通行事情
事故現場
お買い物、なかでもスーパーでよく見られる風景。
近づかないとよく見えないけれど、近づいてしまうと商品棚の全体が見渡せなくなってしまうから、カートを引く足は通路中央に残し体や頭だけを商品棚の方へ伸ばすものだから通行止めの風景。
はじめに「今スーパーにいるからまたあとで…」と言っていたのに携帯片手に話し込み、いつその「あとで」がくるのかわからない、青果コーナー(だからだいぶ序盤)や鮮魚コーナー(よく臭いが気にならないと思う)や精肉コーナー(だから中盤)のメインどころで鉄壁の守りを見せる守護神のまします風景。
ここしかないという絶妙なタイミングで通路中央に一歩退くものですからガサッガサッ「あっすみません」と接触プレーの見られる風景。
現場検証
スーパーですのでほぼご婦人方。なかでも年配の方々。といっても腰が曲がってしまっているほどの方ですと足取りがゆ〜っくりですのでそんなことはないのですが、ちょうどわたしの在籍してしまっている世代(なのですみません)の方々。
加齢とともに視野が狭まっていくのはしかたないですが、もうすこしまわりを見るようにしませんか?警戒心衰えすぎでしょ。
事故多発地帯?
この方たちが車でやってきて集まっているのだとおもうとスーパーの駐車場というのはなんと危険な場所なのでしょう。
スーパーの駐車場事情はわかりませんが、スーパー内のご婦人方の動きを見ておりますと、スーパーの駐車場は事故多発地帯なのではないかと想像します。
休日ですとあからさまに荷物持ち要員として連行されてきた殿方の姿が見られますが、このような殿方の多くは所在ない感じで決して通路中央には躍り出ず、スーパーまでの道すがらを彷彿とさせるようなみごとなキープレフトを披露し、通行を滞らせることがありません。
気をつけても不注意
スーパーでよく目にする風景をこのように見ておりますので自分はそのように思われないようにと気をつけております。
「右側前方渋滞なし。左側後方車影あり、だけど遠方徐行運転だから考慮する必要なし。後方に気配なし。右意識してぇ左意識してぇ…はいっ、バックしますあっすみません…」それでもあたります。
ちゃんと後ろを確認しなさいと言われるのもごもっとも。でも首も腰も回らないの。
その場足踏みで体を回転させればいいと言われても、その一歩が大きいの。
加齢とともに視野も感覚ももろもろ狭窄していきます。
ということで若いあなたたちももうじきわかるとおもうわ。
だから足取りがゆ〜っくりになるまでそうながくはないわたしたちをゆるしてね。