数学の問題を国語の問題にしてみる。
問)大小2つの数があります。大きい方の数の2倍は、小さい方の数の3倍に1を加えた数に等しい。また、大きい方の数の2倍と小さい方の数の和は13になります。この2数を求めてください。
「世界共通言語は?」と聞かれたら「英語」と答えるかもしれませんが、世界共通言語は「数学」ですよね?もしかしたら宇宙共通言語かもしれませんね。
+や-の記号が用いられるようになったのは中世以降ですが、今では世界共通で誰でもおなじ操作をします。(商の計算で÷の記号を使う国は少なく一般的には/ですけれども)
数学が言葉なら、そして数学が苦手なら、数学を国語にしてみたら?
「数学のくせに文章長くて国語みたいでイヤッ!」というなら手順だけでも覚えなぁ。
問題の日本語を数学語に訳してみます。
(大きい方の数をx、小さい方の数をyとしました。)
「大小2つの数があります。大きい方の数の2倍は、小さい方の数の3倍に1を加えた数に等しい。また、大きい方の数の2倍と小さい方の数の和は13になります。この2数を求めてください。」
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「xとyの2つの数があります。xの2倍は、yの3倍に1を加えた数に等しい。また、xの2倍とyの和は13になります。このxとyの数を求めてください。」
↓
「xとyの2つの数があります。x×2=y×3+1。また、x×2+y=13になります。このxとyの数を求めてください。」
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2x=3y+1
2x+y=13 おわり。
「~と-(の和)」「~に-を加えた」は+、
「~から-(を引いた)」「~と-の差」は-、
「~の積」は*、「~の商」は÷、
主部を表す「~は/~が」「~と等しい」は=、
といった具合に数学語に翻訳していけば考えなくても式できてるでしょう?これでもわからないって言うならわたしゃもう知らないよっ。と言ってやるつもりです。
図を描いたら、あっという間に式できた。
問)A村から48kmはなれたところにあるB村まで車で行くのに、途中にあるP村までは時速40km、P村からB村までは時速60kmの速さで行ったところ、合計で1時間かかりました。A村からP村、P村からB村までのそれぞれの道のりを求めてください。
地域差があるようですが、この手の問題は「は・じ・き」や「み・は・じ」と呼び慣わされているようです。
いずれにしても道のりや距離は割られますので、図で描くとき、その数値は線より上に書いて、速さや時間は線より下に書き、合計は右端に書くようにします。こんな感じ↓。そしたらお絵かきしてる間に式できてるでしょ?ちょうど線が分数のラインになってるの。
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今日の出来事
今日辺りくるかとおもえば、「友達と遊びにいくから。それにクリスマスっ!遊びにいかないこどもいるとおもってんの?」なぁんてしゃあしゃあとぬかしゃぁがってぇぃ。あんたにクリスマス関係ないでしょ。プレゼントの提供先が1人分減った方がサンタも助かるでしょうよ(サンタも経営、営業、観光頼みかい。日本人はあお鼻のカモかぁ…。「地獄の沙汰も金次第。子どもの夢も金次第。」)。友達?せいぜい10年もすればただの顔見知りに降格してるよっ。間違いなくいまわたしの方があんたより勉強してんじゃないのさっ。
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