あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

監視の枠を超えて政局運営に乗り出すメディア


文春砲 時季を覗い ねらいうち

 文春砲が目下猛威を振るっており、振り返って数年前の事柄も明るみに出されて現在マトとなっているのが舛添さんでしょう。

 二年も三年も前のことをなぜ今になって引っ張り出してきたのでしょう?選挙後に掴んだ情報だったのでしょうか?

 それらの情報の中には「報道機関」というその立場を利用して得られた情報もきっとあることでしょう。選挙や民主政治に大きな影響を及ぼす情報を隠していたとは言いませんが、発表機会を見計らうというのはいかがなものでしょう?


ただひとつ 軛知らずの 権力よ

 情報提供・開示のタイミングをはかられては政治の監視機関の枠を大きく超えて、政治の執行機関となっています。これでは「第四権力」どころか「第一義権力」。

 

 報道機関は公正、公平、中立を旨とし、国家権力に屈せず、国民の利益に適う報道姿勢を理念とする。 報道機関 - Wikipedia

という、どなたによる作文なのか(?)たいへん優等生なご回答が掲げられておりますが、この引用の前後の部分が削ぎ落とされた「国家権力に屈せず」だけの機関となっております。もっといえば「屈せず」だけですね。

 

 後ろ指さされるようなことをする者がわるいということは言うまでもないことですが、もし総理大臣や総務大臣のよからぬ情報を私企業メディアにつかまれてしまったら誰がメディアの権力を牽制できるのでしょう?

 三権分立は互いに監視しあう構造になっておりますが、第四権力を監視する機関がどこにあるのでしょう?視聴者?スポンサー?ネット?楽器のトライアングルのイラスト

 いずれにしても現状トライアングルの紐のように、ただひとつだけ突出しています。

 素材も異なるのは官民の違いということもありますけれどもね。

 

白闇で 窒息しそうな 政治かな さしあたっては ネットメディアか?

 このような大手商業広告企業のための「自由」な報道をちゃんと「自由な報道」とするには、ネットメディアを報道機関と認め、主権者が適宜政治判断できるような情報が個人や私企業の思惑によらず表に出てくるような仕組みにしなければならないのではないでしょうか?

 記者クラブに所属していない新聞社系ではなく出版社系がスクープを連発しているように、パワーバランスが徐々に移行していくのではないでしょうかねぇ。

 

 記者会見など、あんなによってたかった報道陣の頭数いる?数で圧倒して圧力かけて、言わせたい言葉を吐くまでなんどもなんどもおなじような質問繰り返す立派な「いじめ」をみせつけられて気持ちが悪いというぐらいもうすでに多すぎるのですけれども、現状の一部のための「自由」から「自由な報道」へと引き戻すカウンターパートとして、またその方法としては、さしあたってこれしかないのかなぁ。

 

 ロールズさんのとは似ても似つかない厚い無知のベールをあてがわれて一寸先も見えない白い闇が広がって、秘密のベールで窒息死しそうな民主政治かな。