あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

作図の苦手な方からどうぞ。

作図は5パターン(?)

 作図は「角の二等分線」と「垂線」と「垂直二等分線」と「60°(正三角形)」の組み合わせ。

 

角の二等分線

鋭角の二等分線を作図する問題    → 鋭角の二等分線を作図した答え

 

垂線(線上)

ある辺の上にある点を通る垂線を作図する問題    → ある辺の上にある点を通る垂線を作図した答え

 

垂線(線外)

ある辺上にない点を通る垂線を作図する問題    → ある辺上にない点を通る垂線を作図した答え

 

垂直二等分線

垂直二等分線を作図する問題    → 垂直二等分線を作図した答え

 

60°(正三角形)

60度の角を作図する問題    → 60度の角を作図した答え

 

15の倍数は作図可能

 この作図と角の二等分線を組み合わせれば30°、 さらに二等分すれば15°となり、15の倍数は作図できるでしょう。

アルブレヒト・デューラーが1514年に製作した銅版画のメランコリアⅠ メランコリアⅠの画面右上に描かれた4×4の縦・横・斜めばかりではなく四隅の四マスも中央の四マスもすべて和が34になるユピテル魔法陣

 

あれはガウスさん?

 世界三大数学者のうちの一人にも数えられるガウスさんは、大学進学にあたり哲学者になろうか数学者になろうか迷ったそうで、ちょうどその頃、正十七角形を作図できることを証明して数学者になることに決めたそうな(作図できる正多角形が発見されたのはおよそ二千年ぶりのことだったそうです。45の倍数以外の角の三等分はコンパスと定規だけではできませんが、特殊な定規を作成して角の三等分の作図?作画?をしてみせたのもガウスさんではなかったでしたっけ?)

 

 業績の多さに比例して逸話も多く、変人ぶりも際立っているアルキメデスさんや、視力を失ってからも論文を提出し、その最期のときまで数学に関わり続けて静かに幕を閉じたという逸話のあるオイラーさん、神秘的なラマヌジャンさんのような数学者が好みです。ニュートンさんやガウスさんはちょっと性格わるそうなので…。

巨人の肩に乗って―現代科学の気鋭、偉大なる先人を語る

巨人の肩に乗って―現代科学の気鋭、偉大なる先人を語る

  • 作者: メルヴィンブラッグ,長谷川真理子,Melvyn Bragg,熊谷千寿
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 1999/10
 

 

 「幾何学を知らぬ者くぐるべからず」にかけまして「建築を知らぬ者の狆潜り」。狆潜りってフィンガーボウルみたいなところありませんか?

 

これ以降はお勉強にまったく関係ないことですので、「みなさんさようなら。せんせいさようなら。」

ぼやき

教科書問題?

 姪っ子のところは女・男・男の三きょうだい。

 長男と長女はそれほど年がはなれていないのに教科書が違う。

 たまたま変わり目にあたってしまったのねぇとおもったら、弟が進学する頃にはまた変わるそうで、なんだかお金の臭いがする。教科書はそんなにコロコロかえなければならないものなの?

 基礎的なことは時代を経てもそうそうゆるがないでしょうに。

 

 お隣韓国では来年か再来年から紙の教科書からデジタルなものに変わっていくそうで、日本はどうなのでしょう?

 

 既得権益守るために教科書頻繁に変えて紙媒体での提供を堅持しているところあるんじゃない?(「神の手」信奉や自由主義はエコの皮を被ったエゴを跋扈させやすいとおもうので、見分けが難しいですが)そうじゃなくて時代の流れがあまりにもはやいということなのかもしれませんけれども。

 

煽り教育

 テレビでは「日本の教育は遅れてる」とばかり言われて、「日本の教育はすすんでいる」と言われているところをあまりみません。

 人口あたりのノーベル賞受賞者とかは高いのではないかとおもうのですが…「あぶないあぶない」と煽ってるだけのところもあるような気がします。

 「あぶないあぶない」と言い続けて育てて、成人したら「希望をもて」とか「もっと積極的に」とか言うのは変でしょ?

 

 外国の教育を見習ってみた方がいいのではないかとおもうところも当然ありまして、たとえば飛び級やホームティーチングあってもいいじゃない。

 部活動は学校の先生がやらなきゃだめ?あれってお給金少ないんじゃなかったでしたっけ?

 産業の幅も多様な社会とのつながりも教師の余暇も狭めて、いったいどこにメリットがあるの?

 8時間労働や残業があたりまえの窮屈産業社会に馴化させる訓練みたい。

 

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