我慢ならない
気づかれないようにうまく隠し切れてるとおもってるんでしょうけれどねぇ、どっこいばればれですから。
ボリボリかすかに音もしてんじゃないっ。
耐えられないみたいです。
A「掻くんじゃないっ!」
B「はぁん、掻いてないしっ!」
A「パンツの中に手ぇ入れてたでしょおが。」
B「はいっ、ざんね~ん。上からですぅ。触ってないし。」
A「掻いてはいたんじゃない。自供したことに気づいてないの」
B「……。上からだしっ。」
A「はぁあん。さっき中に入れてたでしょ。見てたんだから。えっ?なに?気づかれてないとでもおもってたわけ?」
B「入れてないしっ!いつ?」
A「まずイスに座って時計探してるときぃ、次が3問目の問題がわからなくてのけぞってたときぃ、その次がわたしが茶ぁ入れに向こうの部屋に行こうとしたとき同時に掻き始めたでしょ。見られてないとでもおもってたわけぇ?うまくごまかせてたとでもおもってたわけ?あんた学校でもそうじゃないでしょうねぇ?あんたの周りのひとが優しいから気づいてないふりをしてくれてるだけで気づかれてるからっ。わぁ~恥ずかしい。おれ誤魔化すのうまいとかおもちゃってんだぁ~。うわぁかわいそぉ~。」
B「うるさいうるさいうるさいっ!」
探偵!ナイトスクープにて田村探偵の調査で、成人男性の大多数はババをちびったことがあるということでしたが、おなじように大多数の男性はあそこを掻かずにはおれないものなのでしょうか?
ちなみに、小ネタ集もいいですが、子どもが泣き叫ぶガオーさんがお気に入りです。
注意深く見守っていた
弟はふだん掻くことはありませんでしたが(なかったと願いたいですが)、寝ているので無意識なのですが、寝ながら手がスルスル~っと(しかも両手)ズボッのボリボリ、おそろしいことに鼻がむずむずするのか、その手でグニグニグニグニ…。
目が覚めたら覚めたで、ふすまの取っ手やらなにやら、その手であちこちおさわりあそばされるものですから…ひゃぁぁぁああ~、共有なんて考えられない。
あなたを見守ってるんじゃない、なにをさわったか監視してるの。
照れ隠しの代償
A「その手であちこちさわんじゃないよっ!」
B「え~いっ」
A「触れるなっ!」
B「左ですぅ~、右じゃありません~。」
A「さっきからあんたわたしの筆記用具つかってんのわかってる?」
B「うるせぇ。へぇ~ん。」
A「(これはやむをえない緊急避難・自己防衛のため。後で手を洗うとして…小手返しっ。)」
B「いっっっ、折れる折れる折れる。まっまっまっ待って。」
A「こんなんで折れるかぁ。折れたらはなしてやんよ。」
B「ごめっごめっごめん。もうしない、も~しないからはなして。」
A「言葉の通じないガキは嫌いだって言ったでしょぉ。(なに簡単に制圧されて半べそかいてんのさ。めんどくさい。)わかったら手ぇ洗ってきなぁ。……。石鹸使うんだよ。」
B「…。」
A「返事わぁ!」
B「…はぁい…。」
A「調子にのるんじゃないよぉ。もぉ~。」
どうしても掻いてしまう方、どうかちゃんと絶対になにがあっても人目にふれないようにうまく誤魔化しきるか、せめて衣服の上からにしてくださいませ。お願いします。