名探偵L
『名探偵ポアロ』の「エンドハウスの怪事件」の回において、事件解決の鍵となったのは愛称でした。
ミス・レモンとヘイスティングズ大尉がいくつかの名前の愛称を言い合っているとき、ポアロさんの愛称の候補としてエルキュール(Hercule)の「エル」を挙げていました。
エル?HなのにL?L!
『DEATH NOTE』の登場人物Lさんの命名にポアロさんは関わっていないでしょうが、ポアロさんとLさんの共通点探しなんかをしてみたらおもしろいかなぁとおもいました。とはいっても『DEATH NOTE』あまり存じ上げておりませんので、どちらも名探偵ということぐらいしか思い当たらないのですけれどもね。
事件は起きた。犯人は後回し。
グリーンウェイ・ハウスにしまわれていたアガサ・クリスティさんの創作ノートをアガサさんのお孫さんのマシュー・プリチャードさんが見つけ、それをアガサ・クリスティ研究者が調べたところ、犯人を特定した結末ありきのプロットではなく、だれを犯人にするとおもしろいかということで最期に犯人を決めているものがあったそうです。
それを聞いて読者が物語の途中で犯人を見つけることの困難さと最期の伏線の回収のあざやかさに合点がいきました。
そういえばポアロ作品のなかで宿屋の主人が推理小説を書いたのだけれど、誰を犯人にすればよいかわからない、つまり殺人事件は起こしたけれどその犯人は決めていないという、まさしくアガサさんの手法を紹介したような話がありました。
NHKBSザ・プレミアム「アガサ・クリスティーを探して〜ミステリーの舞台裏への招待状〜」- 徒然ぱんだ庵
なにかが違う
『名探偵ポアロ』のオープニングテーマをいつでも聞けるように購入してダウンロードしたのですが、CD収録したものとテレビ放映されたものとでは曲は同じでも音が違うような感じがして、カーテンは閉じたままとなっております。
Agatha Christie's Poirot: Music from the Televisio
- アーティスト: C. Gunning
- 出版社/メーカー: Discovery Music Vis
- 発売日: 2013/06/11
- メディア: CD
↑こちらはMusic from the Televisionとなっているのでもしかしたら…とはおもいますがやめておきます。
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