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あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

宇宙をつくる狂乱の舞踏


一点から色が広がる

 ビックバンの起きる前はどんなだったのでしょう?

 宇宙はどのようにはじまったのでしょう?

 世界はどのような姿をしているのでしょう?

と素朴に起源について思いを馳せたことが一度はあることでしょう。

 

 わたしは折りに触れてたびたびはじめから考えてみました。なんどもなんどもかわったリスタートをしてみました。

 今回はそんな断捨離も追いつかず散らかし倒したガラクタな考えのなかから1つ、ひっぱりだしてきて、すこしは見栄えするように装飾したものを開陳しようとおもいます。

 

はじまりは突然に

 はじめにポッとグリッドが発生したとします。

 この発生したグリッドを仮に+の性質をもつものとして、簡単に「+グリッド」と呼ぶこととします。

 そしてこの+グリッドの発生をもって第1段階、第1世代とします。

第1世代の中心+グリッド

 第1段階の発生が起きますと、次にこの+を打ち消そうと+グリッドの周辺に-グリッドが(自然)発生します。

 これを第2段階、第2世代とします。

中心グリッドから自然生成される周辺グリッド

 これだとちょっと見づらいので仮想的な枠線を引いてみます。

第2世代のキューブグリッド

 これでも十分見難いですが、等距離に球形に周辺グリッドを配置する図は描きづらく考えづらいのでキューブにおさめ、キューブで考えることにしました。

 

 発生した第2世代の−グリッドの相互連関をもそっと詳しく描くとこんな感じでしょうか。

第2世代のキューブグリッドと相互連関

 

 こうして第3世代、第4世代と周辺グリッドが生成されて外縁は広がっていきます。

 

 ここで適用されているルールは「隣接するグリッドの性質を反転させる」です。

 「これ以降も…外縁が広がる」とかる~く言い放っておりますが、おそろしく煩雑かつ複雑になるのは第3世代以降。

 というのも、「隣接するグリッドの性質を反転させる」というルールだけでは不十分で、以降のステップを踏むためにはいくつかのルールを選び、定めなければならないからです。しかも考えられるルールがいくつもありますし、またその規則通りステップを踏むのが大変。

 ルールはシンプルでも実際に踊らせるとなると複雑極まりありません。

 

 と、こんなことを言っていても話が進みませんので、ダンスフロアに出てすこし踊ってみたいと思います。リズム感がないのでひどいものですが…。

 

補則が多い

 まずは「隣接するグリッドの性質を反転させる」というルールの補則から。

 追加しなければならないルールはいくつか考えられますが、とりあえず「グリッドの性質は0と+と-の3種とする」というのと、さらに「グリッドはそのグリッドに隣接するグリッドの性質と合算される」というものを加えます。

 

 合算方式といっても、これもいくつかのパターンが考えられます。

 中心に+グリッドが1つ、その周辺には−グリッドが26個あるとき、考えられるパターンのうちのある方式では、次のステップで中心グリッドはただ「−」と表され周辺グリッドはただ「+」とだけ表されます。

第2.5世代のキューブグリッド

 

 また他の方式では、次のステップで中心グリッドは「−25」と表され、周辺グリッドは「+8」となるものや、26個ある周辺グリッドのうちの1つと中心グリッドが関係しあって互いに「0」あるいは対消滅してしまうもの、26個ある周辺グリッドのすべてが中心グリッドと関係しあってすべてが「0」あるいは対消滅してしまうものや(第1・第2世代が対消滅で消えてしまうというにしても、そのとき第2世代の外縁には第3世代が発生しますので生成過程が止むことはありません)、他にもこれに類する方式が考えられるのです。

 

 「+」とだけ表す方式を採った場合、つまり純粋に「反転」しかしない、単純に「0と+と−」しかなく「+2」や「−5」といったものはないとすると、グリッドへ影響を与える周辺グリッドの先発権・優先権、周辺グリッドがあるグリッドに同時に影響を及ぼすとすると、周辺グリッドの発生(やや異なりますが、周辺グリッドの多数の情報が伝達されて到達すること)とグリッド(の性質の)反転が同時に起こることになります。

 とすると、発生と反転の間に加算(処理)、"判断"の間、"判別"のためのわずかな時間(?)が必要となります。

 

 この"判別時間"というのは、ニューラルネットワークの"隠れニューロン"や"中間層"のようだとこちらのサイトを見ていておもいました。

 

 「判別時間を無視してしまう」というのも方式の1つとして考えられますが、真空にもゆらぎがあるように、素粒子には特定のスピン方向があるように、「グリッドは運動している」とするのもまた1つの方式として採用してもいいかなぁ?と思います。

 

 仮に水平方向むかって左から優先して影響するとすると、「反転」しかしない方式はさらに分岐して、1パターンはさきほどの「無視」方式とおなじで時間性・同時性は関係なく合算されて反転するというもので、もう1パターンでは優先されるグリッドだけで他の周辺グリッドの影響を受けず、また他の周辺グリッドにも影響を与えずというものです。

選択されて結びついた中心グリッドと周辺グリッドのうちの1つ    → 中心グリッドと選択された周辺グリッドの1つが影響しあって互いの性質が反転

 

補則にホイ補遺

 先にすこしふれましたが、今回ここではノードとグリッドを使ってキューブ上に表しました。

 本来ならノードを描くのは好ましくなく、グリッド同士が密着した丸いルービックキューブ(丸いのにキューブというのは変ですが、イメージね)のような図・モデルを描いた方がよかったのですが、ただそれですと内側・中心を表すのに向かず、なによりもそんな図は描けないです。

 静止画のテッセラクトというのもすこし違う気がしますし、超立体を描けませんし。

 

 中心が見えるように透過した図を描くという方法もあるのでしょうが、3Dとか描けるほどパソコン使いこなせないですし、どこから手をつけたらよいのかイメージできないので手書きもままならず(ノД`)

 ということでノードとグリッドを用いてキューブ状に表してみました。

 

 ただ、ノードとグリッドを使った方が時間や伝達ということを視覚的に表すという点ではどうやら優れているらしいという思わぬ福利がありましたので、ただの妄想語りでなんの成果も結果も出しておりませんが結果オーライということでここはひとつ。

 

二次元で仕切り直し

 3次元ですと3世代目にしてモデルを描くのがたいへんですし、そもそも興味がないとは思いますが、ここまでの話を主にわたしの頭を整理する意味で、2次元モデルで一から仕切りなおしてみたいと思います。

 

 第1世代の発生が起きるとそれを打ち消そうと周りにぐるりと反対の性質を持ったグリッドが8つ新たに発生します。

スター型グリッド

 方式の1つとして「1つのグリッドは他の1つのグリッドとしか関係しあわない」という、たとえば中心グリッドは周辺グリッドのうちの1つとしか関係しあわないというようなものが考えられるでしょう。

 ただこの場合、関係のさせ方としてまたさらにいくつかの方式が考えられます。

 そのうちの1パターンでは、互いに性質が反転するというもの。

 また他のパターンとしては、互いに関係しあうと0になる、あるいは対消滅してしまうといったものなどが考えられます。

中心グリッドと周辺グリッドの1つが関係しあって互いに性質を反転させる    中心グリッドと周辺グリッドの1つが関係しあって互いが0となるか、あるいは対消滅する

性質が反転するもの  0あるいは対消滅するもの

 

 グリッドは隣接する周辺グリッドすべてと関係しあうという方式の場合もいくつかの様式が考えられます。

 たとえば中心グリッドは+7となって周辺グリッドは−1となるもの。あるいは中心グリッドは+8となって周辺グリッドは+2となるものなどが考えられます。

前世代と関係しあうスター型グリッド    隣接するグリッドと関係しあうグリッド

前世代と関係するもの 隣接グリッドと関係するもの

 

 ちなみに数あるパターンのなかのうちの1つで第3世代が発生したものを描くと、外縁に+グリッドが16個発生するこのような図となるでしょう。

f:id:takiji13:20161221214519p:plain

 

存在の濃さ

 ここまですべて個人的な意見・夢想ですが、そのなかでも個人的には加算方式の「+8」や「-1」という値をとりうるものがよいのではないかと思います。

 

 なにが「よい」のかと申しますと、ただ反転するだけの方式のものに比べ、加算方式ですと存在強度や存在濃度、存在確率なんてものが表せそうな予感がして、人の認知している世界像により近いものを投影できるのではないかという直感があり、そういった「よさ」のことです。

 

一から始まる魅惑の世界

 はじまりはとっても小さなたった1つの点。

 その点は未来にも過去にも常にいつまでも影響を及ぼし続け、また自らも影響を受け続けます。

 過去が現在に影響し、現在もまた過去に影響する実相を反映しているようでもあり、曖昧で変質しやすい記憶や夢の実相を表しているようでもありませんか?

 それを神と呼ぶのならすべてが神となり、それは神ではないと言うのならどこにも神はいないという信仰や宗教のようでもありませんか?

 

 単純な規則が2つ3つほどしかなくとも、そのルールが描き映し出すものは非常に精細で複雑なものとなるため、フラクタル(図形)を思わせますし、また"発生"を"中心"として外縁が生成拡張されていく様は曼荼羅のようでもありませんか?

 

 状況が確率的で状態が一遍に変わり決まってしまう、箱を開けるまで生きているのか死んでいるのかわからない量子論の世界を説明するツールになるのではないかと秘かにほのかにほんのちょっとだけ思っています。

 

 たくさんのステップを踏んで延々踊り明かしていたら、10の40乗ほどのステップを踏み終える頃にはビックバンを経てインフレーションが起き、それからさらに46億年ほど踊り続けたら地球が生まれる出てくるのではないかと微かながら思っています。

 

 セル・オートマトンの研究が沸騰していた頃、すでにもうこれに似た、あるいはまったく同じ考えのもとシミュレートされた実験やそのような論文があるとは思うのですが、今のところわたしはそれを見聞きしたことがありません。

 もしどなたかこの手のお話をご存じの方がいらっしゃいましたら教えて頂けないでしょうか?

 このシミレーションは数世代後にどのような姿をしているのでしょうか?この考えはいい線をいっているのか、それとも悪い点しかないのでしょうか?そんなところを知りたいのです。

 

今との差を縮められない

 3次元でもこれだけ複雑だというのに、これが11次元だったりしたらその複雑さは底なし。

 仮にこの考え、このモデルがそこそこ使えそうなものだったとして、これを今から3次元でシミュレーションしたところで、いつまでたっても"今"には追いつかず、一向に"今"との差は縮まらないでしょうね。

 ですから未来予測のためにシミュレーションしようとするのなら、3次元を2次元に落としこむような、幾何を代数に変換するような、ステップを踏むごとに行と列が生成されていく行列式や大きな数を扱うのに便利な対数のようなものを発明・利用するとか、なにかそのような代替や置換、表現方法を考える必要があるでしょうね。

 

 シミュレーションで正確な未来予測、高い精度の予言はできそうにないですね。

 どこまでいってもモデルどまり。

 世界をまるごと一つ再現する方法どこかに転がってないかなぁ~。