鳴きました 二日前から ホトトギス
二日前の夕暮れ時から時(告)鳥1羽鳴き始めました。毎年1羽だけなんですけれどもね。
午前中 浣腸受けて ばばひとつ
今日の午前中に内視鏡検査に行って参りました。
前日の食べもの規制を気にするのがめんどうだったので二日前の夜からなにも食べないことにしました。
いつか書いたと思いますが、わたしは「空腹」と「のどが渇く」感覚に疎いので、予想通り絶食はあまり抵抗のないことでした。
病院までの過程
鮮血の下血ということで今回はS状結腸だけ見ておきましょうということになっておりました。
内視鏡検査の前に出すものを出さなければならないのですが、前日の午後9時に飲むように言われました下剤プルゼニドを指示通り飲んだのですが朝、出ない。
先の1月ほどずーっとお腹を下していたというのに3・4日前から急に方向転換の便秘。ぜんぜん出ない。
朝の5時ぐらいに腸が動いている感じがきましたけれど、その程度。出ない。
緊張や不安があってのことではなく、ただのいつもの不眠症でなかなか寝付けず、やっと小一時間眠って目を覚ますとなにかが変。
時(計)が止まってる。
メフィストフェレスさんはわたしの前には現れてくれないというのに、呪文だけが唱和されたみたいです。
その時計は数年前からすでに秒針は止まったままなのですが、それでも時針と分針は生きています。それが今日は止まってる。電池切れ。
秒針が止まったときからこんなこともあろうかと、前日なにか予定がある日だけは小さな目覚まし時計を側に置いておくことにしてあるのですが(カチコチ秒針うるさいから)、それも電池切れ。二つ同時に止まる?
これはこれはとサッと仕度して予約した時間に30分遅れで病院につきました。
アクシデントにも関わらずこれは上出来。
検査までの経過
移動中もやはり出る気配はなかったのですが、病院で浣腸するといってましたから、まあいいかとうかがいまして、お尻の所が穴の開いたズボンに履き替えいざ浣腸。
「気持ちのいいものでなくてごめんねぇ~」と、それはこちらの言葉でございます。
なんとか2本ですみまして検査室へとゆく途中、1週間ほど前から再びあらわれた立ちくらみ。
若い頃、あまりに立ちくらみをおこすものですから1度検査していただきましたが、その診断結果は、どうやらわたしの血はわたし同様根性足らないようでありまして、重力に負けてしまうそうなのです。
その立ちくらみグセがここ1週間あらわれていて、なかでも一番きついやつが今日きてしまいました。
倒れるとまではいきませんでしたが、目の前は真っ暗というか真っ白というかチカチカするというのか、経験のある方ならわかるとおもいますが、あれになりましてお先真っ暗?真っ白?で、なにも見えない。
これはいよいよ大病?と期待しつつ検査室へ。
内視鏡検査での所見
あちらこちらであの方この方に普段は見えない見せない見られないところを見られて触れられたわけですけれども、それに強い抵抗感を覚えるような歳ではなし。
むしろお医者さんにかかってなにも見られなかったり触れられないことの方が不信感を抱いてしまうお年頃。
きっとこの感覚も年端がゆくほど共感していただけるものではないかとおもいます。
そして気になる検査の所見は…ウイルスによるものではないか?ということでした。それも直りかけ。それで3・4日前から便秘に傾きはしましたが症状が緩和してきたのでしょうとのことでした。
では下血の原因は?
それで「痔はないんですか?」とお尋ねしましたら「ありますよぉ」とさらっと言われました。
これにて「痔」確定でございます。
そりゃぁこれだけ毎日なん時間も座りっぱなしの生活じゃあ無理もないわよねぇ。むしろこれまでよくもったものよ。
なに痔かは聞き忘れてしまいましたが、こちらの病院では忙しいので痔の治療はしていないそうで、おそらく次回、一応採取した細胞の検査結果とともに治療院を紹介していただけるのだとおもいます。
なげきの一日
前日から大病で入院するホスピタル・ライフ、あわよくばホスピス・ライフを想像しておりましたのに当てが外れてしまいました。痛くも痒くも苦しくもなければ今このときだってよいというのに…。
今のところまだ時折くる左側の腹痛や立ちくらみ、腰は右が痛むことが多かったのに最近左が痛むようになったこと、それに左指の関節の違和感などなど、これらに期待したいところです。
不如帰の声は昨年が聞き納めの予定でおりましたのに、どうやら糠喜びに終わってしまいそうな結果でたいへん残念な一日でした。
気持ちのよいお話でなくてごめんなさいね。