今週のお題「今年こそは」
哲学は人間の営為によって複雑化し肉付けされたあらゆる構築物が、一または自己撞着の産物であることを事実や現象(ときにこれを歴史や形成過程を遡及すること)から説き示す活動のこと。
この特質から、この哲学の定義に異を唱える方にはこの活動が弾劾活動かのように映じることがあります。
またこの特質から、この哲学の定義は生活に必要な労働において何の役にも立たないばかりか害悪と成りうると考え(そのように考えることは至極真っ当なものです)、この哲学の定義に意味を見出さない方には遠大な虚言かひとを惑わす甘言かのように響きます。
その考えも円循環に回収されていることをも指摘するのが哲学者の矜持、そこから導かれた現実の社会構造の変革を志向するのが革命家の確信、それを信仰するのが宗教者の覚悟、そこからも離れているのが超人の姿勢なのかもしれませんね。
今年こそ難関円環突破したい。