ひと口癖
語尾が気になる…
古市憲寿さんはそんなに突拍子もないことを言っているようには感じないのですがっ、ただ、やや鼻音に語尾をのばす話し方をされるので、それが気になって、内容が入ってこないです…。
「◯◯とか⤴、◯◯とか⤴、◯◯じゃないですか↷。」
古市さんと共演されていた長島一茂さんに感心しました。失礼ながらあまり賢い印象をもっていなかったものですから…すみません。想像以上に知的なんだぁ〜と思いました。
破裂音が気になる…
前々から発話で気になっていたのは釈由美子さん。「か行」と「た行」の破裂音、なかでも「き」の発音が気になっていたのですが、すこし前に拝見したとき劇的によくなっていました。疲れてくるとまだすこし顔を出しますが、努力されたのかな?それとも自然と?
治療法などの情報をもうすこし話していただいて、一般に認知してもらえればいじめなんかがすくなくなるとおもうのです。既往歴より克服経過の方が後身のためになるんじゃないかなぁ?なにをしたらいいかわかりませんものねぇ。
まわりも、とくに若い子は吃音って漢字も読めないしなんだかよくわからないと思うのですよ。無知が招いている悲劇の側面がすくなからずあるのではないでしょうか?
だが気になる…
岩井克人さんの『経済学の宇宙』。
個人的なエピソードや表現の仕方は違っても内容が重複するところがあり、経済に関するところを抽出して編集すれば、すくなく見積もっても3分の1ぐらいに圧縮でき(実際にそれに近いことをやってみました)、ふだんは個人的なエピソードをもりこんだ本は苦手(特にアメリカの科学者の本!発見者アピールの度が過ぎて鬱陶しい!自慢話を聞きたいのではなく思想を知りたいのにー。もうっイヤ!)で辟易するのですが、読みやすかったです。
岩井さん「愛妻家だな〜」って読みました。
だが、「だが」が気になるっ。
「だが」は私には強すぎる。
「だ」も「が」も母音が「ア」で短い語なので楔のように感じるんです。しかもその楔がけっこう多め。
「しかし」とか「ですが」ではダメだったのかな?はずみがつかない?流れが止められる。
旋律の美しい音楽で頻繁に顔を出すスタッカートのようで前にすすめないっ。「ウッ、ウッ、ウッ」とか「ガクッ」ってなる。
困ったことに最近ではめずらしく誤字脱字も2・3箇所だけにおさえられていたところもよかったです。
ページ数は多少おおめで一見、気後れしてしまうかもしれませんが、数式も出てきませんし、小難しいことをダラダラと書き連ねていないので読みやすかったですよ!
ここを経済学の入り口にすれば経済嫌いが減るんじゃないか…な。
はなしが気になる…
どの本だったか忘れてしまいましたが、川勝平太さんの銀本位制あたりの話しもよかったです。
でも、川勝さんのおっしゃる「富国有徳」がどうしてもみえてこない。
目指している理念はなんとなく「こうなんじゃないかな〜」と思うところはありますが、そこまでの道筋がいっこうにみえてこない。
さすがにその名も『富国有徳論』には書いてあるだろうと思ったのに…。
小渕さんも具体的な方策もってたのかな〜?
現在、川勝さんは静岡県知事です。
著書では日本を称揚していますが政策は大陸に向いているような…。
それだけ政治はむずかしいってこと?なのかな〜。