あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

とんちが間抜けてトンチンカン

間がない

 「これが日本の底力」といって賞賛する声がありますが、もう底に行き着いてしまったのかぁ~…ともいえませんか?

 もしそこが底ではなく、さらに沈んだところに底があるのだとしたら、現状は「待ったなし」ではなく打つ手なしの破綻状態。

 わぁ~こわい。

 

紅葉大国ニッポン?

 日本で「社会」とか「左」と言うとすぐに赤らんでしまうようですけれど、二大政党制の国の一翼は左ですし(真ん中にメインローター・回転翼ならいいですけど、片翼があったらただひたすらに邪魔なだけですけど)、政権交代はたびたびあるわけで、日本ほど赤くは見えていないのではないかとおもいます。

 

 世界では黄色で塗られることが多い太陽を赤く塗り、緑も青と呼んでいた、普段は優柔不断な態度で色だけはハッキリさせたいという極端に走りやすいお国柄といったようなものがあるのかもしれませんが、右と左の隔たりはそれほど隔絶されているとはおもえません。

 

このはし渡るべからず

 中道左派や中道右派。

 どちらであっても端によると極端。

 へたをすると欄干の上を歩くことになって不安定な足場でバランスとるのがたいへん。

 倒れこむ方を間違えると川面に真っ逆さま~。

 橋の真ん中を歩くにしても、真ん中にも幅はありますし、軸足もありますから、真ん真ん中を歩むことはできないでしょう。

 

拡閥置国

 国際的な巨大企業は、いまや一国の国家予算を凌ぐほどです。

 

 そして多国籍企業は影ばかりが大きくなって実体を隠し、無国籍化して影響力と発言力を強め、もうすでに国対企業ではなく国対国のようなもの。

 

 国内企業であっても、もう取引の枠を越えて国内貿易をしてるみたい。

 ある意味、法やサイバー空間での国境線は国から独立した企業東インド会社が画定しているみたいな?

 この国の国民は給与や福利厚生など基準に則った平等な社会福祉を受けます。

 社会福祉を施さず国からも干渉されない黒い国もあるわけですが、こちらの方が資本主義らしいという皮肉。

 

間にいない

 国が企業国家との外交交渉で大敗して信用創造を許して偽金造りを認めてしまい、そればかりか金融危機のおりには巨額の資金を献上して延命措置を施す始末で大惨敗の大頽廃。

ビルだけが林立する夜空に月が浮かんでいるイラスト

 

 右でも左でも社会でも資本でもなんでもいいですが、そろそろ穏やかな世界の設計図を描けるひとがでてこないかなぁ。

 

 施行データ改ざんで欠陥建造物がニョキニョキ乱立してるような世界よりもちっさな業界がまだあるようじゃぁ不可能かぁ~。

 

羊さんの裏に狼さん?

 それにしてもなぜ姉歯事件のときのように本人が報道に追い立てられていないのでしょう?

 個人的には報道による晒し刑は好きませんので、これからこの方向にすすんでいきますというのであればいいのですが、ただ前例があるだけにより悪意をかんじますし、関係企業の影響力の差というのであれば、それはちょっとないんじゃない?

 

 本人というかスケープゴートを表に出す前の工作期間中ですか?

 

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