あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

信仰対象の選定

なにを信仰しているのか

 人は神を信仰しているのでしょうか?

 それとも救済・助けを信仰しているのでしょうか?

 

 破滅しかもたらさない神を信仰するでしょうか?

 

 神は善いものという前提がないでしょうか?

 するとそれは善への信仰じゃないでしょうか?

 

 無信論には信はあっても仰はありません。

宗教の境界

 仏教は修行法や無の自覚、どうすれば滅私に至るかというようなところまでは科学だけれど、仏の救済から宗教になっているとおもいます。

 キリスト教もどうすればよきサマリア人となれるかを説くところまでは科学的なのではないかとおもいます。

 

 お釈迦さんやキリストさんなど、はじめその教えは科学的であったものの、その衣鉢を継ぎ組織化する迦葉(マハーカッサパ)さんやペトロ(シモン)さんら二代目によって開祖が仰がれるようになり、信から仰に比重が移って宗教色が濃くなるものなのではないかとおもいます。

 

 現代で、もっとも仰がれているのはお金。お金も宗教なのかな?

 

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