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あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

迷い込ませるダイダロス


ダイダロスの癖

シャルル・ポール・ランドンの「ダイダロスとイカロス」

 ヤカンで煮出したドクダミ茶が冷めたら空のペットボトルに移そうとおもったのですが、この空のペットボトルをその辺に置いておいたら捨てられるだろうと思い、わざと冷蔵庫にしまっておいて、半日していざ移しかえようとしたとき、「あれっ?ペットボトルがない。ペットボトルどこやったぁ?捨てちゃったぁ?」と、自分で冷蔵にしまったことを忘れてちょっとだけひとを疑ってしまいました。

 

 捨てられてしまったら捨てられてしまったで、たいしたことではないのでいっこうにかまわないのですが、ただの性分。例の「答え合わせをしたいだけ」病です。「答えのないものは許せない!」ということはまったくなく、答えがないなら答えがないという答え、(いまのところ)わからないならわからないという答えで一区切り打ちたいだけです。

 

遠回りのクセ

 そんなこんなで、うろうろしていたらすぐに「あっ!捨てられないようにと思ってわざと冷蔵庫にしまったんだった!」と思い出し、疑ってしまった手前もあり、また、最近(といってもなが~い最近のことですが)こんなことが増えてきましたので、なにか言っておいた方がいいかとおもい、これを「自分への書き置きに気づけなくなってきた」と表現してみたところ、「どういうこと?」と聞かれて説明しましたら「簡単なことをすごくややこしく言うねぇ」と指摘されました。

 

 たしかにこの言葉だけ聞いたらなんのことかわからないとは思いますが、話の流れから、要は「物忘れが激しくなってきた」というようなことのレトリックだと容易に解してもらえると思っていたのですが…「そうかぁ」やはりわたしには物事をややこしくいうクセがあるのだなぁ…。

 自覚症状があればまだしも、それにさえ気づけていないので、まわりからは「なんだかよくわからないひとだったなぁ」との送辞をもって見送られるのだなぁとおもいました。

中心地に下から光が当てられている円形に広がる迷宮

 

ダイダロスの翼

 すこし前にイカロスの話を題にとった児童音楽があったとおもいますが、イカロスは父ダイダロスの忠言に耳を貸さず調子に乗って高く飛んで、太陽に近づきすぎたために墜落死したという物語だったとおもうのですが、それがなぜか「勇気」ある少年と称揚されて歌われていたことに違和感を覚えたことをおもいだしました。

イーカロス - Wikipedia

 

 ポジティブな意味で「ダイダロスの翼」という語があってもいいのに、ネガティブな意味の「イカロスの翼」という語があって、ダイダロスよりイカロスの知名度のほうが高いような気がするところが釈然としないんですよねえ。

ミノタウロスの黒い像

 ひとが翼をもって飛びたつには長い翼長と強力な胸筋、大量の羽と蝋などが必要となりますが、そこはダイダロスさんの天才的な発想で克服したんでしょうねぇ。なのにイカロス?なぜにイカロス?

人は鳥のように空を飛べるのか?真剣に考えてみた。 | 最新トレンドSPICE!