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あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

サヨナラ幽霊さん

物語 物語-日記

 昨日が最後のあがきだったかのように、一日中寝ても醒めてもわたしの両腕を激しくグリングリン、バタンバタン動かして、今日目が覚めたらすっかり症状がなくなりました。

 寝ている間も腕を動かして起こされることもなく、彼は静かに去りました。

 

 床につくすこし前には頭をブルンブルンと2度大きく揺らされたものですから、「これはいよいよ脳梗塞かなにかのお知らせかもしれない」と思ったのですが、なんでもありませんでした。

 

 夜に昨晩の会話のつづきをして誰に何を伝えたいのか聞き出そうと50音表も用意してまっていたのですが、現れませんでした。

 あわよくば宝くじの当選番号を教えてもらおうとミニロト、ロト6、ロト7の投票用紙も用意してお茶も出さずにお待ちしておりましたのに、とうとう訪ねてきてはいただけませんでした。

 

 1周間弱つづき、ときどき煩わしく思うこともあった不可解な現象でも、なくなってみるとすこしさびしく感じてしまう変な感情。

 昼とも夜ともなく動き続けた昨日のことを振り返ると、ほどよく動いてくれることがあって文字がスラスラスラスラ書けて、まるで頭に思い浮かべただけで文字におこしてくれる機械のようだったなぁ〜、食事時にはごはん粒など小さなものをつまむとヒョイッと口まで運んでくれて、それがヒョイヒョイヒョイヒョイ連続で続くものだから忙しかったけれど、口の開閉だけ気にすればよいだけで一人二人羽織か一人食事介助のようでおもしろかったねぇ〜、手が勝手に動いてくれるから歯磨き楽だったわぁ〜、ほんと歯磨きには便利!と思い返されるのです。

 

 事故や怪我で生涯からだの不調と付き合っていかなければならない方には不謹慎な話ですが、良性で一過性のこのようなからだの変調なら、ときどきはあってみると楽しめるものです。

 

 わたしの今回のこのからだの怪調が生理現象なのか幽霊さんの仕業なのか、自己暗示だったとしたらなにきっかけで解けたのか?はたまた地球上で新月&金環日食を迎えて霊感皆無のわたしにも、神秘の力が宿って不思議な能力が解放されたのか、原因はわかりませんが、どれであってもかまいません、よろしければまたお立ち寄りください。そのときはまたわたしの両腕お預けします。