あめみか

「雨はいつもわたしのみかた。」 … 思想・哲学・世迷言からイラストまで、多岐にわたってたいへんくつに綴っています。

幽霊を信じますか?

 あなたは幽霊を信じていますか?

 

 わたしは「いてもいい」というスタンスです。

 おなじことを言うひとに一人だけあったことがありますが、そのひととはおそろしく話があいました。

 まわりからは放置されましたけど希少種を捕獲したので気にしな~い。

 

なぜ信じられる?

 わたしには霊感がありませんので霊的な経験をしたことがありません。

 だからといって幽霊を否定するのはなんか違う気がするんです。

 

 しか~し!

 あれもこれも心霊現象といって騒ぐのはいかがなものでしょう?

 「いないはずのひとの顔がぁぁぁあ!」「手っ手っ手の数が多いぃぃぃい!」「CDに声が録音されてるぅぅぅう!」など、すべてを否定するわけではありませんよ。

 でも~、そもそもなんでちゃんと撮れると思っているのかがわからないのです。

 昔のガラス乾板のころなんて針をつかって修正してましたよ。

 1回つかったフィルムやテープを再利用したり間違って上書きしたりして重なりましたよ。

 盲点や錯覚ということもあって見えているものがすべてではないでしょうに。なぜそんなに機械を信用しているのかがわからないのですよ。

 

ガラスの味わい

 デジタルカメラは便利でいいですね。

 フィルムカメラは味わいがあっていい。

 なかでもお気に入りはガラス乾板。

 できあがる写真も情緒があってよいのですが、それ以上によいのがガラス。

 

 乾板といえばアウグスト・ザンダーさん。

 写真も絵画もひとが写っているものはどちらかというとにがてなのですが、ザンダーさんのポートレイトのガラス乾板は、ガラスの中にひとを封印したような、生きた時間を閉じ込めたような美しさがあります。

アウグスト・ザンダー

アウグスト・ザンダー

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: DVD
 

 

 (ガラス乾板に使われているガラスではないですが)昔のガラス整形の技術は乏しかったのでゆがんでいます。

 そのゆがみ具合がこれまた絶妙!

 技術が発達した現代では当時のようにゆがんだガラスをつくることができません。機械化もされちゃってるし。

 あのガラス入れたいのになぁー。選択肢をせばめる技術開発は開発?