あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

町内会ビジネス


コミュニティ運営の委託

 産業化の進展にともない都市化と都市部の増加、釣鐘から富士山型へと少子高齢化から少子高齢化、核家族化にお一人様、インタラクティブ通信技術とうとうによって、とうとうご近所付き合いまで希薄となり、お隣さんにお目にかかったことがないということも珍しくないほどコミュニティの崩壊が叫ばれて久しい昨今でございます。

 

 田舎と申しましても昔の田舎ほど田舎ではなく、昔の郊外なみの田舎なのでございまして、やはりこちらも人と人とのつながりが薄れてきているしだいです。

 

 そこへきて問題となりますのが町内会なのでございます。

 

変化をはばむ古参

 現在のお年寄りは昔のお年寄りよりお年寄りなのですが、快活な方々がおおくいらっしゃいまして、幸か不幸か、これはこれでまた問題なのでございます。

 衰えをしりませんのでなにかにつけて「昔はこうだったぁ」「今までそうしてやってきただよぉ」と、なかなかになかなかなことが多々多々あるわけでございます。

 

 信教・信仰上の都合や独身世帯といった事情から、2・3段飛ばしで今年度、通算何度目かの数年ぶりの町内会長のお鉢が性懲りもなく、飽くこともなくまわってきてしまいやがったのでございます。

 

 お役回避の口実も、それらしい条理もたちませんので、恭しく承るほかないのですが、仰せつかったからには合理的で有意義なものにしようと、そこここで改革案が浮かぶのですが、こういったことにだけ鼻の効く、ただただみなで集まって酒宴を開くことを旨とする重鎮に、ことごとく言葉の先手を打たれ、それがいかに時代錯誤であろうと不条理であろうと、なにひとつ変えることまかりならないのでございます。

 

アウトソーシングな会長

 コミュニティや人と人とのつながりは大切ですが、それをあまりに押しつけてしまったり、無言の圧力としてはたらいて事件にまで発展してしまうことも増えてきているようではありませんか。

 

 そこでみなさまどうでしょう?

 まずは都市部を対象に町内会長のアウトソーシング、町内会運営をビジネス化してしまうというのはいかがでしょうか?

 

 内気な若者には朗報。

 ほんの月1回でも身体を動かすのがえらくツライと嘆かれるお年寄りには光明。

 

 運営者が隣近所の町内の者ではなく企業ですから、提案や苦情がだしやすく、なおかつわだかまりが生じづらい。

 「野良猫に餌をあげないで」「ここの犬は毎日吠える」「夜中にうるさいわぁ」「また町内の掃除に出席してない」「これで何度目なの?町内会費の未納」「いつも回覧板とめてるのどこ?」「またゴミの分別してないわ。これはこっち。違う違う違う、それはそっち」「燃えるゴミは明日。えっ?1日置いとけばかわらないって?それはだめだってぇ」…

 

コミュニティの潤滑油になるかもしれないよ

 企業の側も毎月定額安定した利益が見込めるとおもうのです。

 しかも毎日何時間も拘束されるというほどの仕事があるわけでもないでしょうし。

 町内会のあるアパートやマンションもありますが、アパート・マンション経営を拡張したような町内会があってもいいのではないでしょうか?

 

 個人情報保護の観点からいっても案外その方が機密性高いような気がするのです。

 管理運営を任されていた方が転入して町内会に入って町おこしの一環になったりすることもあるのではないでしょうか。

 もうすでにそのような企業があるでしょうし、同居している身内だと偽って個人(営業)に委託しているひともいるんでしょうけれどね。

 

 町内会というものは意外にも歴史が浅く、変転してきたものでございます。

町内会 - Wikipedia

 

 これが全国的に普及したらコミュニティ崩壊に歯止めがかからなくなる一方で新たなコミュニティの形、第三者の介在で円滑に営まれる新たなコミュニティが創出されるのではないでしょうか?