限りなく虚言に近い予言
議員辞職が可決される本会議に本人が出席するのは今までにない異例なことで、これは潔さのアピールのためなのではないかとお昼のワイドショーで解説されていました。
こういった出来事が起きますと不憫だなぁとおもうのが当人周辺の方々。
親族や知人、被害者であっても関係者であれば望まぬ矢面に立たされて詮索されたり、あることないこと書かれたり…。
「そう思っているのならあなたもやめておきなさい」というところですが、そもそも口に羽が生えているかのごとく軽やかで、予告めいたことを言いたい衝動に駆られ、浅薄千万、愚行をおかしてしまいます。
二番煎じでもお茶はお茶
本人のことはどうでもよいとして、奥様の金子恵美さん。いつごろ復帰されるかはわかりませんし、当選されるかはまだわかりませんが、もしかしたらヒラリー・クリントンさんが当選(11月)か就任(翌1月)の頃あたりから、規模は小さいですけれども「第二のヒラリー」とか「日本のヒラリー」と呼称され出すかもしれませんね。
ビル・クリントンさんのIQは歴代大統領のなかでは最も高いらしいですが(例の件を除いては人気もそれほどわるくないようです)が、そのビルさんをやり込めるほどで、産後間もないのに「政治家としてけじめをつけてこい」と(本当に言われたのかどうかはわかりませんけれどもね)発する言葉の強さと境遇という共通点がありますからねぇ。
IQというひとつの指標
IQは指標の一つにしかすぎません。
とてつもない記憶力や芸術的才能を発揮するサヴァンやアスペルガーの方は多いわけですし、それにこれは「マリリンに聞く」や「モンティ・ホール問題」で著名なギネス認定のマリリン・ボス・サバントさんではなかったかとおもうのですが…ある女性が離婚後そのIQの高さから容易に就職できるだろうとおもっていたら100社以上面接を受けてすべて全滅したという話があります。
全滅の原因はIQが高く能力の高いところをアピールしすぎて、上司になるであろうその面接官が尻込みしたりみずからの地位を危ぶんだためだったそうです。
IQが高いのならはじめの20社目ぐらいで気づいてもよかったのではないかなぁ〜と、おそらくIQもEQも己の年齢にも達しそうにない者の妬みから言っています。
コワイつよさ
あけすけにみずから「クリントン夫妻に比して規模も工期もつづめたものですが…」のように発言し、ヒラリーさんとの親和性を打ち出したらややうけしそうですけれどねえ。
むしろこうなったらこれを利用してやろうというしたたかさがあった方が国政を任せるのには心強いところがあります。
ビルさんに比べるとあまりに小粒すぎてそうはならないかぁ。
ところで、これまで「強いアメリカ」を全面に打ち出して当選し就任した大統領はえてして聞く耳を持たない暴挙に出やすく、その次期政権は前政権を批判して失策をなかったことにする傾向があったような気がします。
それはアメリカに限らず朝鮮出兵で国交を断った秀吉さんの後に国交を回復して貿易を再開した家康さんなど多くの国に共通するところではありますけれどね。
強さを誇ったり「強さを取り戻す」というのはもうなしにしませんか?柔らかさ、しなやかさにしましょうよ。
上には上がいますしいずれは衰えますし、グローバル経済では自国が強くなれば相対的に他国も強くなり、独り勝ちはほぼ不可能できりがないじゃぁありませんか。
比較基準に強さを据えるのは無理があります。