確信の二面性
事実に真実を塗り込めて、真実ばかりの世の中。
事実は確実性を表す語です。
真実は正当性を表す語です。
史実は記録された真実を表す語です。
信実は真実を信じていることを表す語です。
真実は事実ではなく信実です。
オリハルコン生成
盾をもって突進すれば武器になります。
武器でもって防げば盾となります。
ダイヤモンドはダイヤモンド(の粉末、またはレーザーなど)で加工します。
どんな攻撃も防ぐ盾とどんな盾をも貫く矛はおなじもの(素材・材料でできている)なのではないでしょうか?
形状の異なるおなじものを武器として扱うのか盾として扱うのか。
(↑鄭問さん独特の筆致、妖しい表情すきです。)
およそ道具には二面性があります。
たとえばアンモニア。
地に蒔けば農業生産力を高める肥料となります。
ひとに放てば陰惨な化学兵器となります。
たとえばアニメなどで描かれるビーム。
斬りつけたり放てばビームでしか防げないような強力な武器として描かれています。
防げばエネルギー源が尽きるまで威力を発揮し続ける盾として描かれています。
そのものの本質の見方、付与する本質によるオリハルコン。
事実は一つでも真実は使いよう。
信実は信じよう。
信実は「まじめでいつわりのないこと」の意。だれにとってまじめでいつわりがないことなのかが分水嶺。
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