神話をユメみて生きる
万世一系と四字熟語に収めたいからだとはおもいますが、万世一血統とか一血筋とはいいませんよね。これを無理に四字で収めようと万世一血というとちょっとこわいし…。
一系の冠への固執
「イスラエル10支族の子孫」やら「百済の血筋」やら「南朝正統論」やら「天皇すり替え」やら「三種の神器」やらやらわらわら……どーーーっしても納得できないなら一血ではなく大御心の一系ってことでいいじゃない。
人生いろいろ一系いろいろ
仙台藩も会津藩も萩藩もどこもかしこもわざわざ例を出すまでもないけどさっ、みんな養子で血はつながってないけれど家臣も領民もいいにしてきたじゃない。
末期養子の禁を解かなかったらたいへんなことになってたでしょ?
そりゃぁ武家だし~「平信長」とか「源家康」とか武家でも血に固執してるひとたちもいたけどさぁ、みんな一系ってことにしてきたじゃない。
万世一系を謳っている以上は、どーーーーーっしてもつながってないと許せ~んっ!てこと?
でもそれって事実でも虚偽でも証明方法ないでしょ?
そうなるともうHTB。つまり「ユメミル、チカラ」ってことで「どうでしょう」?
一系の夢
神話は(実学的な知見でとらえて)国柄や社会規範やものの善悪なんかを教える大切なものだといわれることもありますが「ユメミル、チカラ」を育むものでもあるんじゃないかしら?
おとながユメみない社会でこどもにユメをもちなさいって言っても、ユメみてないひとがユメを語っても言霊にならないでしょう?
神話から成り立っている国のなかで神話のユメにつつまれて、ユメかもしれない一系のユメをみてもいいんじゃない?だめぇ?
一系神話の正当性
地球人は実はディアスポラの火星人だったことが判明したとして、それでそれが地球人の神話となるかと言えばそうはならないでしょう?
それが事実だったとしても、だからといってそれを認めるとはかぎらないから。
いかにいかなる根拠や証拠をつきつけても確実性と正当性は別モノだから。
史実は事実ではなくても正当ですから。
人類全員にあまねく平穏な生活を保証して実現して提供して、神話を定着させるような教育を施して何世代も経れば神話を1つとする地球国家ができるかもしれません。
神話の国
神話の力が弱まったのはその神話が地球大とみなされ、また宇宙大の神話を提供する科学に飲み込まれてしまったからでしょう。
地球の形や大きさを知ってしまった現代人には地球の、ましてや一国の神話を受容するのは難しいとおもいます。
神話が情報に埋もれて根の国に押し込められています。
謎だとみなすものが少なくなっていき、神話を生み出す力も語る力も信じる力も継承する力も、水も光も与えられずに根の国で衰弱しています。
見よ!この破壊力!!
「試験に出るどうでしょう and 四国八十八ヵ所」「原付ベトナム縦断1800キロ」「夏野菜」「シェフ大泉」「どうでしょう祭り」などなどユメいっぱい。
なかでも忘れちゃならない、忘れられない「ヨーロッパ完全制覇」のスペイン・クエンカでの大泉洋さんの渡辺篤史さんのモノマネ風景ガイド。
クエンカのぉ街を彩るぅ…糸ようじ。
この破壊力にはかなわない。