あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

シミるイラスト


目にシミ入るイラスト

 人を含む動物があまり得意ではないのですが、ここ二月、動物のことばかり考えていたせいか、それとも脳機能が衰えて認知が曖昧になっているせいか、顔認識がややはたらきやすくなっているようで、シミや汚れがイラスト化された動物となって浮き上がってくることがあります。

 

あにまるピース

 もう何十年前のことなのか、ある日なにをおもったのか子ども買ってきて、一日ともたずわずか数時間で投げ出された1,000ピース超え(てたかな?)大きめのパズル。

 動物は好きじゃないっていうのに、たしか10日ほどかけてわたしが完成させた別段思い入れのないパズル。

 

 完成してからながらく居間の壁の穴を隠すのに使われ、その後、行き場を失って、ふだん人目に触れることのない、なによりもわたしがあまり目にしなくてすむ頻繁に立ち入るところでなはない納戸に、それも視界に入らない視線よりも高いところに掛けられた動物たちの絵柄のパズル。

 

 こんな場所に追いやられてはいても無意識のうちに目にしていたのかもしれません。それで動物たちの残像が蓄積して今回のイラスト群として現れたのかもね。

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(フラッシュ反射しちゃったけど、めんどうだから撮り直さないものぐさ。)

 

納戸の中の動物園

 そして、なんといっても、ぱっ!と動物が浮き上がってくる場所がこの納戸。

 そのなかでも雨漏りして床がびちゃびちゃになって、床の汚れが浮き上がって染みついた敷物。この敷物の汚れやシミが踊り出します。

 我が家の納屋は雨漏りと動物で溢れています。

 

 そこで、今度はこんなことを思ってしまいました。

 

 小ジャレた動物たちは言葉に先導されてつくりましたが、今度はその反対、イラスト先行、シミ汚れから起こしたイラストに言葉をつけてみる?無理に言葉をつけなくても空に浮かぶ雲を眺めて何かに見立てていたあの頃、あの頃は形づけることまではしなかったけれど、童心にかえって今度は描画してみようか?と思い立ってしまったのでした。

 

頭にシミついたイラスト

 なにに見えるかな?

柱

 これに輪郭線を引くと↓

柱に描線

 色をつけて↓

柱に着色

 背景をぬくと↓

柱のクジラ

 いささか簡単ではありますが、はいっ、できあがり。「柱クジラ」。

 イラストにすると前後がわかりづらいね。

 

 これはまあ簡単にだれにでも見えたことでしょう。

 

シミったれたイラスト

 じゃあ次、これは。なにが見える?

絨毯のシミ汚れ

 

 きったねぇ絨毯が見えると思いますが、それはほっといて。

 

 清い心で見ればきっと錯覚がおこるはず!

 

 さあ、なにが見える?

 

 

 わたしにはウツボ…と…アルマジロみたいなアリクイ。

 アリクイみたいなアルマジロ?どっちでもいいか。

 

 線を引いてみると↓

汚れの輪郭線

 色センスのない人が着色してみると…↓

シミに現れたウツボとアリクイみたいなアルマジロ

 絨毯ひっぺがしてぇーのー↓

ウツボとアルマジロ

 はいっ!低クオリティイラストのできあがり!「ハプスウツボ」と「シミクイ」とでも名づけましょうかね。

 

 小さなお子さんのいらっしゃるご家庭で、なおかつ、お家がこんな風にいい感じにボロっちければ、壁や柱や天井のシミや汚れがなにに見えるか訪ねてみて、それじゃあということで実際に直接、色を塗ってみるとおもしろいかもしれませんね。

 そんな経験そうそうできるものではないでしょうから。

 

 おもしろそうだけれどちょっと…という方は、タブレットやスマホで写真を撮って、アプリで色を塗るというのでもよさそうじゃない?そんなアプリの1つや2つ、きっとあるでしょ?

 

水泡はただの汚れに帰す

 イメージの中ではもっとかわいい動物がありありと浮かび上がったのですが、いざそれに線を引いてみるとイメージとはかけ離れた、おそろしく残念な仕上がりとなりました。

 なのでこの方向はやめておきます。

 汚れに形を与えたものにシャレた言葉を加えていくなんて試みは金輪際考えないし、もうしないことでしょう。

 

 されどこの試みによって得られたこともありました。今回の収穫は2つ。

  • シミからイラストを起こしても残念なだけ(※わたしの場合はね)
  • GIMPで直線を引く方法を会得したこと

 

 GIMPで直線を引くには、「鉛筆で描画」ツールで「Shift」キー押すだけのことなんですけれども、これを知っているのといないのとでは全然違う。あーこれは楽だわー。

 もう少しはやくに知っていれば小ジャレた動物たちをもっと簡単に、ぷるぷる震える手でいびつな線を手書きしなくて済んだのにー。

 

 死んでしまいそうなほど時間をもてあましている方は、ご家庭のシミとじっくり対面してみてはいかがでしょうか。

 

 今回もまた、シミのような内容になってしまいました。ブログの大海のなかに汚点の滴を垂らすように投稿しちゃいました。