ2行ぅ1行」あるいは「4行ぅ2行ぅ2行ぅ」ではどのようにお感じになられますか?
尻つぼみな感があり、前半のやや長い文を抜けるとその開放感であとにつづく短い文をおろそかにしませんか?
それよりなにより「稼いでいるブログ」をみますと逆三角形型の構成は「すくないなぁ」とお感じになられませんか?
すくないということはそれだけひとのリズムには違和感がある構成だということなのではないでしょうか?
文章だけではわかりづらいので、こちら↓をご参照下さい。
どうお感じになられますか?
二つの文章構成を比較検証してみる
擬音で申しわけありませんが、三角型は「シュン⤴シュン⤴シュン⤴」で逆三角型は「シュゥ⤵ンっシュゥ⤵ンっシュゥ⤵ンっ」という感じがするのです。
どちらも「先へ先へ」とうながす躍動感のようなものを感じますが、三角型は裾が広がっているのでつっかかりがなく、下へ下へとスムーズに下っていく感じがするのですが、逆三角型では章ごとに「バッ!」と広がる裾に阻まれて「っ」が入ったタメというのか抵抗を感じるのです。
そのタメの部分を抜けるときのスピード感は三角型の比ではなく、「シュンッ!」というとても速い加速度を感じますけれど、しかしそれゆえにスピードが出すぎて後半につづく文が読み飛ばされやすくなっているように感じるのですが…
これってわたしだけ?
言葉だけでは伝わらないとおもいますし、擬音まじりではなおのこと、なので視覚に訴えてみようとおもいます。
左が三角構成の「タンッタンッタ~ンッ」で、右が逆三角構成の「タ~ンッタンッタンッ」です。こちら↓をどうぞ。
いかがでしょうか?
これまでのところで「たしかにっ!」と感じられた方でお時間とお暇のある方はどうぞ「稼いでいるブログ」を見て回ってみてください…
…
さらにこんな印象もうけませんか?
ユーザビリティの観点からも「要点ははじめに書く」ことが鉄則だといわれます。
そこで1章をなす文字数がすくないことが前提ではありますが、「三角構成と逆三角構成」と「要点」のおかれている位置によってどのような印象の違いがあるかを考えてみようとおもいます。
三角構成で要点が頂点にあると…
要点がその章の冒頭にありますと、つづく底辺の文が説明や解説となっていますので、頂点とあわせて読んでいただきやすいとおもいます。
三角構成で要点が底辺にあると…
要点がその章の最後にありますと、前半の頂点部分を流し読みされたとしても、底辺にある要点を読んだ後、ふたたび頂点部分に目を移していただきやすいのではないかとおもうのです。再考のために。
こうしてみますと三角構成では、要点が頂点にあっても底辺にあっても、いずれにしてもちゃんと読んでいただきやすい構成になっているのではないかという印象があります。
対して
逆三角構成で要点が頂点にあると…
要点がその章の冒頭にありますと、前半の要点を含む文字数ボリューム、その読後感に満足して後半は流し見されて省みられないのではないかとおもいます。
逆三角構成で要点が底辺にあると…
要点がその章の最後にありますと、前半の頂点部分は流し読みされやすいだろうところは三角構成と同じだとおもいますが、底辺にある要点を読んだ後、ふたたび頂点部分に目を移すことがあるでしょうか?
ボリュームのあるところに返りたいとおもいますかねぇ?
底辺にある要点が太字や色文字などで強調されていたらなおのことその傾向がが強まるのではないかとおもいます。
三角関係?いやっ三角効果です!
逆過程の逆発想
いかがですか?
不覚にも「おぉ~っ!」とすこしでも説得されてしまっている方はお気をつけくださいませ。信じやすい方だとお見受け致します。
そしてここがわたしの仕掛けた第一の罠です。
タネあかしをしますが、これは発想が逆です。逆というのは…
「稼ぐブログをたくさん見て回ったらこんな法則を見つけましたぁ!」
…というのではなく
「こんな法則ありそう。法則っぽい。それじゃあそれらしい資料をつくろう!」
というようなものですから。
そう言われてもそれっぽく見えてしまうのは、きっと青い矢印や「シュン」や「ゥンっ」という視覚的な記号に誘導されているからだとおもいますよ。
あるいは三角構成にはほんとうにそのような視覚効果があるのかもしれませんが、それはわたしの意図したものではありませんし、それを意識して書かれているブログはないとおもいます。
なので先ほどほんとうに「稼いでいるブログ」を見て回ってきてしまったお方はもう一度、冷静な目をもって「稼いでいるブログ」を見て回って検証してみてください。この"三角構成"なるものに信憑性のないことを実感されることとおもいます。
…
「稼いでいるブログ」を検証してみて…
いかがでしたか?
こんな法則なかったでしょう?
あったらわたしが驚きです。
もし仮にそのような法則が見出されたとしても嘘も方便ただのまぐれ当たり。シェフの気まぐれサラダです。
怒らないでね…
「もう一度、見て回ってきて下さい」
と、うながされて都合二回、ほんとうに見て回ってきてしまった方…
ほんとうにお気をつけくださいね。
あなたはとっても素直な方です。
でも素直すぎます。
あるいは好奇心がやや強めです。
「ひっかけますよぉ~」「油断しないでねぇ~」とはじめに申しましたのに…
ここがわたしの仕掛けた第二の罠です。
「罠」というほどのものではなく、「罠」と呼べないようなものですから、どちらの罠にもひっかからなかった方が大多数だとはおもいますが、いちおう目印として第二の罠も第一の罠も「見て回ってきてくださいねぇ~」という意味を込めまして、その後に「…」で余白をとった同じような書き方をしているでしょう?
あれれっ?じつはありっ?
じぶんで言っておいてなんなんですが…先ほどの三角構成と逆三角構成、見れば見るほど「あるかもしれない」と、どうやら自己暗示にかかってしまったようです。
前述したように三角構成って安定感あって見栄えよくて読みやすくないですか?
文の途中やちょっとかわったところに折り返しや改行が入りますが、それほど違和感感じないでしょう?
"途中"だから「先へ」の期待感を残せて読み進めさせる効果があるのかなぁ?
雑誌なんかでも1行の文字数が少ないからたびたび文の"途中"で折り返し入るじゃない?でも違和感なくて読みやすいでしょ?
「わざとキリのよいところで終えない」という勉強法があったとおもいますが、そんなようななにか「心のしこり」「心残り」のようなもので後引く力が短文構成にはあるのでしょうかねぇ?
もうすこし積極的に変なところで文を折り返してみてもいいのかな?
やりすぎると読みにくさが増すでしょうからバランスが大切でしょうけれども。
これから時々こうしてみようかしら?ほんとうの検証かねがね。
ひっかけるつもりで掘った落とし穴にみずからはまってしまったようです。
この穴どうやら墓穴だったみたい。
ミイラ取りがミイラの段でしたぁ。
そのうちほんとにミイラになるのでしょうけれど。
本シリーズ構成
エピローグ:「稼げるブログ」の失敗王者あらわる!?
第1話【 ブログ名 】:それほど大事じゃないよ。ブログ名(たぶん)。
第2話【記事タイトル】:ブログで稼ぐために必要なことはたった1つだけ!…なのかもしれない
第3話【 記事内容 】:これも大事だよね!稼げるブログには…なにを書いたらいいの?記事内容!!
第4話【 記事構成 】:書き方1つで見やすさ激変!?アクセス数伸びるかも?「いい記事」と見せかけ方
モノローグ①:稼ぐブログはなぜこうなってるの?お宝ブログに共通点発見!?…できてません。
モノローグ②:三角な遊び心。四角な安定感。
第5話【 文 体 】:ブログ飯の言葉づかいはムリなくムダなく自然体…に、ちょっと盛り?
第6話【 まとめ 】:稼げるブログと稼げぬブログを比較してわかったこと?【まとめ】
エピローグ:アクセス数で見る。これがわたしの失敗実績!
あなたがブログ初心者であるのなら、こちらもいかが?